家具製作

ラブリコとロイヤル金具を使った棚板可動式の棚の製作

2021年3月24日


随分前になりますが、ラブリコの『2×4アジャスター』とロイヤルの『チャンネルサポート』を使った棚板可動式の棚の製作方法についてご紹介しました。メーカーの異なる製品の組み合わせだから注意点もあるけど、我々素人のDIYでも棚板可動式の棚を手軽に作ることができる方法です。便利な世の中ですね。

 

ところで、ご紹介した投稿で掲載している画像は実際にわたしが棚板可動式の棚を製作している様子なんですが、これは以前紹介させていただいたキッチンカウンター下の飾り棚の拡張作業の続きとなります。以前紹介させていただいた飾り棚の拡張は、この棚板可動棚と連結させるためのものだったのです。

というわけで、もう随分前の作業となってしまいますが、今回は飾り棚拡張の続きとなる棚板可動棚の製作作業の様子を紹介させていただきます。

今回の作業

どんな作業? : ラブリコの2×4アジャスターとロイヤルのチャンネルサポートを使った棚板可動棚の製作

使うもの : 丸ノコ、トリマー、ウェスタンレッドシダー(2×4)、SPF材(1×8)、丸棒、2×4アジャスター、ガチャ柱、棚受け

必要な費用 : 1万円程度? (棚板の数で変わります)

肉体行使度 : ★★☆☆☆(2)棚板の切り欠き加工が面倒なくらい

言いたいこと : やっぱりラブリコの2×4アジャスターと、ロイヤルのチャンネルサポートは便利

 

制作に使用する材料

メインの材料となるのは2×4のウエスタンレッドシダー。最近は杉などのお手軽木材を使うことも多いけど、ウエスタンレッドシダーはわたしがとても大好きな木材です。赤っぽい色調も独特の香りも好きだけど、なによりもSPF材や杉と違って完成後の色調の変化が少ないのがいいですよね。もちろん屋外で使用すると銀色っぽく変色するのは避けられないけど、室内で使う分には変色はほぼありません。SPF材や杉材は赤っぽく変色するんですよね。

今回はラブリコを使って床から天井まで柱を立てますが、天井高や設置場所によっては2m強の長さが必要になります。ただ、この2m強って長さが厄介なんですよね。

というのも、ホームセンターで売ってる木材の長さは6フィート(約1830mm)が多いんです。わたしの経験上、この6フィートだと軽自動車・コンパクトカー問わず多くの乗用車で積載することができます(無理矢理含む)。だけど2m強の木材は定尺では売っていないから、もっと長い12フォートとかの木材を購入する必要があります。が、こいつは貸出用の軽トラだろうが素人がそのまま持って帰るのは絶対無理。なので事前に寸法を決めておき、ホームセンターのカットサービスを利用しないと持って帰ることができません。もしくはネット通販するかの2択です。

ちなみに、6フィートだと乗るけど、2.2mだとどう頑張っても乗らないというパターンが過去にあったので、購入前に自分の車に積載可能な長さをしっかりと調べておきましょう。なお、ラブリコ指定の寸法は、床から天井までの距離から95mm引いたものです。説明書にも載ってますし、商品によっても異なるでしょうからこちらもしっかり確認しましょう。

 

で、そのラブリコ。ラブリコの2×4アジャスターにもいくつかタイプがありますが、今回使用するのは標準タイプ。他にも強化タイプやアイアン調タイプなんかもあります。違うメーカーさんからも同じ機能をもつ商品も発売されていますから、いろいろ選んでみるのも楽しいですね。

 

可動棚の肝となる金具類は、ロイヤル製の金具を使用。ガチャ柱といわれる『チャンネルサポート』と、チャンネルサポートに引っ掛ける『棚板受け』です。棚板受けは奥行違いで100mm・150mm・200mmの3種類がありますが、別に短い棚板受けにそれ以上の幅のある棚板を取り付けることはできますから、100mmが最も使い勝手がよいように感じます。

 

棚柱の製作

材料が揃ったら早速製作開始。

柱本体のカットはホームセンターで済ませているとして、最初に行うのはトリマーによる溝掘り。この溝にロイヤル金具のガチャ柱(チャンネルサポート)を埋め込むのです。トリマーは騒音が凄まじいので、作業する時間と時間には重々気をつけましょう。削りカスも凄いですよ。

 

棚板を設置するためには柱は最低2本設置することがほとんどでしょう。今回も2本設置するんですが、ラブリコの固定だけでは左右の柱を完全に別々に固定することになります。ラブリコでしっかり突っ張ればそれでも左右の柱にズレとかは生じないんでしょうが、わたしはあまりラブリコで強く突っ張りたくないんです。住宅の内装材なんて石膏ボードで全然強くないんだから、強く突っ張れば簡単に凹んだり歪んだりしちゃいます。

