田舎生活

田んぼのある風景は美しい(その2)

2021年3月28日


わたしが住んでいる地域はいわゆる”田舎”

田舎といっても自家用車があれば日常生活を送る分には全く不自由はないというくらいのライトな田舎なので、田舎というよりも地方都市といった方が近いかも。いや、やっぱりどう考えても都市じゃないや。軽めの田舎です。

わたしは仕事の都合で他の地域から移住してきた人間なのですが、完全車社会の田舎暮らしが性に合っていたみたいで、日々なんらストレス無く暮らすことができています。土地も安くて住宅が密室していないから、お庭作りやDIYも思う存分楽しめるしね。会社から次転勤の辞令が下されたら、勇気を出して断っちゃいたいくらい快適。

そんな田舎暮らしですが、家の玄関を開けた瞬間から、どこに出掛けるにしても必ず目にするのがあたり一面に広がるたくさんの田んぼ。農家じゃないからお気楽な意見だとは思うけど、わたしはこの田んぼの風景が大好き。

半年ほど前に春から初夏頃にかけての田んぼの風景をご紹介させていただきましたが、本日はその続き。わたしが日々の通勤の途中などに気ままに撮り溜めた、夏から冬にかけての田んぼの様子をご紹介します。身近に田んぼがあるって、いいよ!

 

夏は日没時がとくに綺麗

6月くらいまでは田んぼの稲もまだまだ小さくて稲よりも水田の水の方が目立っていたんですが、7月を過ぎると稲もすっかり大きくなってきて水よりも稲の方が目立つようになってきます。夜なんかはカエルがゲコゲコ鳴いていてうるさいんですが、わたしはそんなゲコゲコ音が大好きです。都会だと、窓を開けても聞こえてくるのは高速道路とか幹線道路を通過する車の音ばっかでしょ?そんな音よりゲコゲコ音の方が絶対いいでって。こんな感じて天気がいい日だと、ついつい通勤途中にiphoneやその時持ってるカメラでサッと撮影してしまいます。

 

そして、夏の田んぼの景色といえば夕焼け。夏はとにかく日没時の夕日が綺麗なのですが、田んぼと組み合わされると本当にノスタルジックな雰囲気で毎日が新海誠監督チックな景色で素敵です。ちなみに、ノスタルジックって”古きよき昔の過去や自然を思い出させる”って意味らしいけど、もちろんこの景色は現役バリバリの21世紀ですので、ノスタルジックもへったくれもありません。

 

この頃はお遊びで購入したパナライカ100-400mmでいろいろと撮影していました。35mm換算800mmの焦点距離ともなると、夕日がこんなドアップで撮影できるのですね。Exテレコンを使えば手持ちで35mm換算1,600mmも可能!しかも光学ファインダーじゃないからお目めを傷めません。太陽をドアップで撮ってなんの意味があるのかは置いておいて。

 

ただ、その焦点距離の凄まじさと引き換えに、解像度はかなりイマイチな印象を受けました。手振れしているのか、ピント面が薄くて合っていないのか…。こちらは田んぼの常連のサギ類。超望遠レンズはこいつらを撮影したくて購入したのですが、いやはや、鳥撮りってむっちゃ難しいですね。思っていた以上に近付かないと綺麗に撮影なんてできません。ところで、この田んぼの周りでよく見かけるサギ類なのですが、意外なことに農家さんからすると害獣なのだとか。

 

暑さが厳しくなるにつれ、稲はどんどんどんどん大きくなっていきます。歳を重ねるごとに夏の暑さが本当に堪えるようになってきますが、そんな暑い日でもこの稲が風でサーっと揺らめく瞬間はなかなか涼しげで風情があります。涼しい気分になれるのは一瞬だけだけど。

 

先程のとこの2枚の写真は富士フイルムで撮影。パナソニックのカメラは比較的現実に忠実な色になるような気がしますが、富士フイルムは標準的な設定でも結構派手派手な色調になる印象。こういう生命力あふれる植物を撮影するならば富士フイルムの方がわたしは好みです(AF性能はアレだけど)。

 

9月になると稲穂が色づいてくる

9月になると田んぼには稲穂が目立つようになってきます。まだまだ葉っぱや茎の緑色の方が目立っているけど、ピシーっと背丈が揃った稲穂が田んぼにみっちりと詰まっている感じは気持ちが良いですよね。最近ではジャンボタニシなどの厄介者をそこら中でみかけますが、こんなに美しい田んぼを作るのはとても大変なのでしょう。

