年始にもご紹介しましたが、今年中にやりたいことの1つがパーゴラの製作。
パーゴラの語源はフランス語の『葡萄棚』らしいですが、そういう意味では本当のパーゴラ…つまり、葡萄棚を作りたいんです。
というのも、わたしは2年前から子供の食育と、将来の緑のカーテンにする目的でブドウを育てているんです。
ところがこのブドウ、最初は楽々車にも乗るくらい小さかったというのに、あれよあれよと成長…
あっと言う間にわたしの背丈を超えてしまいました。側枝もニョキニョキ生えてきて収拾がつかないし、凄い成長スピード!
これまではイボ竹を組み合わせてなんとか騙し騙しやってきましたが、このままでは絶対に今年の夏頃には手に負えなくなりそう。
というのも、ブドウはすごい勢いで成長するくせにちっとも自分で立とうとはしないんです。このままじゃ伸びまくってだらしなく垂れ下がった枝の葉っぱ同士が重なって成長に悪そうだし、台風が来たらイボ竹ごと倒れてしまいそうな感じ。
そうならないように、台風の季節までには葡萄棚を作って、この元気なブドウをしっかり固定してあげたいんです。
木材は何を使おうか?
パーゴラといえば、わたしは4〜5年前に一度パーゴラを製作したことがあります。
ゴーヤやパッションフルーツの緑のカーテンをぶら下げたり、オーニングを設置したり、夏場は特に大活躍のこのパーゴラ。作って良かったなぁ。
このパーゴラですが、材料は全てウェスタンレッドシダーを使ってます。
パーゴラは柱とその上の棚から構成されていますが、高い位置にウリンなどの重たい木材を配置したくなかったことと、風通しの良い部分なので腐食の心配が少ないことがウェスタンレッドシダーを選んだ理由です。
この考えは今も変わっていませんので、同じようにウェスタンレッドシダーを使おうかなぁ、と少し前までは考えていました。
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しかしながら、完成から4年経過したパーゴラの現状を改めて確認してみると、
若干ですが木材の曲がりが発生している感じ。4年前は間違いなくピシッと水平・垂直が出ていたのに!
気にしない人からしたらどうでもいいことかもしれないけど、すごく気になる!!
また、手で強く揺らしてみるとギシギシと僅かに揺れることにも気付いてしまいました。
木材はどうしても施工時より痩せるので、こういうのは避けられない問題かもしれません。しかしながら、ウェスタンレッドシダーはどうもウリンなどのハードウッドよりもこうした影響が強くでる印象があるんですよね。気のせいかもしれないけど。
これらの問題がこのような補強を増やすだけで解決出来るなら、そのまま軽量なウェスタンレッドシダーで作りたいけど…
でも、そんな余計な不安を残さないよう、柱などの主要な骨格部分はより頑丈な木材であるサイプレスにしようかなぁ、とも最近は考えるようになりました。
2月の中旬には作業に取り掛かりたいので、そろそろ木材を決めて発注しないと!
基礎は作らない予定!
ウッドデッキやウッドフェンスをお庭に設置する時に最も大変な作業といえば基礎の製作。
穴掘るのも大変、水平とるのも大変、大量にモルタル練るのも大変。とにかく、大変。
しかしながら、今回のパーゴラは既存の基礎を転用することで基礎製作から逃げようと考えています。
パーゴラには支柱が4本必要ですが、その内の2本はこちらのウッドデッキの束柱2本をもっと長いタイプに交換して、そのままパーゴラの支柱にしちゃう予定。その為にウッドデッキのこの部分は完成させずに置いておいたのです。早く完成させたいなぁ。
問題は残る2本で、それらはここらへんのコンクリートブロックに設置できないかと考えています。このコンクリートブロックはガーデニング用品を収納する小さな小屋を立てる為の基礎の一部となる予定なんですが、端っこならパーゴラの支柱を立てても問題ないと考えています。小屋の大きさもまだ未定だけど…
以前にもこのような金具を使ってコンクリートブロックにウッドフェンスの支柱を立てたことがありますが、今回はその時よりも重量は増加します。だからこそ、ウェスタンレッドシダーを使うなどしてパーゴラ自体を少しでも軽くしたいという考えがあるのです。しかしながら、木材の軽量化に神経を尖らせるくらいなら、いっそ支柱の数を増やして基礎にかかる重量を分散させる方法もいいかもしれませんね。
今後の製作予定
以前ならさっさと木材を発生したりして準備を進めていたんですが、わたしが利用している木材屋さんが最近は平日の荷受しか出来なくなってしまってなかなか思うように材料を手配出来なくなってしまいました。
お金を稼がないとダメだから仕方がないけど、平日はお仕事のサラリーマンならではの問題ですね。
ところが、たまたま2月の中旬にまとまった休みを取れる機会があるので、その期間に木材を荷受してサクサクっと出来る限り作業を進めたいと考えています。