 

そこで、ラブリコによる突っ張りを弱くしても柱がズレないよう、2本の柱は連結しておきます。目立たない低い場所は2×4材でガッチリ固定し、比較的目立つ高い場所は軽快な丸棒で固定。これに棚板を追加すれば、横方向の剛性はかなりガチガチになるはず。

 

先程トリマーで掘った溝にガチャ柱(チャンネルサポート)を取り付け。ロイヤル金具に限ったことではないですが、このトリマーで掘った溝にガチャ柱を取り付ける作業がわたしは大好き。ピッタリと収まったときが無茶苦茶気持ちいいんですよね。見た目も日曜大工感がなくて、完成度がグッと上がります。

ただ、ガチャ柱を取り付けるネジは大抵とても小さいので、インパクトドライバーで適当に締めるといとも簡単にネジ頭を潰します。下穴を開けて、手締めのドライバーで締めるのが安全な方法でしょう。

 

棚板の製作

お次は棚柱に取り付ける棚板。

棚板は厚みのある木材だと見た目が重たくなり過ぎるので、SPFのワンバイ材をチョイス。DIYをしているなら誰しも絶対お世話になる、安くて入手性もよい、とてもお手軽な素材ですね。棚板はそれにロイヤル金具の棚板受けを取り付けるだけ。言葉にすると超簡単なんですが、これが意外なことに結構面倒なんですよね。

 

というのも、棚柱を避けるために彫り込んだ位置、棚柱に取り付けたガチャ柱の位置、棚板の壁からの位置をそれぞれピッタリ合わせつつ、棚板に対して直角に棚板受けを取り付けなければならないからです。つまり、取り付け位置が結構、シビア。かなり、シビア。

ガチャ柱に棚受けを取り付けてから棚板を固定したらいいんじゃね?とも考えたんですが、ロイヤル金具の場合棚受け単体をガチャ柱に取り付けても左右にプラプラ揺れるので、棚板に直角に取り付けるには少々工夫が必要なのです。

 

いろいろ試行錯誤しましたが、まず棚柱に棚受けだけをとりつけ、その上に棚板を乗せて(固定はしない)、棚板受けの取り付け位置をマーキング。棚板受け・棚板を一旦外し、先程のマーキング位置を基準にして棚板受けと棚板が直角になるようにネジで取り付ける方法が最も精度がでるような気がします。

 

なお、今回は少しでも見た目が軽くなるよう、棚板の角っこ部分はボーズ面ビットを取り付けたトリマーで削りました。トリマーって加工の種類が多くてほんとうに便利です。作動音・加工音はほんとうにうるさいけどね。

 

設置したら完成

全ての加工が終わったので、あとは室内に運び込んで設置するだけ。

まず棚柱の先端にラブリコ2×4アジャスターを取り付け。まぁ、差し込むだけですけど。木材なんてものによって寸法誤差は結構あるだろうに、毎回毎回スーッと差し込めるのはとても気持ちが良いです。ほんとうによい商品だと思います。

 

ラブリコを使って左右を連結させた棚柱を突っ張り固定させます。ただ、先程申し上げましたとおりわたしは天井にできるだけ負担をかけたくないので、ここの固定はかなりゆるめ。内部のバネにテンションが掛かり始めて、突っ張ってる?って感じるくらいの締め込み具合。

 

代わりに、すぐ隣に設置している他の家具とボルトで連結させています。この家具は今回設置した棚と直角の位置関係になっていますから、棚が転倒する可能性はとても低いはず。大きい地震がきても安心!…と、信じたい。

 

お好きな位置に棚板を取り付けたら、完成!

というわけで、本日はラブリコ『2×4アジャスター』とロイヤルの『チャンネルサポート』を使った棚板可動式の棚の製作のご紹介でした。

以前ご紹介したHow toの投稿と重複する内容は多々あったかもしれませんが、ラブリコの突っ張りにはできるだけ頼りたくないというのが実際の製作でのわたくしのこだわりだったりします。これまで住んできた住宅や職場で何度も経験しておりますが、突っ走り式の固定器具で強く突っ張ると、壁や天井はいとも簡単に歪みます。石膏ボードの壁や天井って補強が無い場所だとほんとうに脆いんですよね…。凹んだり歪んだりっていってももちろんそれほどド派手に傷むわけじゃないから、そんなの気にするのは潔癖症だと思われる方もおられるかもしれません。でも、賃貸だと人様から借りている場所だし、持ち家でも当然綺麗で長持ちして欲しいですから、家具を設置する場合はできるだけ家を傷めないように徹底的に注意を払いたいものですね。

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