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『XF14mm F2.8』レビュー!超広角レンズとは思えない使い勝手の良いレンズ

2019年7月11日


わたしにとって富士フイルムのカメラはオールドレンズ専用機だったはず…。それなのに、いつのまにかXマウントのフジノンレンズが増えていき、今となってはすっかりマイクロフォーサーズマウントとXマウントのダブルマウント状態。

あ~、こんなはずじゃなかったのに~

あ~、でもどっちかに絞ることなんて出来ない~

そんな優柔不断物欲人間の元に、更に新しいレンズが仲間に加わりました。Xマウントの超広角単焦点レンズ、フジノンレンズ XF14mmF2.8 R(以下XF14mm)です。

 

XF14mmF2.8 Rを選んだわけ

ズバリ、出張時のお供のレンズが欲しかったから

少し前にもご紹介しましたが、わたしの出張用カメラとしてはPanasonicのGM1パナライカ15mmが鉄板の組み合わせ。

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出張のお共に最高な『LUMIX GM1』

Contents1 GM1はとてもちっこい2 出張で大活躍3 操作性はパナライカ15mmで補おう4 画質は十分でしょ?5 やっぱりカメラは持ち出さないと 収集癖のある人がカメラを好きになっちゃうと、つ ...

この組み合わせは小型・軽量という大きなメリットがあるんですが、もう少し広く写したい…と感じることも多いんです。出張では見知らぬ土地に行くことも多いですから、やっぱり風景写真って撮りたくなるじゃないですか?

じゃあ、小型軽量な超広角レンズを買おう!と考えても、マイクロフォーサーズではその選択肢はLAOWA 7.5mm F2 MFTM.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6くらい。

どちらも評価は高いんだけど、LAOWA 7.5mm F2 MFTはマニュアルフォーカス専用レンズの割に、M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6は少し古いモデルの割に、価格が高くてどうも踏み出せません…

そんなわたしの目に飛び込んできたのが、FUJIFILMのXF14mm

あまり人気がないのか中古品がそこそこ安価だったのと富士フイルムらしいカッコいい外観に胸をズッキュンされて、ろくに下調べをせずに即購入。

わたしにとって外観ってそれほど大切なことなんです。カメラを持ち出すモチベーションも上がりますしね。

 

XF14mmF2.8 Rってこんなレンズ

35mm換算21mmの超広角単焦点レンズ。

富士フイルム純正の単焦点レンズとしては最も広角に写せるレンズです。

35mm換算24mm以下を超広角レンズとするならば超広角レンズには間違いないけど、ズームレンズならもっと広角に写せるレンズが存在するので、とにかく広角!という人にはちょっと物足りない画角かも。

 

外観

カッコいい、マジで。

以上!

 

…と言いたいところですが、もう少し詳しく説明しますと、

  • ピントリング、マウントは金属性。
  • 他の部分は多分樹脂製だと思うけど、相変わらずFUJIFILMのレンズは質感が高くて正直材質の違いが分かりにくい。素敵。
  • レンズフードはXF18-55mmF2.8-4 R LM OISと共通で、口コミ通り安っぽいです。
  • 絞りリングはかなり緩い回し心地。すぐにズレます。クリック感はちゃんとあるけどね。

 

マニュアルフォーカスクラッチ

このレンズにはマニュアルフォーカスクラッチ機構がついています。マニュアルフォーカスクラッチ機構っていうのは、ピントリングをスライドさせることでオートフォーカス(AF)とマニュアルフォーカス(MF)を切り替える機構のこと。

ただのボタンでの切り替えとは違い、予め距離指標を合わせておくことが出来るのが大きのメリット。超広角レンズなんて無限遠で使うことが多いから、無限遠にセットしておくのが王道の使い方でしょうか?

本当に便利かどうかは置いといて、ガッチャンとスライドさせるギミック、距離指標メモリのメカメカしい感じ…なんともロマンたっぷりな機構。

むしろ、そのギミックを楽しんでみたくてこのレンズを選んだくらい!

 

あれ?クラッチ機構は微妙…?

