DIY作業日記(お庭) 田舎生活

お金が無くても土地を入手したら境界部への塀の設置は真っ先にやっておくべき

2021年11月7日


あまりに昔のことすぎて覚えていない・知らない人の方が圧倒的に多いと思うんですが、実はわたくし、家の裏にDIYでサイクルポート(自転車小屋)を作ろうと計画し、実際に作業にも取り掛かっていたんです。

しかしながらこの作業は”とある事情”により長いこと中断せざるを得ない状況だったのです。

本日はそんな”とある事情”である、”隣の土地との境界問題”についてご紹介します。

塀やフェンスを設置するのには予想以上の費用が掛かりますが、例え金銭的に厳しくても、土地を入手したら境界部への塀の設置は真っ先にやっておくべきです。絶対、その方がいい!

 

曖昧だった隣の土地との境界

わたしが住んでいる土地は元々農地。農地なもんだから隣の土地との境界が曖昧で、なんなら隣の土地の建造物が一部明らかにこちらの土地にはみだしているくらいの状態だったんです。

これがお庭造りを始めた当初の状態。画像の左側がお隣さんとの境界部なんですが、ご覧のとおり適当にでっかい石を並べただけの超適当な感じでした。ちなみに、このでっかい石も実はわたしが購入した土地の方に若干ですがはみ出している有り様。

元々の地主さんがおおらかな方だったことと、仲の良いご近所同士だったことからこんな状態でも全く気にしていなかった様子。そもそも農地の境界なんて、はっきりさせている方がずっと珍しいですからね。こんな状況はきっとどこにでもあることでしょう。

もちろんわたしもこのことは十分承知していましたし、その内ちゃんとするねーってお隣さんとお話もしていたので、その時は全く問題視していませんでした。ですので今回のお話においてお隣さんには全く問題点はなかったことを、最初に断っておきます。

 

サイクルポートの基礎が作れない!

境界線が曖昧なままサイクルポートを作ろうとレンガタイルを敷き始めたわけなんですが、こうやってレンガタイルを敷いている段階では特に問題無かったんです。しかしながら、屋根を支える支柱の基礎を作る時に気が付いてしまったんです。

あれ?これ、支柱の基礎が作れないじゃないか…と。

というのも、先程ご紹介したとおり現状お隣の敷地との境界は曖昧な状態であり、塀やフェンスといった正確な境界となる構造物はなにもありません。将来的には境界となる塀やフェンスは絶対欲しいんだけど、それらを作る際には思っている以上に深く、そして広く地面を掘らなければなりません。

ところが、今回考えているサイクルポートはなるべく敷地の隅っこに作りたかったんです。なのでサイクルポートの基礎作業を先にやっちゃうと、後々塀やフェンスを作る際の掘削作業のためにせっかく作ったサイクルポートを壊す羽目になっちゃうことに気が付いてしまったんです。

なので、境界となる塀もしくはフェンス ⇒ サイクルポートの基礎 の順に施工しなくてはなりません。

しかしながら、お隣さんの建物の都合もあってどうしてもすぐには境界部の工事ができなかったのです。その為、わたしのサイクルポートの製作作業も中断せざるを得なかったってわけ。決して、飽きて放置していたわけじゃないよ!

 

境界線の取り決めは測量事務所にお任せ

そんなわけでサイクルポートの建設は2年くらい中断していたんですが、それも最近ようやく解決致しました。…わたしはなにもやっていないけど。

どいうことかというと、お隣さんが境界の整理をされ、そして境界線となるブロック塀を設置されたのです。このブロック塀ですが、お互いの境界線を跨ぐ感じでど真ん中設置するパターンお互いが境界線から多少の余裕をみてそれぞれの敷地内に設置するパターンなどいろいろあって、なにかとモメやすいポイントのようです。誰だって自分の土地を広くしたいですもんね。

 

モメやすいポイントだけに、例え仲のよい間柄でも境界線の取り決めはきっちりとやっておく必要があります。

といっても、これに関しても今回わたしはなんにもやっておりません。お隣さんが測量事務所の方に依頼を行い、その測量結果から両者立ち合いの元で境界線の決定を行いました。お隣さんは所謂地主さんであり、土地の売買やこういった手続きにすっかり慣れておられる様子。こういった作業は土地家屋調査士という資格をもった方がされるようですが、わたしはそんな国家資格があることすら知りませんでした(弁護士と同じく8士業の一つなんだとか…)。

道路なんかでもよく見かけるこの矢印の入ったプレートは、土地の境界線などを示す印だったんですね。

 

サイクルポートの作業再開!…の前に

というわけで2年もの歳月を経て、サイクルポート建設中断の原因となっていたお隣との境界問題はようやく解決(申し訳ないことに、わたしはなにもしていないけど)。

それじゃあ、早速サイクルポートの製作を再開!

