レイズドベッドにミニトマトを植えよう
ついこの間まですっかりイチゴ栽培に夢中だったわたし。しかしながらイチゴの収穫の季節もすっかり終わりましたので、イチゴさん達は一旦レイズドベッドからお野菜プランターにお引越しして頂きました。
イチゴは多年草なので収穫が終わっても枯れることはないんですが、だからといって収穫も出来ないのに一年中家庭菜園を占領されてしまったら、他の作物を育てることが出来ませんしね。
そんなイチゴさん達と交代でレイズドベッドにやってきてもらうのは、
こちら、ミニトマト。
我が家では毎年ミニトマトやトマトを育てていますが、例年通り今年も育てています、ミニトマト。
ミニトマトはサラダでもお弁当でも彩りを良くしてくれる使い勝手のよいお野菜。子供も喜んで食べてくれるしね。
そんなトマトは育てるのも簡単で収穫量も多いので、家庭菜園でチャレンジするにはとてもお勧めな作物ですよ。
-
とりあえず家庭菜園を始めたい方へのプチトマト栽培の勧め
Contents1 どんな野菜がおススメ?→プチトマト!2 プチトマトはよく育ちます3 剪定って必要?4 変な虫がこない5 お手軽に育てるならプランターで育てよう6 育て終わった後の片付けは?7 まと ...
ミニトマトはせっせとわき芽を取ろう
というわけで、早速イチゴ達と交代でお気に入りのレイズドベッドへ植え付けられたミニトマト。
ミニトマトは夏のお野菜だけど、苗自体は春先からホームセンターで購入することが出来ます。我が家でも春からお野菜コンテナに植え付けて育てていたので、既にかなり大きくなっています。なんなら、もう実が成りつつある感じ。
ミニトマトは連作を嫌い、前年にナス科の植物を育てた場所では上手く育たないとされています。一度トマトを育てた場所は3~4年間はナス科の植物を植えない方がいいんだとか。
ところが、連作を避けれるような広大な畑を持っていないわたしは、適当な性格であることもあって毎年同じ場所でトマトを育て続けています。今までのところは、あ、あかん!全然育たへん…という事態に陥ったことはありません。結構頻繁に菜園スペースの土を入れ替えているせいか、それともプロから見ればダメダメな育ちっぷりになっているのにわたしが気が付いていないだけなのかは知る由もありません。とにかく、トマトは連作を嫌う、ということは覚えておきましょう。
トマトという作物を上手に育てるには好き勝手に成長させるのではなく、一本仕立て(元気のよい1本の枝を中心に伸ばす)にするのが一般的であり、その為にはわき芽を頻繁にとる必要があるんだとか。
しかしながら、貧乏性のわたしはせっかく元気に伸びてきたわき芽を取るのがどうにも勿体なくて、毎年、毎年、鬱蒼と生い茂った見苦しい状態のトマトにしてしまいがち。確かに鬱蒼と茂らせて好きなだけ実を付けさせた方が収穫量は増えるのですが、最終的にはダメダメな実ばかりになるので、やっぱりよろしくなさそう。
そこで今年こそはきっちりとわき芽をとって、2果房摘心5段仕立てにしようと固く誓っていたんです。
そう、誓ってたんだけどなぁ…
なのにやっぱり気が付けばわき芽が伸び放題で、あっという間に鬱蒼と茂る手前の状態…
気候が良い時のトマトの成長スピードはとても早いので、一週間に一度、週末の作業だけだとどうしても綺麗に仕立てるのが難しいです。DIYや家庭菜園に費やす時間がかなり限られてしまうのは会社勤めの悲しいところ…
とはいうものの、完璧な2果房摘心5段仕立てに出来なくても、頑張ればそれに近い状態に持っていくことは出来るはず。なので、せっせとわき芽を摘み取って美しく育ててやりましょう。
まだ6月ですが、早くも3個ほど収穫することが出来ました。収穫っていつになっても楽しいものですね。
わき芽で株を増やしましょう
次から次へと飛び出してくるわき芽。
これをせっせと取り除いて捨てるだけっていうのは非常に勿体ない!
と言う訳で、取り除いたわき芽はこのように土に差し込んで、株を増やすのに使いましょう。
適当な土に挿しておいて、あとはせっせと水を与えれば発根してそのうち立派な株に育つことが出来ます。挿した直後は当然全く根を張っていませんので、頻繁に水遣りをしないとあっという間に枯れてしまうので注意。
これは多分トマトの生命力が強いからだと思うけど、わき芽じゃなくても出来るみたいだし、土も挿し木用の土じゃなくて普通の安い培養土で十分。水さえしっかり与えてやれば、簡単に株を増やすことが出来るんです。
貧乏性のわたしはついついたくさん収穫したくてわき芽を伸ばしてしまい、結果トマトを鬱蒼とした状態にしてしまいがち。でも、こうやって株を増やすことが出来れば、一つの株で無理に収穫量を増やす必要はないですもんね。貧乏性ともおさらばだ!!
わたしのようにたくさん収穫したい!という人は是非株を増やすことに挑戦しましょう!もちろん、ベランダ栽培でも可能ですよ。
本日のポイント(ミニトマト編)
- トマトは連作を嫌う
- わき芽はかなり頑張って取らないとすぐに鬱蒼と茂ってしまう
- 1つの株からたくさん収穫しようと欲をだしちゃダメ
- 1つの株からたくさん収穫する位なら、わき芽を挿し木して株を増やそう
- トマトの挿し木は超簡単(ただし発根するまでは水やりは頻繁に)