6月の時点では枝が折れたりしたものの概ね絶好調だった我が家の家庭菜園のブドウ。これはピオーネの話ね。シャインマスカットはダメダメでしたけど。
花房(あとで実になるやつ)をものすごい勢いでつけていたので、むしろ間引きを頑張らないとなー。元気すぎるのも困っちゃうなー。と、まさに余裕しゃくしゃく状態。
それがいったいどういうこと!?
まだ7月だというのに、収穫時期はまだまだなのに、暑さのピークでもないのに、気温の上昇とともに絶好調だったブドウの樹は壊滅状態です。
7月なのにブドウの樹の葉っぱが落ちまくり
こちらが絶好調だった6月時点での家庭菜園のピオーネの様子です。
青々とした葉っぱが生い茂り、花房もたくさんついており、ほんとうに元気。どんどん伸びてくる蔓や余計な新梢を切り取る作業に日々追われるくらいでした。ブドウって樹木とは思えないくらいすごい勢いで伸びますからね。
それが今やこんな状態。葉っぱはスカスカだし、色もすっごい薄くなってます。むしろ茶色くなっている部分も多数。全然青々していないし、素人目にも元気なさそう。
そして地面に落ちている枯れた葉っぱ。これね、最近は毎朝芝生の水遣りをするときにこの葉っぱを拾うのが日課になっています。そんな日課全く嫌なんだけど、毎日葉っぱを落とすのだから仕方がありません。
ブドウが落葉するのは11月のはずなんだけど・・・
植物は葉っぱで光合成をして栄養を得るのは皆さまご存じのとおり。そんな栄養源ともいえる葉っぱがボロボロなんですから、実の状態もお察し。
ピオーネといえば巨峰系の品種ですが、実は全く大きくなっておらず、むしろもうしおしおの枯れ枯れです。今年はたくさん花房ができてたので収穫が楽しみだったんですけど、もう実は全滅だ!!
天敵コガネムシくんも登場
ブドウ栽培の、いや、我が家ではお庭造りの天敵ともいえるコガネムシくんも追い打ちをかけるように登場中。葉っぱを食べるくらいならまだ大目に見ますが、こいつらは根っこを盛大に食害する幼虫を大量に発生させるので、見つけ次第駆除しましょう。情けは無用です。見つけ次第問答無用で、駆除!動きはゆっくりなのでティッシュで掴んでやるのが手っ取り早いです。
実はアジサイも大量に葉っぱ落としまくり
ブドウがー、ブドウがー、といっていますが、葉っぱを大量に落としているのはブドウだけではありません。
葉っぱを大量に落としているのはこのアジサイも。新芽が出てきてはいますが、梅雨の時期に大量に生い茂っていた葉っぱはほとんど落ちてしまいました。
実は我が家のアジサイに関してはこの現象は決して珍しくないんです。毎年この時期に水遣りの頻度を落としてしまうと、このように盛大に葉っぱを落とすことがあります。
アジサイって元々ガンガンに日が当たる場所に植えるような植物ではありません。なのにこのアジサイは頂き物ということもあって昔南側のガンガンに日が当たる場所に植えてしまったのです。ゆくゆくは隣の樹木が大きくなって日陰になってくれる予定ですが、それまでは直射日光ガンガン。直射日光ガンガンだと地植えの植物といえども水切れを起こしてしまうのでしょうか、少しでも蒸散(葉っぱからの水分の放出)を抑えるために植物自身が葉っぱを落とすようです。
なんだか申し訳ないですが、暑さが和らいだら復活するのはこれまでの経験から分かっているので、見守るしかないですね(そして水遣りを忘れない)。
暑さ対策はとにかく水遣り。でも原因はそれだけ?
というわけで、アジサイでの葉っぱ落ちの現象から、ブドウが葉っぱを落とすのも水切れじゃないかと思っています。地面に植えている樹木が水切れなんて起こす!?そもそも水遣りなんて必要?ってすごい疑問なんですが、今年は異常な猛暑ですからね。そんなことも、あるかもしれない。
それを実証するように、朝・夕方・夜の1日3回水遣りをしたところ、このように新芽が出てきました。いまだに信じられないのですが、葉っぱを落とした原因はやはり水切れだったようです。今更気が付いても実が全滅なのは変わりありませんが・・・。
といいつつも、実はいまだに信じ切れていないですよ。もちろん水遣りの回数を多くすることで復活したという事実はあるんですが、地植えしている樹木であるにも関わらずこれだけ水切れしやすいのは、根が食害されているんじゃね?っていう疑問をもっているのです。そう、わたしの天敵のコガネムシくんの幼虫です。
前回の投稿でご紹介したとおり、コガネムシくんの幼虫対策を徹底することでボロボロだった芝生が劇的に改善した実績もあるので、今年の秋からはブドウの樹においてもコガネムシくん対策を強化したいと思います。