皆様はダイソー派?それともSeria派?
思い返せばわたしが初めて100均というお店を知ったのは、確か中学生頃だったと思います。
ダイソーなんかはそれよりずっと前から存在していたようですが、わたしが知った頃はまだまだ店舗数も少なく、また扱う商品の質もとても悪かった思い出があります。B5サイズのクリアポケットを買ったというのに、B5の書類が全く入らない!とかあったんですよ。
しかしながら近年の100均の商品のクオリティってすごくて、本当に100円かよ!?って思うような商品がいっぱい。皆さんの生活にも欠かせない存在になっているんじゃありませんか?
本日はそんな100均の商品を活用して、DIYで作った家具をもっと使いやすく改造しちゃいましょう。
今回の作業
どんな作業? : DIYで作製したウェスタンレッドシダー製の棚に、100均で買ってきたアイアン金具を取り付ける
使うもの : プラスドライバー
必要な費用 : 1,000円程度
肉体行使度 : ★☆☆☆☆(1)軽作業なので楽チン
言いたいこと : 100均ってすげー!!
Seriaで見つけたアイアン金具
ダイソーと比べるとお洒落アイテムが得意なイメージがあるSeria。そんなSeriaをブラブラしておりますと、このような素敵なアイアン金具を見つけました。
「アイアン」っていうのは英語で「鉄」って意味だから、鉄で出来ている金具は全部アイアン金具。しかしながら、実際はこのような黒っぽい仕上げ(パーカライズド加工)や、それに似せたような加工を施された古めかしい雰囲気の金具をアイアン金具って呼ぶことが多いですよね。
Seriaで入手したのもそういう雰囲気を再現した商品です。お値段は全て100円。だって、100円均一ですもの。
ただし、こういったSeriaの商品には取り付け用のネジが付属していないので別途購入する必要がある点は注意が必要。またSeriaはネジを扱っていないようなので、ホームセンターにわざわざ足を運ばないといけないのが億劫です。Seriaさん、インテリア金具の売り場のすぐ横にお洒落なネジを置いてくれたらよろしいんじゃないでしょうか?
ファッションバーを取り付けよう
では早速取り付けを行いましょう。
まずはこちらのファッションバー。ファッションバーとは壁や棚の下に取り付けることで、タオルや小物をぶら下げることが出来る棒のこと。”タオル掛け”なんてダサい呼び方をしちゃ、だめですよ。専門店で購入すると一本1,000~3,000円程度しますが、これももちろん100円。
そんなファッションバーですが、今回は以前DIYで製作したウェスタンレッドシダー製の棚にこのように取り付けたいと思います。
……と思いきや、いきなりつまづいちゃいました。
わざわざホームセンターで買ってきたネジが、ネジ穴に入らなかったのです。Seriaのアイアン金具にはネジが付属していないばかりか、適合するネジのサイズすら記載されていません。かといって他店であるホームセンターに持ち込むのも気が引けてしまい、適当にネジを買っちゃった結果がこれだよ!!
というわけで、再度ネジを買い直し。
太さ2.7mmのネジだと大丈夫でした。太さ3.1mmのネジじゃギリギリダメだったのです。
ネジさえあれば取り付け自体はドライバー1本でサクッと完了。おぉ!いい感じ!やっぱりウェスタンレッドシダーには黒っぽいアイアン金具がよく似合います。
このようにフックで吊るせば、ついつい机の上で迷子になりがちな鍵類を分かりやすく収納することが出来るってわけ。
フックを取り付けよう
お次はこちらのバロック風フック。バロックっていうのは16世紀末から18世紀にかけてヨーロッパで流行した芸術様式のことで、複雑でゴージャスな造形が特徴なのだそう。って、これはゴージャスなのかな?
こちらも先程のファッションバー同様、取り付けはドライバー1本で可能。ファッションバーとは違いネジ穴が少し大きめなので、太さ3.1mmのネジでも問題なく取り付けることが出来ました。
あっと言う間に完成。
こうやって取り付けてみると、確かにゴージャスな雰囲気なのかもしれない?もう少しシンプルな造形でも良かったかもしれないけど、いかにもアイアンっぽい雰囲気はありますよね。革製品なんかをぶら下げるとよく似合います。
100均グッズは安くてとても便利
というわけで今回は”DIYで作製したウェスタンレッドシダー製の棚に、100均で買ってきたアイアン金具を取り付ける”という作業でした。作業自体は木製の家具にドライバーでネジ留めするだけなので、とっても簡単。このように手軽にパーツを付けることが出来るのは木材家具の大きなメリットですよね。ネジを取り外すと後が残るのはデメリットでもありますが……。
実は以前からこのような金具を取り付けたいな~って思っていたんですが、専門店で購入するとファッションバーが1本1,000~3,000円程度、フックも1個500円程度することが分かっており、そのお値段の高さからあまりやる気が起こらなかったんです。いくつか取り付けると、あっと言う間に5,000円以上するわけですから。
しかしながら、今回それがたったの1,000円程度!
その安さゆえにクオリティが気になるところですが、少なくてもわたしは全く気になりませんでした。いやー、すごいですね100円均一って。Seriaって。コストパフォーマンス高すぎじゃないですか?
このようにSeriaに限らず100均で販売されているDIY用の小物って全く馬鹿に出来ないようなクオリティだったりするので、是非一度皆様も気に入るものがないか探されてみてはいかがでしょうか?値段相応の低クオリティのものも混じっているか、注意は必要!