台風でトマトの茎が折れました
台風20号、すごい風でしたね。
7月あった西日本豪雨(平成30年7月豪雨と呼ぶらしい)の時にわたしの住んでいる地域も少なからず影響があったので、それ以来どうも雨には若干の恐怖感があります。そんな中やってきた今度の台風。また直撃かよー!!という感じですが、幸いなことに雨が降っている時間が少なかったのでわたしの住んでいる地域ではこれといった被害はありませんでした。
が、
風は本当にすごかったですね。淡路島では発電用の風車が倒れたようですが、我が家では植木鉢が飛んでったりベランダボックスの蓋が飛ばされて浸水したり、緑のカーテンが吹っ飛んで行ったり、いろんなゴミがお庭に飛ばされてきたりと、まぁ細々とした被害がいろいろありました。
そんな細々とした被害の一つがトマト。家庭菜園のトマトの茎が何か所か折れてしまったのです。
トマトと言えば夏野菜の代表格ですが、その収穫時期は意外と長くて、うまく育てれば秋までトマトを収穫することができるのだとか。しかしながらわたしの育て方が悪いのか、毎年夏の終わりの頃には全体的に枯れ始めのような雰囲気が漂い、すっかり実もつかなくなってしまいます。
今年のトマトもまさにそんな状態で、そろそろ片づけないとなーと思っていた矢先の台風による被害。このまま放っておいても枯れていまうだけなので、そそくさとお片付けをすることにしました。
感謝の気持ちと共にトマトさんをお片付け
今回の台風で茎が何か所か折れてしまいましたが、そもそも最近のトマトはこんな感じであまり元気がありませんでした。"トマトはうまく育てれば長く収穫できます"ってよく聞きますけど、少なくても農業ド素人のわたしはこれまでそんなに長く収穫できた試しがありません。
葉っぱや茎がこんな感じで枯れたような色になると、実はほとんど付きません。実が付いたとしてもなんだかひょろひょろで全然おいしくなさそう。わたしはこれを"お疲れさんモード"と勝手に呼んでますが、本当に元気がなさそうな感じです。
このまま放っておいても枯れた葉っぱが近所に飛んでって迷惑をかけるので、その前にお片付けをしましょう。
頑張って育てたトマト、まだ緑色で生きているトマト。それでもダラダラ育て続けてる意味はないので、心を鬼にして枝を切っていきます。もちろん、感謝の気持ちを忘れずに。
今年の夏も、新鮮なトマトをたくさん恵んでくれてありがとうございました。
トマトの片付けの方法は特に決まっているわけではないのですが、伸びている枝を切りやすい場所からハサミでバンバン切っていく方法が一番楽ちんかと思います。トマトの枝はこのような専用の紐で支柱に固定していますので、枝を切るのと同時にこの紐もバンバン切断していきましょう。
紐はどうみても土に還らない人工素材なのできっちり回収します。
麻紐など天然素材を使えばわざわざ回収しなくても土に還るのですが、強度的には人工素材の方が強くて結びやすいので最近はこれを良く使ってします。家庭菜園の規模ならばどちらを使っても作業量にそう違いはないかと思いますが、雰囲気重視なら麻紐でしょうか?
切断した枝は結構硬いのでそのままゴミ袋に入れると間違いなくゴミ袋を突き刺してしまいます。また水分もまだまだ多いのでかなりの重量になってしまします。なのでわたしはこのようにしばらく放置しておき、後日乾いてからより細かく切断して廃棄しています。
わたしの住んでいる地域ではこのような植物系のゴミを農地等で燃やされる方が多くおられますが、はっきり言ってものを燃やすのは近所にもの凄く迷惑なのでわたしは絶対やりません。洗濯物に煙の臭いがついたらとても悲しい気持ちになりますよね。
来年のトマト栽培の課題点
すっかりトマトを撤去することができました。いままで当たり前のようにあったものがなくなるとすっごい寂しいですね。
これから冬野菜も育てなきゃいけないのでまだまだ気が早いですが、来年のトマト栽培には課題が2つあります。
1つ目は収穫量のアップ。
今年は例年よりもずっと収穫量が少なくて、失敗の年でした。トマトが元気だった期間も短ければ結実量も少なかったです。梅雨時期の長雨や、猛暑の影響もあるかもしれませんが、近所の農家さんも例年よりかは苦戦しているとおしゃっておられました。とはいうもののわたしの場合はご近所さんよりもよっぽど収穫量が少なかったので、別の原因が何かあるのではと考えています。まだそれはイマイチ分かっていませんが、来年はもっと試行錯誤をして、秋まで収穫し続けれるようなトマト栽培を目指したいですね。
2つ目はレイズドベッドの改良。
お気に入りのレイズドベッドですが、トマトを固定する支柱は市販品丸出しのイボ竹。
これはお洒落ではありません。もっとお洒落で使いやすい支柱を作りたいなぁと計画中。
作物によってはこのような支柱は不要なので、簡単に取り外しできて、でもしっかり固定できるような構造にできれば作物の変更時もぐっと楽できるようになるはず。
また併せて強度もアップすれば、今回の台風のように茎が折れることもないでしょう。
野菜を育てるのは本当に難しくて試行錯誤の連続ですが、この2つの課題をしっかり考えて、来年はよりお洒落になったレイズドベッドでトマトをもりもり収穫してやりましょう!