DIY作業日記(お庭) お庭造りの材料

クリスマスイルミネーションの心配は防水性。豪雨にも耐えられるようにジャンクションボックスを設置


 

お手軽で身近になったLEDイルミネーション

12月といえばクリスマス。クリスマスといえばイルミネーション。

わたしが子どもの頃はイルミネーションといえば”ゴージャスな住宅のもの”っていうイメージが強かったですが、最近はLEDイルミネーションが安く入手できるようになり、かなり身近な存在になりましたね。12月に入るとわたしの家の周りでもイルミネーションを設置している住宅をたくさん見かけます。季節感があってよいですね。

さて、我が家でも子どもからの熱望で2年前からイルミネーションを設置しています。

Amazonで購入したソーラー式のLEDイルミネーションは予想通り1シーズンで壊れてしまいましたが、お値段を考えるとそれでも全然満足度は高かったです。コンセント式よりも光量は乏しいですが、その控えめな光り方がかえっていい感じ。そんなわけで、ノーブランドのソーラー式イルミネーションはその後もリピート購入しています。

 

ソーラー式のLEDイルミネーションは設置場所にソーラーパネルを置くだけの簡単設置ですが、悩ましいのがコンセント式のLEDイルミネーション。コンセント式はなんといってもその明るさが強みなんですが、ON・OFF制御をどうやるのかという点と、コントローラーなどの防水処理をどうするのかが悩ましい問題です。

制御に関してはわたしはタイマーコンセントを使っています。国内メーカーのしっかりとした製品はかなり高価なのですが、わたしが購入した製品は製造元がいまいち分からないかわりに結構リーズナブルな価格でした。これならなんとか手がでます。

 

このタイマー、機能的には全く問題ありません。アナログチックな見た目ですが、しっかりとON・OFF制御してくれます。どういう構造なんだろう。

そして、一応防滴仕様。多少の雨ならへっちゃらということです。だけど、防水がほんとうに大丈夫かどうかはちょっと不安になりますよね。試してダメだったときはイコールこのタイマーが壊れるっていうことですから。タイマーが壊れるだけならまだいいんですが、そのせいで発火したら大惨事です。家庭用電源は100Vもあるんですから!

だから昨年はこのタイマーを丸ごとビニールでくるんで使用していました。わたしが心配性なだけ?

 

ジャンクションボックスで防水対策をしよう

そんなタイマーですが、ずっとビニールで包みっ放しっていうのも格好悪いし、耐久性も怪しいですよね。

なのでビニールに替わる防水対策をするべく、このようなものを用意しました。これはジャンクションボックスといい、屋外で電気配線を分岐させたりするときに設置するものです。

 

中身はこんな感じ。このボックスであれば最大9本の電気コードをこのボックスに出し入れすることができます。実は昨年もこのようなボックスを使おうと計画していたんですが、昨年購入したジャンクションボックスは大きさが小さすぎてタイマーが内部に収まらなかったのです。今年はその経験を活かしてもっと大きいサイズを買い直しました。購入したサイズは255mmx200mmx80mm。前回ダメだったのは200mmx100mmx70mmでした。

 

このジャンクションボックスですが、元々は電気配線の接続に使用するもののようであり、我々素人にとってお馴染みのこのような大きなプラグが取り付けられている電気コードを通すことはできません。とくに防滴タイプの電気コードは先端のプラグがでっかいですからね。

 

そんなでっかいプラグがついている防滴タイプの電気コードを通す一番手っ取り早い方法は、ジャンクションボックスに切れ込みを入れちゃうこと。買ったばかりの綺麗なジャンクションボックスをのこぎりでぶった切ります。

 

このように切ってしまえば、

こうやって手でぐいっと押して隙間を作ることができます。これならどんだけ太いコードでも通すことができますよ。

 

電気コードを通す穴に最初からついているゴム製のキャップにも、コードを通せるように加工します。こちらも配線だけならただ穴を開けるだけで通すことができますが、プラグが付いている場合は先程のジャンクションボックス同様切れ込みを入れてやる必要があります。

 

あとはジャンクションボックス内部にタイマーやコントローラーといった電気機器を収めて配線するだけ。

 

このジャンクションボックスは壁面などに取り付けるのが本来の使用方法なんだろうけど、なるべく隠したいものなので今回はウッドデッキ下に設置してみました。切り込みを入れたりしているけど、ここなら防水性は全く問題無いはず。ジャンクションボックスなどの切り込み部分がどうしても気になる人は、コーキングで埋めてしまってもいいでしょうね。

 

今年もLEDイルミネーションの設置が完了

昨年やり残したジャンクションボックスの設置もようやくでき、今年のイルミネーション設置も完了です。やっぱり綺麗だー。

メーカー表記ではタイマーもコントローラーも防水対策はされているみたいだけど、それがどの程度のものかは分からないし、屋外で使用する以上ゴム類は間違いなく劣化していくもの。今回設置したジャンクションボックスはABS製でそう簡単に劣化するものでもないので、これでより安心してイルミネーションを使うことができますね。設置は比較的簡単なので、防水対策を万全にしたい人におすすめですよ。

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