DIY作業日記(お庭)

タダでもいらない!?木製パレットはDIYの材料としてはかなりの上級者向け

2021年5月23日


皆様は、パレットってご存知ですか?

メーカー、小売、流通系のお仕事をされている方ならすっかりお馴染みの、フォークリフトの差し込み穴が設けられた荷物を運搬する為の板。それがパレット。絵具を乗っけるやつじゃないですよ。

最近では丈夫で腐らない樹脂製のものが主流になりつつありますが、それは日本の話であって、木材が豊富で環境意識の高いヨーロッパなんかでは木製パレットが現役バリバリで主流のようです。樹脂は環境には決して優しくありませんからね。ただ、日本でも機械関係ではまだまだ木製パレットが使われているのをよく見かけますし、ホームセンターの園芸資材なんかも木製パレットが多いですね。

そんな流通業界では必要不可欠なパレットなんですが、木製だろうが樹脂製だろうが、我々一般家庭には全く無関係な存在…

と思いきや、我が家にも一枚あるんですよね、木製パレット。アンティークレンガを購入したときに使われていたもので、運送業者さんが置いていっても持ち帰ってもどちらでも良いって言ってくれたので、貧乏性なわたしはせっかくなので頂くことに。

ただねぇ、これがねぇ、使い道がなくてむっちゃ邪魔なんですよ…

 

パレットを使ったDIYは現実的じゃない

パレットなんてどう見てもデカくて邪魔なのは分かりきっていたというのに、それでもわたしがもらったのはタダだったから…じゃなくて、いや、もちろんそれもあるんだけど、一番の理由はお洒落DIYの材料にしようと思ったから

きっかけはバームクーヘンで全国的に有名なクラブハリエさんの店舗、ラ コリーナ近江八幡にあったパレットを使った棚を見たことなんだけど、いやー、こんなワイルドで素材感たっぷりな発想もあるんだなぁとえらく関心したものです。そしてそれ以来いろいろ調べてみると、一般家庭でもベッドや棚などにリメイクしている人がおられる様子。皆さん、いろいろ考えているだなぁって改めて関心したものです。

 

だ・け・ど、

 

それをわたし自身ができるのかどうかは別問題。

こうやって実際に手に入れて分かったんですが、パレットに使われている木材なんて当然家具として使用できるような表面処理なんてされていません。切りっぱなしの、ザラザラ状態。家具として使うなら当然ある程度表面処理しないといけません。

そして、デカいです。当たり前ですよね、荷物を乗せるためなんですから。店舗ならまだしも、ご家庭では明らかに持て余すサイズなので、おそらく多くの場合では大きさを変更することになるでしょう。当然、好きなサイズに加工するなら一度バラバラにする必要があります。

そこまでするなら、適当な杉材を買ってきて、パレットっぽく組み立てる方がよっぽど楽なんじゃないの?っていうのがわたしの見解です。パレットに使われている木材なんて、そんなに高価なものでもありませんし。古材の雰囲気を楽しむだとかそういう目的がない限り、パレットを使ってワイルドでお洒落な家具にリメイクだなんて、あまり現実的ではなさそうってことなんです。

 

ちなみに、DIY用に新品の杉製パレットも販売されています。新品なので古材の雰囲気も一切ありませんので、ようはただの杉です。その大きさ的に用途はベッドやソファーが一般的な様子ですが、これなら普通の杉製のベッドでいんじゃね?って気がすっごいするのですが…

 

意外と耐候性もある木製パレット

というわけで、悲しいかな、長年我が家のお庭に放置されておりますこちらのパレット。廃棄しようにも当然そのままじゃ廃棄できないし、かといって家具製作に流用するのは微妙だし、ということでずっと放置しておりました。せざるを、得ませんでした。邪魔です。むーっちゃ邪魔です。

 

しかしながら、改めてみると各部の腐食具合は全く問題ありません。ふっつーの杉かなんかでできているので、それほど屋外での耐久性は無いと予測していたのですが、なかなかどうして綺麗な状態を保っているじゃないですか。ウッドデッキ製作では傷みにくいハードウッドの使用を強く推奨しているわたしですが、やはり通気性の良い場所だとソフトウッドでも数年でそれほど顕著に傷むことは無さそうです。まぁ、そうじゃなきゃ杉が住宅の外壁なんかに使われるわけもないんですけどね。

 

ただ、いくら通気性の良い場所であっても、水を吸いやすい木口から痛み始めている気配はあります。ウッドデッキやウッドフェンス、パーゴラなど、屋外で木材を設置する場合はこういう木口には丁寧に防腐処理を施したいところです。

 

木製パレットを園芸用品置き場にリメイク

すいません。リメイクってかっちょいい感じの見出をつけましたが、始めに断っておきますと、そんなに手の込んだもんじゃありません。

とりあえず捨てるのも面倒だし、かといってそのままお庭に放置しておくのもアレなので、何かしらの流用策を考えてみたんです。意外と屋外での耐久性も高いことが分かったことから、今回は更なる耐久性の確認を兼ねて屋外での園芸用品置き場に流用することに。

随分前に作って、そして不要になったことから解体した何かの棚の一部を見つけましたので、これと組み合わせることにしましょう。材質は確か杉だったはず。こうやって何かしら役に立つ時が来るから、こういう感じで廃材がなかなか捨てることができません。我ながら、貧乏性なもんだなぁ。

 

それをこんな感じでL字形状に組み合わせまして…

 

このL字形状に組み合わせたものとエアコンの室外機の上に木製パレットを乗っけただけ!所要時間は僅か10分ほど。高さと水平調整は砕石の厚みでやってるだけ。こうやってブログでご紹介するのも恥ずかしい程度の作業なんですが、あっという間に園芸用品置き場が出来ました。パレット自体がずっしりと重たいので、予想に反して意外としっかりしています。

 

イメージとしては水道で洗った用品を乾かす為に一時的に置いておく感じ。パレットはスリット状に木材が貼り付けられているので、水切れがいいんですよね。

 

ただ、懸念としてはこのようにフォークリフトの差し込み穴が開いているせいでやや複雑な形状をしている点。こういう場所はいかにもアシナガバチが巣を作りそうなので、4~5月にかけては定期的なチェックが必要です。定期的にハチ除け目的に殺虫剤を撒いておくのもよいでしょう。

 

木製パレットなんて、よっぽどなことがない限り手を出さない方が良い

というわけで、本日は木製パレットを使った園芸用品置き場製作のご紹介でした。

当たり前なんですが、木製パレットって荷物を乗せる為のもんなんだから、表面仕上げも、その大きさも、家具として流用するには全く適していません。それなのに安易に手を出してしまったわたしは、苦肉の策として屋外の棚に流用しました。バラバラにして捨てるのも勿体ないのです…。

確かにパレットを使ってお洒落なDIYをされている方もおられますが、それには普通の木材でDIYするよりもよっぽど多くの労力とセンスを要求される気がします。強いこだわりがある人はよいのですが、”なんとなく手を出してみようかなぁ”って人は、よくよく考えてみてからにしましょう。

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