家具製作

素人がDIYで作ったウォルナット集合材のPCデスク


今年の年始にDIYで製作致しました、ウォルナット集合材を使用したこだわりのPCデスク

コロナ禍によるテレワークを快適にすることや、家族で並んでデスクに向かうことができるよう、大きな天板のデスクが欲しかったのが製作の理由です。製作して早くも半年程度使い込みましたので、あらためて全体像とその使い心地についてご紹介します。

 

完成直後の様子

こちらが半年前の製作直後の様子。設置場所のスペースを最大限生かすことができるよう、壁から壁までをぴったりと埋めるサイズの天板で製作しました。自分にとってベストな寸法で製作できる点が、わたしが考えるDIYの最大のメリット。これだけぴったり収まるようなデスクはまず市販品ではありませんからね。

 

せっかく作るなら末永く愛着をもって使えるよう、家具の材料としては高級素材であるウォルナットを材料に選びました。届いた時はわたしの知ってるウォルナットとは全然違う色調で冷や汗がでる思いでしたが、オイル塗装をすることでお馴染みのしっとりとした深い色合いに変わります。

そんなPCデスクの製作の様子は過去の記事をどうぞ。

 

製作後半年経った現在の様子と使い心地

製作から半年程度、コロナ禍が全然収まらないもんだから、製作直後から今に至るまで思っていた以上にテレワークでバリバリ使っています。

テレワークをやってみて分かったのですが、自宅のデスクって大抵の場合は仕事するのには狭いんですよね。自宅のデスクだと私物も転がっていますし、資料を広げながらノートPCを設置するとなるとそこそこの広さが必要になります。これまでは窮屈でストレス抱えながらデスクワークしていましたが、このデスクにしてからはテレワークの効率はかなり良くなった気がします。やっぱりね、デスクが広いっていうのは最高に使いやすいですよ。

 

今回使用したウォルナットの集合材は、市販のウォルナット材の天板と比較すると一つ一つの木材のサイズが小さく、まるでモザイクのような模様になっています。オーダーするときはまさか集合材の個々の木材のサイズがこんなに小さいとは思わなかったから、届いた天板を見た時は結構びっくりしました。今となってはその見た目にすっかり慣れたのでなんとも思っていませんが、このモザイク感が気になる人は注意が必要です。

 

デスクと一緒にDIYで製作した机上ラックはやっぱりとっても便利。

机上ラックを一度使うと、もう机上ラックがない生活には戻れません。今回製作したデスクに合わせてDIYで作っているので、もちろん幅もデスク幅いっぱい分あります。材料は安価なSPF材なので日焼けを心配していたのですが、ガンガン直射日光が当たる場所にも関わらずいまのところは特に色の変化は気になりません。オイル塗装をしているお陰でしょうか?

 

会社で使うようなオフィスデスクと比べると圧倒的に配線等を隠したり固定したりするスペースが乏しいのが木製デスクのデメリットですが、その点はAmazonで購入した配線クリップで解決。思っていたよりも目立たなくて満足しております。安いしね。

 

超こだわりのウォルナットの天板なんですが、こいつの使い心地が少しばかり問題ありなんです。

それは、ササくれ(多分)。

ハードウッドあるあるなんですが、経年変化により細かいササくれが発生しているようで、長い時間デスクの上に素肌が接触しているとだんだん痒みを感じるようになってきます。ササくれというよりかは、ごく細かい毛羽立ちといった方が正確かも。とにかく、表面が明らかにザラザラするようになってきました。わたしが敏感肌体質気味っていうのも大いに関係あると思うけど、最近半袖の日が増えてきたこともあり、一層気になるようになってきたのが最近の悩み。かゆーい!ひりひりするー!

 

あとこれはデスク自体の問題ではないんだけど、こちらの無印良品の引き出しを出し入れすると・・・

 

引き出し部分が擦れてデスクに傷が付くじゃないか!せっかくこの無印良品の引き出しがぴったり収まるように作ったというのに!

傷がつかないようにするには、この引き出し全体を数mm高くするための何かしらの工夫が必要なようです。

とまぁ、特に天板の触り心地に致命的な問題が生じつつあるものの、見た目とその天板の大きさによる便利さのメリットはとても大きいので、トータルではやっぱり満足度は高いです。大きいPCデスクって最高!

天板の毛羽立ちは細かい目のヤスリで研磨を行えばきっと改善することができるでしょう。研磨するとまたオイル塗装をしなきゃいけないのは面倒ですが、ずっとお肌がひりひりっていうのも問題なので、そのうち重い腰を上げて作業しないとですね。

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