DIYの家具製作

ラブリコとロイヤル製のチャンネルサポートを使った可動棚の作り方とその注意点

2020年12月5日


 

ラブリコは便利だけど…

あんな出来合いのものなんて、使うもんか!!

…という気持ちとは裏腹に、大変便利でここ最近ついつい使ってしまうのがラブリコの2×4アジャスター。2×4材を用意するだけで簡単に木製の柱を設置できる便利グッズで、うん、人気があるのも納得ですね。

そんな便利なラブリコは平安伸銅工業さんによる”「くらしを変える」をカンタンに”がキャッチコピーのDIY用品のシリーズなんですが、残念ながらわたしがラブリコの製品で使用しているのは今のところこの2×4アジャスターだけ。

2×4アジャスターで柱を設置したのであれば、当然棚受け(シェルフサポート)などの他のパーツも使用しようと考えてみるわけですが、ラブリコに限らずお手軽2×4DIYグッズの多くはプラスチック製で、その質感が安っぽいからあまり好きになれないんですよね。棚受けはむっちゃ存在感があって目立ち過ぎるのも大いに問題です。

 

しかし、それ以上にわたしが微妙に感じているのが、ラブリコだけでは可動棚が作れないっていう点。

せっかくDIYで棚を作るんですから、やっぱり便利な可動棚にしたいところ。しかしながら、ラブリコでは固定棚は手軽に作れるというのに、棚板の高さを自由に調整できる可動棚は作れないのです。

なので、わたしはラブリコの2×4アジャスターで可動棚を作るときは、他社のダボレール(棚柱・ガチャ柱)を組み合わせています。

そして、その棚柱として多用しているのがロイヤル(ROYAL)製のダボレール「チャンネルサポート」なのです。

 

棚柱は大きく分けて2種類

というわけで、こちらがロイヤル製の棚柱、チャンネルサポートです。

 

施工後の様子はこんな感じ。長方形の縦長の穴がたくさん開いており、そこに様々なオプションを差し込むことで可動式の棚が作れるってわけ。

ところで、可動棚を作る上で必要不可欠な棚柱にはわたし的には2タイプあって、ロイヤル製のチャンネルサポートは「直角タイプ」と勝手に呼んでいます。文字通り、棚板受けが棚板の長手方向に対して直角に交わるから。

このタイプは棚板の奥行きを確保しやすいというメリットがあるものの、耐荷重は低めな点と棚板の高さ調整するための穴が前面を向く点がデメリット。穴が目立つのは嫌いっていう人にはおススメできませんね。

 

もう一方のタイプは、棚板の両端から支えるタイプ。そのまんまで「両端タイプ」って呼んでいます。

このタイプはダボレールに取り付けた短い棚板受けの上に棚板をただ置くだけの構造なので、棚板を取り付ける柱(縦方向の木材)は棚板の奥行と同程度の幅が必要となります。柱の幅に対して棚板の奥行きが長すぎると、アンバランスになって棚板がひっくり返ったりしてしまうわけです。

ダボレールが棚の内側を向くので、棚板の高さを調整する穴が目立ちにくいというメリットはありますが、2×4材1本ですぐに柱を作ることができるラブリコと組み合わせるのであれば、棚板の奥行はせいぜい80~120mm程度が限界となるのがデメリットでしょうか。

ラブリコとの組み合わせでそれ以上の奥行の棚板を設置したければ、「直角タイプ」を選ぶ必要があります。わたしの使用用途では奥行120mmはかなり物足りないので、ロイヤルのチャンネルサポートのような直角タイプを好んで使っています。

※ 後述しますが、ラブリコを使う場合でも棚板の奥行を長くするのはほどほどにする必要があるんですけどね。

 

ロイヤルのチャンネルサポートの使い方

使い方と言っても他の棚柱と全く同じ。とってもシンプル。だけど、だからといって誰でも簡単にというわけじゃないのが悩ましいところ。

基本的には木材に溝を掘って、埋め込むだけ。

ですが、この”溝を掘って”というのが誰でも簡単にできる点じゃないんですよね。綺麗に溝を掘ること自体はトリマーで簡単に出来ますが、大量の粉塵と騒音が発生するので、作業する場所をかなり選びます。マンションでは絶望的。

 

埋め込まなくても取り付けは可能だけど、やっぱり埋め込んだ方がすっきりして見た目は絶対にいいですよね。

ちなみに、このチャンネルサポートは取り付けネジを変更することで石膏ボード(現在の一般的な住宅の壁)にも取り付けることができるみたい。もちろん、石膏ボードに取り付ける場合は埋め込まないことになるでしょうね。

