イチゴ栽培

11月,12月のイチゴ栽培で気をつけること


何の予備知識もないくせに、ホームセンターで衝動的にイチゴの苗を買ってしまったわたくし。

イチゴと言えばちびっ子に大人気の作物。せっかく買ったのならばしっかり育てて子供の食育に利用しようと、早速子供と一緒にお手製のレイズドベッドに植えたのでした。10月末のことですね。

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レイズドベッドでイチゴ栽培始めました

Contents1 そうだ、イチゴを育てよう2 まずは土の準備をしましょう3 イチゴを植えました そうだ、イチゴを育てよう 夏の時期はプチトマトとトマトを育てておりましたこちらのレイズドベッド。トマト ...

イチゴの苗を植えて早くも1ヵ月。もう12月が訪れそうという時期ですが、ここ最近のイチゴ栽培の様子をご紹介します。

 

イチゴの苗が増えた!

イチゴの苗を植えて1週間程経ったある日の朝のこと。

玄関を開けるとお庭にイチゴの苗が並んでいました。あれぇ…先週植えたハズなんだけど…

この苗は決して土から抜け出して来たわけではなく、なんとご近所さんが分けて下さったのです。

イチゴという植物は多年草で、しかもランナー(横方向へ延びる茎)を伸ばして株が増えます。苗を下さったご近所さんは畑で大量のイチゴを栽培しているので、モリモリ増えるそうです。そのご近所さんには「イチゴを植えたんですよ~」というお話は確かにしたのですが、まさかこんなに追加で頂けるとは…

とってもありがたいことなのですが、困ったことに農家でもなければ畑も持っていないわたしはこんな量の苗を植えるスペースがありません。唯一の栽培場所であるレイズドベッドはもう満杯。

でも、せっかく頂いたんだからしっかり育てたいなぁ…う~ん…

そうだ!!

夏にゴーヤを育てていたお野菜用のプランターが倉庫に眠っているのを思い出し、引っ張り出してきました。

見た目はちょっとアレだけど、このプランターなら土の量もたっぷりなのできっちり育つでしょう。

 

プランターだけでは頂いた株全てを植えることができなかったので、残りは倉庫に眠っていたハンギングバスケットを引っ張り出してきて植えました。

このハンギングバスケットはウッドフェンスを利用してオシャレなお庭にしようと2年ほど前に購入したものなんですが、いざやってみると土の量が少なくて水切れが起こりやすいし、水遣りしたら水と一緒に地面に土がボトボト落ちるし、どうもわたしには合わないなぁ、とすぐに辞めてしまったものです。

まぁ、もうすっかり寒い時期だし、水遣りもそんなにしないから大丈夫かな?というわけで再チャレンジです。

こういうハンギングバスケットを使ってお洒落に寄せ植えするような人ってすごいですねー。わたしには無~理~。

 

寒くても水遣りはやっぱり必要

さてそんなこんなでいきなりイチゴだらけとなったわたしのお庭ですが、最初の頃は根っこがしっかり張っていないでしょうからせっせと水遣りをしていたのですが、寒い時期なのであまり水遣りし過ぎるのもなぁ…という気持ちや、面倒臭さもあってやがて水遣りを完全にサボるようになりました

 

しかしながら…ある日、ふとハンギングバスケットに植えたイチゴを見ると…

あー!なんか元気が無い!くたっとしてる!

水か?やっぱり水切れなのか?

 

そしてレイズドベッドの方を見ると、ハンギングバスケット程ではないけどやっぱりイチゴがくたっとしています。

いずれもさっぱり水遣りをしていなかったので、当たり前ですが土はすっかり乾いております。イチゴは冬も水遣りがいると聞いていたことを思い出し、急いでたっぷりと水を与えました。

 

すると翌日にはシャキッと復活。

 

レイズドベッドの方も、シャキッと復活。葉っぱが地面から離れてピンッと立っています。シャッキシャキ。

地植えだろうが、ハンギングバスケットだろうが、プランターだろうが、イチゴは冬でも水遣りが必要なようです。やっぱり。

 

イチゴの花が咲いた!

水切れを起こしかけてからというもの、毎日イチゴの様子をしっかり確認するようになりました。土が乾いたら水をあげましょうって園芸本には書いてあるけど、土が乾いているかどうかなんて見ないと分かりませんし。

イチゴはそれほど大きな株にならないと言いますが、毎日見ているとそれでも少しずつ変化があって面白いです。

 

新芽…というか、新しい葉っぱは株の真ん中からこんな感じで出てきます。ちっこいとかわいいなぁ。

 

ある朝、いつも通りちっこい葉っぱでも見ようと思ったら、真ん中に何か変な白い塊を発見。なになに?いきなりイチゴをカビらせちゃった!?イチゴ栽培失敗!?

 

その翌日の朝、カビかなんかだと思ってたその白い塊が少し開いていました。

これは…どうみても…花…だよね?

手持ちの園芸本ではイチゴは10月末から休眠に入り、春先から花が咲くって書いてあったけど、我が家のイチゴは休眠どころからまだまだ元気だし、花も咲いてます。どいうことだ!?

 

と悩んでいると、次の日せっかく咲いた花は無残にもむしられてました。

…というと聞こえが悪いのですが、これは苗を下さったご近所さんがご親切でやって下さったのです。

なんでも、この時期花が咲くのは当たり前で、でも春に美味しいイチゴを収穫する為にはこの時期の花はせっせと早い段階で摘んでしまった方が良い、とのことです。

園芸本と全然違う内容ですが、ここはもちろん実際にバリバリ栽培している農業経験者を信じることにしましょう。実際、休眠すると記載されている時期を過ぎても依然として元気だし。

綺麗な花ですが、この日以降、美味しいイチゴ収穫の為にせっせと摘んでいます。毎日のように、摘んでます。これ、農家の人はすごい大変な作業じゃないですか?

 

イチゴは本当に冬に休眠するの?

園芸本によるととっくに休眠しているはずの時期ですが、恐らく気候だとか品種でいろいろと異なるのでしょう。我が家のイチゴたちは全然元気です。

最初は小振りな株だったのですが、気が付けばランナーがぐんぐん横方向に伸びています。レイズドベッドに植える際、相当に株と株との間を空けたつもりでしたが、これではあっという間にその隙間も埋まってしまいそうです。

ランナーの先だとか途中から地面に根っこが伸び、新しい株が増えるそうです。

せっかくなのでどんどん増やして、じゃんじゃんイチゴを収穫したいですね。

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