 

天気の良い日なんかに田んぼを眺めながらちゃりんこ通勤していると、大変気持ちが良いです。コロナ禍になってからクロスバイクやロードバイク通勤が都市部では流行っているそうですが、田舎だと信号も歩道の段差も極端に少ないから、都市部よりもずっと快適じゃないですかね?でも車社会だから、そんな人はまず見かけません。自転車通勤している人の95%くらいは外国からこられた技能実習生っぽい人たちです。

 

ちゃりんこに乗っている時にサギなどの鳥を見つけると、鞄からさっとパナライカ100-400mmを組みわせたG9PROを取り出し、一生懸命鳥を追いかけるのです。昨年はそこそこ積極的にこのセットを持ち出して練習したんですが、いやはや、全然上達した気がしませんよ。

 

うまく撮れた!と思ったら反対向いて飛んでっちゃうし。でも、改めて見ると特にアオサギって無茶苦茶大きい鳥ですよね。不意にすぐ目の前で遭遇すると結構焦ります。

 

10月になると田んぼが金色に

わたしが住んでいる地域では10月は稲刈りのシーズン。5月頃からわたくしを楽しませてくれていた田んぼも、もうすぐでお終いです。稲穂も大きくなり、葉っぱも緑色も少し大人しくなってきたこともあってすっかり田んぼは金色に。

 

近付くと金色っていうよりかは白っぽいんだけどね。光の当たり具合のせいなのか、それとも葉っぱとの相乗効果なのか、不思議なもんです。

 

田んぼの周りにはやたらと彼岸花が咲きますが、金色の田んぼと真っ赤な彼岸場のコントラストはとても綺麗です。この地域の子供たちには”彼岸花を持ち帰ると家が火事になる”という恐ろしい信仰があるようで、本気で彼岸花を恐れています。真偽のほどはおいておくとして、彼岸花ってほんとうに独特のオーラがありますよね。存在感がすごい。

 

近寄ってまじまじと見ると、繊細な造形をしていることが分かります。この見事な花を楽しめる時期はとても短く、満開時期と、天気と、カメラを持って散歩する余裕の3要素が合致しないとこんな感じで写真を撮ることがなかなかできません。

 

ちょうど彼岸花が咲く時期に、少しづつ稲刈りが始まるようです。農家の皆様はこの時期は本当に忙しそうで、親族総出で作業にあたられているようです。

 

稲刈り後はちょっと寂しいけど

というわけでわたしが住んでいる地域では5月頃から10月末頃までが田んぼの季節なのですが、その時期は日々変わっていく田んぼの様子をみるのがとても楽しく、日々の通勤時のわたしの楽しみだったりします。なので稲刈り後は少し寂しいのですが、もちろん田んぼは見るための場所じゃなくてお米を作るための場所ですからね。ましてやわたしは一切無関係ですし。

 

ただ、稲刈りが終わったあとでも稲は健気に新芽を伸ばしてくるんですよね。この生命力は結構凄まじく、普通に冬でもこの葉っぱは残っています。まぁ、その内バーナーで焼かれちゃうんだけど…。

 

そして稲刈り後のわたし的おもしろ風景が、これ。これは脱穀したコメを籾すり(もみすり)して発生した大量の籾殻(もみがら)、だと思う。たぶん。

たくさんの田んぼを持っておられる農家さんなんかだと、自宅の敷地内にある籾すり機で籾すり作業をされている様子。そしてその作業で発生した籾殻を空いている適当な場所にこのように集積するのです。まさに、山。

こんな大量の籾どうすんの?って思ってみていると、

こんな感じで畑に撒いて使うようです。ただ、籾は栄養分が乏しいので、これは肥料ではなくマルチング資材として使っているみたい。土の表面を覆うことで保温・保湿などの効果を得るやつですね。イチゴ栽培などでは藁をマルチング資材として使用することが多いですが、こちらの籾の方が隙間なく敷き詰めるのが簡単そうなので、わたしも是非今後試してみたいですね。

 

田んぼのある風景って素敵

そんなわけで、前回の投稿と今回の投稿とで、春先から晩秋までの田んぼの風景を紹介させていただきました。

田んぼのある風景って素敵ですよ。イネ科の花粉症がある方には地獄のような場所かもしれないけど、この風景のお陰でわたしは仕事で嫌なことがあってもそれなりに気持ちを落ち着かせて帰宅することができているのです。願わくば、転勤で都会に飛ばされないことを祈るばかりです…。

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