お庭造りの材料

支柱用の角材って高価!!そんなときは安価な荒材・未乾燥材という選択肢もあるよ

2022年4月27日


全然作業は進んでいませんが、サイクルポート(自転車小屋)ガーデニング用品を収納する為の物置の2つをDIYで製作するのが今年のわたしの目標。

天気に恵まれなかったり、子どものイベントだったりでなかなか思うように作業時間をとることができませんが、今週末からのGWはきっと作業を進めることができるはず。…天気予報はちょっと怪しいけど。

そんなGWでの作業に向けてこれまでいろんな材料を手配してきたのですが、それらの材料の中でサイクルポートの支柱となる75mm角の角材の手配には苦労させられました。これが手に入らないことには作業に取り掛かれないほど重要な木材なんですが、もう、全然手に入らないんです。

その問題の打開策として今回わたしが手を出しのが杉の荒材(未乾燥材)

わたしはこれまで荒材というものを知らなかったんですが、これは用途によってはかなりいい選択肢かも。メリットは安さだけですが、その安さはめちゃくちゃ魅力的。安いは正義!

というわけで、本日は安価な荒材のご紹介です。

今回紹介するアイテム

商品名:杉の荒材(未乾燥材)

メーカー: -

購入価格:1本2,000円弱

結論:表面の鋸目の処理は大変だけど、価格の安さはとても魅力的。表面を削る道具さえあればよい選択肢かも

 

75mm角の木材が全然売っていない件

いつもなら屋外で使う木材は、床材ならとにかく丈夫なウリン、角材なら安価でそこそこ丈夫なサイプレス、高い場所なら軽量なウエスタンレッドシダーと決めているんですが、今回はそれらの木材が使えないという問題に直面しています。

理由はこいつ。今回サイクルポート製作で使用している75mm角用の支柱金具のせい。

普段ウッドデッキでは支柱に90mm角の木材を使っています。90mm角は重たいし高価だけど、そのかわり強度は抜群。しかしながら今回製作するサイクルポートの屋根の支柱に使用するにはどう考えてもオーバースペックに感じたのと、あまり柱を太くすると圧迫感が増えてしまうのが気になって、今回は75mm角の支柱にしようと思い立ったわけです。

そんなわけでこの75mm角用の支柱金具を選んで設置したまでは良かったんですが、

肝心の75mm角の木材が全然売っていない。

という致命的な問題に直面したのです。金具が売ってるんだから、そこに嵌める木材なんてそこらへんで入手できると思うじゃないですか?ところがそれがなかなか売っていないんですよねー。できればサイプレス、妥協してウエスタンレッドシダー…それでもないなら、えーい杉でもいいか!?と思っていたんですが、杉ですらネットではあまり売っていません。

もちろん大規模なホームセンターなら75mm角の杉や檜を置いている店舗もありましたが、遠方から3mもの長さの木材を持ち帰るのはあまりにもだるすぎます…。

 

ネットで見つけた杉の荒材

荒材とは?

お目当ての種類の木材で75mm角の材料が見つからなくて困っていたわたしが見つけたのが、こちらの杉の荒材未乾燥材って名前で売られていることもあるこの木材、わたしは今回初めて知りました。

DIYで使うような木材の多くは、丸太から切り出された後、しっかり乾燥され、そして機械で規格寸法に綺麗に削られてから店頭に並んでいます。

それに対して荒材は丸太から切り出しただけの状態の木材のことです。つまり、表面処理はおろか、乾燥もされていない木材ということ。だから未乾燥材とも呼ばれているんですね。

乾燥されてない木材か~そりゃ安くて当たり前だよな~…と最初は微妙な気持ちになったんですが、圧倒的な安さに釣られてポチっと注文。

商品説明には”通常は屋外向きになりますので、屋内で使用される際はご注意ください。”と書いてあったから、屋外での使用は問題無いっぽいしね。

あとあと考えると、屋内での使用にはとても耐えられない品質のものだけど、屋外ならまだ我慢できるかも?というニュアンスにもとれなくもない説明文なのですが、ポチッた後なのでそんな後ろ向きなことを考えてはいきません。素人らしく、とりあえず実際に使ってみて感覚的に使えるものなのかどうか判断してみましょう。

 

荒材はこんな状態です

というわけで、こちらが届いた75mm角の杉の荒材。いつも購入するハードウッドはほぼ梱包ゼロに対し、今回はなんとプチプチで梱包されてきました。こんなのは初めての経験です。プチプチって梱包資材としてはけっこう高価ですから、この業者さんはかなり太っ腹。

 

ところがこのプチプチが結構曲者で、届いた木材をお庭に半日ほど放置しているといつの間にかプチプチの中が水分まみれになっているじゃないですか!?

