田舎生活

田んぼのある風景は美しい


わたしは一般的に都会とされている地域から、一般的に田舎と呼ばれている地域に仕事の都合で移住してきたのですが、こののどかな生活が合っていたらしく、毎日本当に快適に生活しています。

都会ではとても考えられないくらい土地が安いし、通勤は車でストレスフリーだし、何よりも景色がとても綺麗!え?買い物?そんなものはネットショッピングで解決!

仕事で大変なことがあっても、綺麗な景色を見ながら快適に車を走らせれば一気に気分をリフレッシュさせることが出来ます。バイクなら、もっと気持ちいい!

そんな快適な田舎ライフですが、田んぼに水が入った今の季節は特に綺麗なんです。本日はわたしが大好きな田んぼのある風景を、皆様にも是非ご紹介させて頂きたいと思います。

 

春は一面の蓮華畑

田んぼのある風景と言いつつ、いきなりの花畑ですいません。でも、これも田んぼの風景なのです。

春の季節には田んぼの地力回復の為、このように田んぼに蓮華(れんげ)を植えることがあるようです。

わたしはこれまで蓮華なんて中華のスプーンくらいしか知りませんでしたが、植物の名前でもあるのですね。ゲンゲ・レンゲソウと呼ぶことも。地力回復に効果があるとされるマメ科の植物です。

蓮華の花が田んぼ一面に咲き誇る風景はまさに圧巻。初めて見たわたしはものすごくびっくりしたものですが、この風景が子供の頃から当たり前の地元の人にとっては、そんなことでびっくりするわたしにびっくりしたそうです。

この写真を撮影したのは4月末頃なのですが、その時期は新型コロナウイルスで世の中大騒ぎ。自粛期間の間、我が家の子供は毎日のようにこの蓮華畑の中を走り回っていました。なんて贅沢な経験なんだ…。

蓮華の花もすっかり枯れた頃になると、今度はトラクターで蓮華ごと田んぼを耕す光景が見られます。

トラクターで耕すおじさんの後ろを、サギなどの野鳥が追っかける光景はお約束。掘り返された土の中から出てくるミミズでも狙っているんでしょうか?どこからともなくあちこちにこういった野鳥が現れます。

 

6月になると田んぼに水が入って超綺麗!

6月になると、いよいよ田んぼに水が入ります。田植えの時期は地域によって結構異なるみたいだけど、わたしの住んでいる地域はやや遅めのようです。

田んぼに水が入るとカエルの鳴き声が一晩中聞こえるようになります。五月蠅いって感じる人もおられるようですが、わたしはとっても大好き。

そして田植えも行われました。わたしは田んぼを持っていないのでその大変さを全然理解できていないんでしょうが、この時期になると周りの人たちは家族総出で田んぼのお世話をされています。とっても大変そう!

田植え直後の田んぼは当然まだ苗が小さいので、周りの景色が綺麗に田んぼに写り込みます。この景色がとっても綺麗!わたしは1年でこの時期が一番好き!

超広角レンズを使うとダイナミックなお写真が撮影出来てとっても便利。この写真と、これから先の5枚はXマウントの超広角レンズ、XF14mm F2.8 Rで撮影しました。このレンズ、コンパクトでとてもお気に入りなんだけど、絞っても光芒があまり綺麗に出ないことだけが悩みの種なんですよね…。

 

田んぼはいろなん生き物の住みか

田んぼにはいろんな生き物が住んでいます。

田んぼに水が張られるまでの季節は一体どこにいたんだ!?って思う程、本当にたくさんの生き物がいます。子供たちも毎日夢中で生き物を追っかけています。贅沢な体験だなぁ。

田んぼの生き物の代表格と言えば、やはりカエル達。毎日夜になるとゲコゲコ賑やかに鳴いています。

普段は田んぼの横の草むらが定位置のようですが、頻繁に我が家にもやってきます。アジサイの葉っぱの上や、シマトネリコの上がお気に入り様子。たまにこうやってウッドデッキの上に佇んでいることも。

田んぼには多くの生き物がいますが、最も数が多いのはおそらくこのジャンボタニシ(通称)。日本中で問題となっている外来種で、スクミリンゴガイというのが本当の名前。決してタニシの仲間ではないそうです。

若い稲を食い荒らす上に繫殖力が高くてどんどん増える困ったやつなのですが、こいつは本当に大量にいます。びっくりするくらい、います。元々は食用として持ち込まれたので一応食べることは出来るそうですが…。

 

田んぼは綺麗だ!

というわけで、本日は全くとりとめのない文章となってしまいましたが、とにかく田んぼのある風景は綺麗だ!ってことをお伝えしたかったのです。

特に今の時期の夕暮れ時は、本当にうっとりするような美しさ。残念なのは梅雨の時期なのでこの光景を見ることができる日があまり多くないということでしょうか…。

夏には夏の、秋には秋のまた良さがありますので、また写真が溜まったら引き続きご紹介させて頂きたいと思います。

 

追記;7月以降の景色はこちら

随分時間が空いてしまいましたが、7月以降の景色はこちらの投稿でご紹介させていただいています。

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