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出張のお共に最高な『LUMIX GM1』


収集癖のある人がカメラを好きになっちゃうと、ついついカメラボディが増えてしまいますよね。

わたしも現在いくつかカメラを持っておりますが、メインのカメラであるLUMIX G9proは主にイベントや子供の撮影に、気軽に使えるFUJIFILM X-E3は毎日持ち出して日常のスナップ撮影やDIYの記録にと、それぞれ使い分けて使用しています。

その2台でだいたいは事足りているのですが、もう1台わたしが大切にしているカメラがあって、それはLUMIX GM1。少し古い機種だけど、主に出張時のお伴として大変便利なカメラなんです。

 

GM1はとてもちっこい

こちらがLUMIX GM1

2013年頃に発売されたカメラですので、進化の激しいデジタル家電としては少し古い機種となります。

GMシリーズは高級感を出しつつも、コンパクトさを追求するというコンセプトのシリーズ。このコンセプトは個人的には大好きなんですが、あまり受けが良くなかったせいかたった3モデルで終了した、少~し微妙なシリーズ

しかしながら、玉数が少ない為か、それともニッチなコンセプトが一部に受けているのか、今でも中古は意外と高値で取引されているみたい。特にファインダーを装備した上位機種のGM5は全然値段が落ちませんよねー。

 

このGM1はご覧の通りX-E3と比較しても1周り以上小さいので、本当に持ち運びが便利。レンズを選べばそれこそコンデジ感覚で持ち出すことが可能です。一方でその小ささゆえに操作性の悪さという問題も抱えている点は注意が必要。

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出張で大活躍

操作性はちょっとアレだけど、それでもそのコンパクトさが最大限に活きるのが出張時。

わたしはお仕事の都合でいろんな場所に行くことがあるのですが、そうなるとやっぱりカメラは持っていきたいんですよね。仕事のついでではありますが普段行かない場所に行くというのは、思いがけない風景と出会ったり、家族と共有したいものと出会えることが多いからです。

しかしながら、出張ってただでさえ荷物が多い上に、それを収納するビジネスバッグは機能性がイマイチであまり物が入らないのが困ったところ。そんな状態でカメラを持っていくのはかなり大変です。

そんな時にGM1の小ささはかなり魅力的なんです。レンズを外しておけば大抵の場所に収まりますし、レンズ自体もm4/3規格のお陰で軽量・コンパクトで助かります。

 

操作性はパナライカ15mmで補おう

GM1の最大の弱点は小型であるが故の操作性の悪さ。ダイヤルは薄くて掴みにくいし、ボタンのイチイチ小さいです。何よりも、絞りやシャッタースピードを調整する為のコマンドダイヤルの操作性も劣悪。

しかしながら、これらの弱点は絞りリングのついたパナライカ15mmを使用することでかなり改善できます。サイズ感もGM1にベストマッチ。

パナライカ15mmはスナップ写真に最適な画角でとても使いやすいことに加え、F値をレンズ側で操作できるので劣悪なコマンドダイヤルを操作する必要が無くなります。もちろん、絞りリングを使う為に撮影モードは絞り優先モードにしておきましょう。

パナライカ15mmはG8やG9proのような大柄のボディよりも、こういう小さいボディでこそより強みが活きるレンズですね。

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なお、GM1のコンパクトをより活かすのであれば、

  • LUMIX G VARIO 12-32mm / F3.5-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S.
  • LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm / F3.5-5.6 ASPH. / POWER O.I.S.
  • LUMIX G 14mm / F2.5 II ASPH.
  • LUMIX G 20mm / F1.7 II ASPH.

といったパンケーキレンズも良いでしょう。

わたしはパナライカ15mmとズームレンズのLUMIX G X VARIO PZ 14-42mm / F3.5-5.6 ASPH. / POWER O.I.S.を持ち出すことが多いです。ニコン1のように軽量・コンパクトなカメラは他にもありますが、パンケーキレンズがここまで充実しているのはPanasonicならではの強みの1つじゃないでしょうか?

 

画質は十分でしょ?

GM1のセンサーサイズはもちろんm4/3。画素数は1684万。最近のカメラを比較するとスペック上は少し物足りないように感じる人もいるかもしれませんが、わたしにとっては十分すぎるほどのお写真が撮れます。なによりも、カメラを持ち出さないとそもそも写真は撮れませんからね。

シャッター音もパチリという可愛い音が僅かにするだけなので、飲食店でも使いやすいです。

さっと取り出せて、さっと撮影出来るのはとても便利。

気になったものや風景をパッと撮影することが出来ます。威圧感のない外観なので、街中でも取り出しやすいですね

銀座を歩いていたらなんとLUMIXのショールームがあって、しかもその向かいにはライカの店舗が!

ライカの店内を覗こう…と思ったら、とてもじゃないけどぶらりと立ち入れる雰囲気ではなかったです。流石、銀座。流石、ライカ。ライカのカメラが欲しい訳じゃないけど、堂々と見に行けるくらいの経済力があればいいなぁ。うん、お仕事頑張りましょう。

そうそう、LUMIXのショールームは今年出来たばっかのようですね。もっとゆっくり見たかったけど、今回は時間が無かったので少しで我慢。

 

やっぱりカメラは持ち出さないと

というわけで、改めてのGM1の紹介でした。

カメラは持ち出さないと写真は撮れません。そして、出張というのは見知らぬ土地に出かける絶好のチャンスなので、どれだけ荷物が多くてもやっぱりカメラは持っていきたいところ。そのような用途にこのGM1は本当にぴったり。

m4/3の強みの一つは間違いなくレンズも小型・軽量な点なので、G9proのような機種もいいのですが、こういう小型の機種ももっと出してくれないかな~とついつい期待しちゃいます。

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