そんなロマンたっぷりなマニュアルフォーカスクラッチ機構ですが、ぶっちゃけ微妙な感じ

というのも、オートフォーカスの位置ではピントリングはロックされて一切回すことが出来ないんです。

ということは、AF+MFモードが出来ない?と思いきや、AF+MFモード設定時はピントリングをMFの位置にすることでAF後のピント調整をすることが出来ます。
※AF+MFモードとは、AFでピントを合わせた後、ピントリングで微調整する機能のこと

しかしながら、このレンズのピントリングは物理的な回転範囲があるタイプなので、AF+MFモードでは自由自在にピントの調整が出来るわけではありません。これはAF+MFモードではピントリングの位置と実際にピント位置が合致していないことが原因で、例えば、もっと近くにピントを合わせたいと思ってピントリングを回してみても、これ以上回すことが出来ない!ってこともあるわけです。つまるとこと、すっげー使いにくいんです。

AF+MFモードを使う人には瞬時にMFに切り替えるという本来の機能も使えませんし、ぶっちゃけただ使いにくいだけの機構と言わざるを得ません。

ちなみに、同じマニュアルフォーカスクラッチ機構を採用するオリンパスのPROレンズ(M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROなど)では、AF位置とMF位置でピントリングの回転方式自体も切り替わるので、この点は見事に解決しています。AF位置では無限にピントリングを回すことが出来るけど、MF位置では物理的な回転範囲が発生するのです。

レンズの大きさが違うから単純な比較は出来ませんけど、オリンパスの造りの方が使い勝手がいいですね。

 

作例はこんな感じ

新しいレンズを購入すると、ほんとうにワクワクしますよね。早速GM1の代わりにいろんな場所に持ち出して気軽にパシャパシャ撮ってみました。

第一印象は、思ったよりも画角は広くないかな?って感じ。

ズームレンズでは35mm換算14mmとかがありますから、それらと比較すると換算21mmはどうしても少し狭く感じます。

 

しかしながら、iphoneなんかと比較するとやっぱり画角は広いです。iphoneとは明らかに違う写真が撮れます。そうそう、こういう写真が撮りたかったんだ〜!

 

単焦点レンズなのにF2.8ってどうなの?暗くない?って思ってたけど、ブレに強い画角ということもあって意外と手持ちでも夜景が撮れそうです。

この写真を撮った時もX-E3+XF14mmの手持ち撮影。完全に手振れ補正無しですが意外としっかり撮影出来ていて、ちょっとびっくり。

 

また、換算21mmという画角は超広角としては少し物足りないなぁ…って思っていたら、意外と何にでも使えることに気が付きました。

もっと広角な画角だとどうしても肉眼にはない不自然なパース(過剰な遠近感)がついてしまうので用途は限られがちですが、XF14mmではそのようなパースは全然目立ちません。お料理写真や日常スナップでも全然普通に使えます。

 

ただし、このような小さい生き物や、少し離れた人物にスポットを当てたような撮影は少し苦手。出来なくはないけど、かなり近付かないといけません。

 

まとめ

このレンズの特徴は”歪みが極めて少ない優秀な光学性能”とされているのを各種口コミで見かけます。

確かにそうなのかもしれませんが、そもそも収差などを気にしないわたしにはその優秀さがあまりよく分かりません。他の超広角レンズの使用経験も乏しいですし。

しかしながら、このレンズの使い勝手には驚かされました。

レンズ交換式カメラならではのダイナミックな広角写真を撮ることが出来つつも、お料理写真やスナップ写真もこなすことが出来る画角は絶妙。

今日は子供を撮るぞ!といった、明確な被写体が決まっている場合は不向きですが、なんとなく持ち出すにはぴったりなレンズかも。店内を広く写すことも得意なので、カフェ巡りのお供にもよいかもしれませんね。

おまけにそこそこコンパクトなので、これからはGM1+パナライカ15mmとX-E3+XF14mmのどちらを持ち出そうかかなり悩ましいことになりそう…

 

撮影したお写真をちょこっとづつ追加

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