いきなりですが、わたしは写真を現像しまくる派。
最近はスマホ全盛期なので、撮影した写真をわざわざ現像する人ってかなり少なくなっているかもしれません。わざわざ現像しなくても、簡単に他人とシェア出来るからね。
しかしながら、現像した写真ってすごく良いなって思うわけです。
例えばわたしは主に子供の写真を撮っているんですが、子供の成長過程の写真って撮影された子供本人にとって、とてもいい影響があるんです。どうやら写真を見て過去の出来た体験を思い出すことが出来て、自信に繋がるみたい。
だから我が家では現像した写真をアルバムに入れて子供が勝手に見れるようにしています。これは現像した写真ならではの使い方ですよね。
壁掛けのフォトフレームは無印の製品がお気に入り
写真を現像して毎日のように眺めていると、あ!これいいな!飾りたい!って思うようなお気に入りの写真が見つかりますよね。
写真の飾り方はいろいろあるだろうけど、わたしは断然壁掛け派。写真立ても素敵なんだけど、置く場所が必要なのと、掃除が面倒臭いのが理由です。
じゃあ、壁掛けタイプにはデメリットがないかというと当然そんなことは無くて、壁掛けタイプは吊り金具と紐が見えることが気になっちゃうんですよね。しかも、意外とこの紐に埃が溜まるのが更に気になる、神経質なわたし。
そんなワガママなわたしを満足させてくれたのがこちらの無印良品の製品、壁に付けられるフレームです。
わたしは無印良品信者だけど、それは抜きにしてもこの製品のスッキリ感は堪らない!吊り金具も、紐も全く見えずに取り付けすることが出来るんです。
壁に付けられるフレームの紹介
付属品を含めた製品はこんな感じ。
フレーム本体と取り付け金具、石膏ボード用のピン、ピンを抜き差しする道具、 スタンド用のパーツ、そして取扱説明書です。このフレームはA3、A4、A5、はがきの4サイズでの展開なんですが、付属品はどれも同じような感じ。
このフレームは付属のスタンドパーツを使用することでスタンドとしても使用できるんだけど、一番大きなA3サイズだけにはこのスタンドパーツは付属しません。安定性が悪い、というのが理由なのだそう。
ピンは石膏ボード用。残念ながら木の壁には取り付けることが出来ません。最近の住宅だとほぼ間違いなく石膏ボードの壁だと思いますけどね。
壁に付けられるフレームは壁に付けられる家具シリーズの商品。他にも棚とかフックとかいろいろあるんですよね、このシリーズ。
このシリーズの商品は全て吊り金具を隠してすっきりと仕上がる代わりに、取り付けがやや面倒でしかもシビアというデメリットも。そんな取り付け作業を最大限サポートしてくれるのがこの説明書。説明書が金具を壁に取り付ける際の位置合わせのガイドを兼ねているんです。むっちゃ便利。
もう、これだけで無印良品を褒め称えたい。
壁に付けれるフレームの取り付け方法
さて、スッキリと壁掛けができるこの無印良品の製品ですが、その代償として取り付け作業は少し面倒。丁寧な作業を行い、ピシッと美しく取り付けしましょう。
まずは付属の説明書を壁に貼り付け。
先程から申しております通り、この説明書が取り付けガイドになっているんです。この説明書は位置合わせの為に何度も何度も貼ったり剥がしたりすることになります。紙が破れたり壁紙を痛めないよう、マスキングテープの使用がオススメ。
ところで、この説明書でビシッと決めることができるのは取り付け金具の位置だけ。フレーム全体の取り付け位置や水平調整は自分できっちり合わせる必要があります。これが結構大変なポイント。
というのも、フレーム本体は取り付け金具を壁に固定しないことは取り付け出来ません。なので、フレーム本体で水平調整や位置合わせをすることは出来ないんです。その代わりに、説明書を壁に貼り付ける時点で後に取り付けるフレーム本体の位置決めと水平調整を行う必要があるんです。
言葉で言うと難しいけど、つまりはこんな感じでフレームの取り付け位置と水平の調整をするわけです。水平調整に使用する道具と言えば水平器ですが、相手が紙なので水平器はあまり役に立ちません。水平器を置く場所が無いしね。
そこで、わたしは建物の柱や建具、天井からの距離で水平合わせをしています。つまり、建物の柱や建具、天井と水平や垂直になるように調整するのです。使用しているのはごく普通のメジャー。一家に一個はあるでしょ?
10分ぐらい、あーでもない、こーでもないと調整を繰り返して、まずは2枚分の位置決めが完了。
今回はこの場所に4枚の壁に付けられるフレームを取り付ける計画。1枚づつ作業してもいいんだけど、4枚全体での仕上がりをイメージしやすいよう、最初にまとめて位置決めすることにしました。
位置決めが終わったら、いよいよ説明書に従って取り付け金具の取り付け。金具はピンで貼り付けるだけなんだけど、どうもこのタイプが苦手なんですよね、わたし。専用の押し込み道具は2個のピンを同時に押し込むような形になっているんですが、それは無茶苦茶力が必要で使いにくいし、かといって一個づつ押し込むとなかなか真っ直ぐ刺すことが出来ません。
まぁ、どうせ見えなくなる部分なんだけど…
頑張ってピンを打ち込みました。ガイド代わりの説明書を取り除いたら、なんだか不思議な感じ。だけど、これでもう準備完了です。
説明書は取り付け金具と壁に挟まっているので取り除くのが意外と大変。破かないように気を付けて!
後はフレーム本体を取り付け金具に引っ掛けるだけ。ちゃんと、予想通りの位置にフレームを取り付けることが出来て一安心。
すっきり派におすすめ
というわけで、今回は無印良品のナイスなフォトフレーム、壁に付けれるフレームのご紹介でした。丁寧に作業をしたおかげで、きっちりいい感じに仕上がりました。
このフレーム、わたしはフォトフレームとして使用していますが、あくまでも無印良品さんは”フレーム”としか言っていません。いろんなサイズが揃っているから、写真に限らず好きなものを入れちゃいましょう。
吊り金具が見えないすっきり仕様なのは当然魅力的なんですけど、オーク材の質感もかなり良い感じ。流石に突板(つきいた)だけど、木材ならではの落ち着いた雰囲気はやっぱり良いですよね。
最も小さなはがきサイズ用でも1,290円とややお値段は張りますが、すっきりとしたお部屋作りがしたい人には是非おススメ。我が家も絶賛愛用中!