 

取り付けネジはかなり小型のタイプなので、電動工具で締め付ける場合は気を付けないと簡単にネジの頭を潰してしまいます。そう、わたしのように…。

こういう小型のネジを取り付ける場合は、しっかりと下穴を開けてから手作業で締め付けた方が失敗が無くてい良いと思いますよ。

 

ロイヤルのチャンネルサポートのここが好き

色と質感が素敵

これはロイヤル製の棚柱に限ったことじゃないけど、色は白・黒・クロームメッキから選べます。店舗なら派手派手で高級感のあるクロームもいいと思うけど、自宅であるならばわざわざあまり目立たせるのも考えもの。明るい部屋には白色、シックな部屋には黒色といった感じに使い分けたいところです。

我が家は明るい色調の部屋が多いから白色を多用しています。塗装のクオリティも高く、質感には全く不満はありません。

 

ラブリコの白色と組み合わせるとこんな感じ。材質は全然違いますが、意外と違和感はありません。

棚柱って製品によっては色を選べないものもありますが、色は絶対にこだわった方がよいですよ。仕上がりが全然違います。

 

幅が狭くて素敵

いくら質感がよいといっても、目立たないに越したことはありません。その点、この棚柱は幅が狭いので自己主張は低めで良い感じ。これはこの製品に限ったことじゃないんですけどね。

 

オプションが豊富で素敵

ロイヤル製棚柱の一番素敵ポイントがこちら。

棚板受けなどのオプションが豊富だから、より自分好みの家具を手軽に製作することができます。

このロイヤル製の棚受けなどは本来は店舗用の什器(じゅうき)、つまり陳列用の展示棚であり、そのため本当に多くの種類のオプションパーツがあるんですよね。ガラス板を乗っけてディスプレイ棚にしてもよし、ハンガーブラケットを取り付けて服などをぶら下げてもよし。その使い方はユーザー次第で無限に広がることでしょう。オプションの取り扱い種類はモノタロウが充実している感じ?

 

わたしはオーソドックスな棚板受けを使っていますが、それでも3種類の長さのものを使い分けています(画像は100mmタイプと200mmタイプ)。この棚板受けは棚板をネジで完全に固定するタイプなので、この棚板受けとは異なる寸法の棚板にも使用することができます。汎用性がとても高いのです。

 

ラブリコと組み合わせる場合の注意点

質感が高くて汎用性も高いロイヤル製のチャンネルサポートですが、便利なラブリコと組み合わせる場合はとても重要な注意点が一つあります。

それは棚板の奥行と乗せるものの重量のバランス

というのも、ラブリコは棚に掛かる荷重を垂直方向で受けることができるものの、側面方向に飛び出た棚板の使用なんて想定されていないからです。

どういうことかというと、ロイヤル製のチャンネルサポートに200mmタイプの棚板受けを取り付けると、こんなに飛び出してしまうのです。この飛び出た先端に重い物を乗せると、2×4材の床との接地面を支点にし、ラブリコを横方向に引っ張る力が働いてしまいます。

つまり、ラブリコで設置した2×4材が倒れます

これを防ぐためには、

  1. あまり横方向に飛び出す棚板は使わない
  2. 飛び出す棚板を使う場合は荷重をかけ過ぎない
  3. 荷重がかかる場合は2×4材をラブリコ以外の方法でも固定する
  4. もしくはラブリコと天井の間に別の板材を挟んで荷重を分散させる

といったことを考える必要があります。

わたしは200mmタイプの棚板受けを使用する時は、このように別の家具に連結させるようにしています。

 

ロイヤルチャンネルサポートとラブリコの組み合わせは便利だけど…

というわけで、今回はロイヤル製の棚柱「チャンネルサポート」とラブリコでの棚板可動式の棚の作り方と、注意するべき点について紹介させて頂きました。

ロイヤルのチャンネルサポートは直角タイプの棚柱としては鉄板アイテムですが、2×4材を簡単に柱にできるラブリコ2×4アジャスターと組み合わせることでより便利に使うことができます。チャンネルサポートは石膏ボードに直接取り付けることができますが、賃貸などではそんなことできませんからね。

ただし、ラブリコはロイヤル製の棚板のような横に飛び出した棚板の使用は想定されていませんので、組み合わせる場合はいろいろと注意が必要です。2×4材の柱が倒壊しないよう、しっかりを注意を払いましょう!

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