…といいたいところなんだけど、その前にまずはやらなければならないことがあります。

それはブロック塀を設置する為に掘削した部分の埋め戻し。

お隣さんが埋めておこうかー?と提案してくれましたが、これは丁重にお断り。今回ずっとお世話になりっぱなしなので、これ以上お世話になるのは流石に申し訳なさすぎます。

 

境界線はコンクリートブロックを2段積みしたものなので、基礎も結構コンパクト。それでも基礎工事ではショベルカーでがっつりと掘削されていました。幅は80cm、深さは40cmくらいでしょうか。それくらいの穴なら手でも掘れるんじゃね?って思われる方もおられるかもしれませんが、石がゴロゴロ混じっている地面を手作業で掘るのは予想以上に重労働。ましてやそこそこ距離もある塀の基礎なんて、DIYで挑戦するのはかなりの気合と体力が必要でしょう。というか、無謀です。穴掘りを舐めてはいけません。

 

掘るのは無茶苦茶大変でも、埋め戻すのはDIYでも余裕なはず。

埋め戻しに使用する土ですが、これにはこれまでのお庭のDIYで生じた残土や石を流用します。いつか境界部を整地することになるのは以前から分かっていたので、これまで捨てずに置いておいたんですよね。残土処分って思っている以上に高額ですから、残土処分の費用をケチりつつ、なおかつ埋め戻しの土を用意しなくていいという画期的な計画だったのです。

 

その代償として、最も古いもので8年間ほどこのようにお庭の片隅に放置しており、見た目は最悪だったんですけどね。画像は一番綺麗なものです。酷いものは汚な過ぎて掲載するのもはばかれます。

表面にコケは生えまくり、土嚢の間はナメクジやカタツムリ・キノコ類の温床となり、更には紫外線による劣化で土嚢が勝手に破れたりするんですから。でも、そのみすぼらしい土嚢がついに活躍する時が来たんだ!

 

長いこと温存していた石や砂と使って埋め戻したら、しっかりと押し固めます。DIYを始めた当初は地面を押し固めることの必要性なんてピクリとも感じていなかったけど、いやいや、地面を押し固めることは超重要ですよ。土って思っている以上に空気を含んでいるようで、押し固めるのをするのとしないのとでは感覚的には体積が倍くらい違うように思います。しっかりと押し固めておかないと、簡単に地盤沈下を起こしてしまうってわけ。

 

穴を掘ることに比べるとそりゃ無茶苦茶楽勝な作業ですが、それでも大量の土を入れ、それをしっかりと押し固めていくのは結構骨の折れる作業です。この週末は結構暖かかったから、Tシャツでも汗だくになりながらの作業でした。

 

しっかりと地面を押し固めたら、周囲に合わせて砕石を敷き詰めたら埋め戻し作業も完了です。この場所は家の裏側で陽当りも悪いので現状は無難で安価な砕石仕上げなんですが、その内日陰を好む植物なんかと植えて華やかにしていきたいと考えています。

 

これでようやくサイクルポート製作作業を再開できますね。繰り返しますが、今回わたしは本当になにもしておりません。自分の土地を埋め戻しただけ。お隣さんには本当に申し訳ないです。

 

土地の境界部には最初に塀を設置した方が絶対いい

というわけで、今回はサイクルポート製作を中断していた原因であるお隣の土地との境界線問題と、境界部の埋め戻し作業についてご紹介しました。

分譲地なんかだと土地の境界部は最初っからブロック塀やフェンスで区切られていることが圧倒的に多いと思いますが、農地転用のような分譲ではない土地では、塀やフェンスの設置は建主に委ねられることなります。ところがですね、塀やフェンスって意外とむっちゃ高いんですよね。だから必須じゃない部分はついつい省略したくなってしまいます。

しかしながら、わたしがこの件で強く感じたのは、境界部への塀の設置は土地を入手して真っ先にやっておくべきだったな、ということ。必須じゃない部分なんてありません。

家を建てるときならハウスメーカーや外構屋さんが境界線を調べてきっちりと塀やフェンスを作ってくれますが、それを後からやろうとすると自分で測量事務所さんに依頼して、お隣さんに立ち会いをお願いして、更に塀やフェンスを立てるとなるとお隣さんの土地まで掘り返すことになります。仲が良かったとしてもかなりの手間をお願いすることになるし、仲が良くなかったらと思うと…ねぇ?想像するだけで最悪です。

というわけで、わたしの場合はある程度仕方の無い事情があったんですが、そういった事情が無いのならば、土地の境界の取り決めと塀やフェンスの設置は絶対に最初にやっておきましょう。確かにお金はかかりますが、それは後からやっても一緒!むしろ後からの方がもっとかかるかも!?

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