荒材は乾燥させていない木材と先程紹介しましたが、天気のいい日に放置しているだけでこんだけ水分が蒸発してくるくらい水分リッチな状態なのです。流石にこれにはかなりびっくり。木材ってこんなに水分を含んでいるんですね。

 

プチプチを剥がすと、もうこんな感じでびっしょびしょ。

 

びっしょびしょ問題はひとまず置いておいて、さて、こちらが今回のテーマである杉の荒材です。

 

ご覧のとおり、木材の表面には切り出した時についたと思われる鋸目(のこ目)が大きく残っています。通常の木材だとこの鋸目は乾燥させた後のプレーナー(かんな)加工で削り取られる部分なのでしょうが、そういった工程のない荒材ではしっかりと残っています。思っていたよりも鋸目は大きいので、これはなんとかしないとかなり目立ちますねー。

 

切りっ放しなので角部はめちゃくちゃ尖がってますし、さらにこのようなささくれも結構ありました。どんな場所で使うにせよ、角部はある程度滑らかに削る必要があります。

 

今回はお試して6本購入したんですが、色目は結構バラバラ。屋外で使うので塗装が前提ですからわたしは色味が違っても全然気にしないのですが、塗装しない人にとっては色味の違いは結構気になるかもしれません。杉は中心部と外周部で全然色味が違いますから、気になる人はホームセンターで自分の目でしっかり選んだ方がよいでしょう。

 

荒材の加工方法

なにはともあれ乾燥させましょう

荒材は安価なんですが、その代わりに表面には鋸目が盛大に残っているし、角は尖がっていてしかもささくれているし、とてもではないですがそのままでは使えません。でも真っ先に問題となるのが、梱包材のプチプチがびちょびちょになるくらい大量に含まれている水分の多さ。水分が多い木材は加工がしにくいし、後々割れが発生したりするので、まずはこの水分をなんとかしないといけません。

そうはいっても木材を乾燥させる設備なんて一般人の家庭にあるわけもないので、とりあえず倉庫内で1か月ほど放置させておきました。たまに天気のいい日に外に出して天日干しする程度。

人工乾燥木材の水分が何パーセントくらいで、この荒材の水分がどの程度なのか?(両者の差はどの程度?)

といった情報や、

木材は空気中の水分を吸ったり吐いたりを繰り返すと言われているけど、屋外で使用されている木材が雨の日に何パーセントくらいまで水分が上がるのか?

といった情報があればどの程度乾燥させればいいかも分かるんだろうけど、素人のわたしにはそもそも水分値を測定する術すらありません。木材を軽く削ってみて、感覚的に乾燥したっぽい?と感じるくらいまで放っておきました。

 

表面のこ目や角部の処理は必須

木材がある程度乾燥したかな?と感じたら、いよいよ荒材を綺麗に加工していきましょう。

そのままだと長くてとりまわしが悪いので、最初にするのは長さ方向のカット。

 

角材は丸のこで一発では切れないことがほとんどなのですが、スライド丸ノコを使うようになってからこのようなカットもだいぶ綺麗にできるようになりました。3回に分けて切っていますが、ご覧のとおり段差などもできていません。技術のない我々素人こそ、便利な道具を使うべきですね。スライド丸ノコは本当に便利です。

 

角部の処理も、表面の鋸目の処理も、かんな掛けをすればサッと綺麗にすることができます。かんなって技術を要する難しい道具であることは間違いありませんし、それなのに使用頻度も多くないのでなかなか上達もしません。しかしながら上手く削れさえすれば、削るスピードはサンダーよりもはるかに早いです。

 

でも残念ながらわたしのかんな技術ではどうしても節周りは綺麗に削ることができませんでした。木材がささくれしまったり、節の硬さで刃が止まってしまったりするのです。荒材に限らず杉は節が多い木材なので、こういことはかなりの頻度で起こってしまいます。そういう場合は潔くサンダーで処理。サンダーは時間もかかりますし、削った部分も細かく毛羽立ってしまうみたいですが、誰でも綺麗に削れる便利な道具です。

 

杉なので塗装もしっかりと

しっかり乾燥させ、表面も綺麗に削ってやればあとは普通の木材のように使える状態なのですが、今回は屋外で使用する予定なのでしっかりと木材保護用の塗装をしてやりましょう。

今回はとにかく耐久性を上げたいので、浸透性の下塗り用塗料で1回下塗りした後に、上塗り用塗料を2回重ね塗りしました。これまでウエスタンレッドシダーは何度も屋外で使ったことがありますが、杉を屋外で使うのはこれが初めて。しっかりと保護塗装を施した杉が、どの程度耐久性があるのか今後10年ほど様子をみたいと思います。

 

荒材は手間が掛かるけど、圧倒的な安さは大きなメリット

というわけで、本日は杉の荒材(未乾燥材)のご紹介でした。

荒材は単に切り出しただけの木材ですので、今回ご紹介した角材の他、野地板として販売されている板状の木材もあります。いずれも非常に安価なのが大きなメリットですね。特に角材はまともに購入すると結構いいお値段がすることが多いので、今回のわたしのように荒材を選ぶことで費用を大幅に抑えることができます。

しかしながら安いには安いなりの理由があり、乾燥も、表面の加工も一切されていないのはとても大きなデメリットです。木材の表面全体を削る作業は結構大変なので、削る為の道具を持っていない人に対しては全くおすすめできない木材だといえるでしょう。逆に、電動カンナなどの工具と木材を乾燥させるスペースがある人にとっては、屋外用途であれば非常にお勧めできる木材だと思います。

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