ブドウ栽培

種無しブドウの作り方!家庭菜園のピオーネにジベレリン処理をしよう

2020年6月3日


お庭の片隅で育てております我が家のブドウ栽培。

枝を折ってしまったり、

内部が蟻まみれだったり、

去年伸びた枝からは一切発芽しなかったり。

大丈夫なのか…?と春先はものすごく不安だったのですが、最近では爆発的に成長しだしてとてもよい感じ。ブドウって、なんとも生命力の強い樹木なのですね。

そんな我が家のブドウですが、今年はピオーネに3つの花房がついてくれました。昨年は10個以上花房のついたデラウェアは残念ながら今年はお休みの模様。まだどちらの樹も小さいからまだまだこれからに期待ですね。

さて、花が咲く頃に行わなければならない作業といえばジベレリン処理

本日は種無しブドウを作るのに必須となる、ジベレリン処理作業のご紹介です。

今回の作業

どんな作業? : ブドウのジベレリン処理

使うもの : ジベレリン錠剤、紙コップ、割りばし

必要な費用 : 877円(STジベラ錠5をアマゾンで購入)

肉体行使度 : ★☆☆☆☆(1)花房の数次第

言いたいこと : 適期がシビアなので、毎日花房を観察しよう

 

ジベレリン処理とは?

ジベレリンっていうのは植物ホルモンの名前で、ブドウ栽培におけるジベレリン処理とは花房にジベレリン処理液を付着させる作業のこと。

ジベレリン処理は種無しブドウを作るのに必須な作業なんですが、お恥ずかしい話、わたしはブドウ栽培を始めるまで種無しブドウを作る方法なんて知らなかったんです。

よくよく考えたら種を残さない種無しブドウは品種改良とかで作れるわけがないんですが、そんなこと全く気が付きませんでした。これまで考えたこともありませんでした。

そんなわけで、昨年はせっかくたくさんのブドウが実ったというのに、ジベレリン処理を知らなかったばかりに全て種ありブドウになってしまうという悲劇を招いたのです。

ピオーネのような粒が大きい品種ならまだよいのですが、デラウェアのような粒の細かい品種だと種ありだと大問題!食べる為の労力が半端ないのです。

そんな失敗を活かすべく、今年はコロナ騒ぎ前からちゃんと用意していましたよ。ジベレリン。

購入したのは住友化学園芸のSTジベラ錠5。近所のホームセンターには売っていなかったので、アマゾンで購入しました。

なお、ブドウ栽培ではジベレリンの他にフルメットという物質もよく使用されているみたい。どちらも植物ホルモンなのですが、フルメットの方が効きが良いというような話も聞きます。その代わり高価なのがデメリットなのだそう。

今年は初めての挑戦ですから、まずはオーソドックスなジベレリンを試してみることにしましょう。

 

ジベレリン処理を行う時期

ジベレリン処理ではこれが最も重要らしいのに、素人にはこれがさっぱり分かりません。

間違いないのはジベレリン処理を行うタイミングは結構シビアで、そしてそのタイミングは品種によって異なるということです。

品種によってはジベレリン処理を2回実施する必要があるのですが、わたしが育てているピオーネの場合は1回だけの処理で、処理を行うタイミングは満開直前・・・らしいです。手持ちの園芸書によるとね。

けれども、購入したSTジベラ錠5の説明書によると満開後3日から5日って記載されているじゃないですか。字がちっさくて読み辛いけど、ちゃんと使用前に読みましょうね、説明書。

この説明書にはピオーネという名称は一切出てきませんが、わたし調べではピオーネは説明書に記載されている巨峰系4倍体の品種に該当するはず・・・多分。こんな感じで文献なんかによって記載されている内容が微妙に違ったり、専門的に書かれていたりするのが素人にはわかりにいですよね。単純に素人向けじゃないからなんでしょうけど。

それにしてもジベレリン処理を行う適期が3日間しかないって、会社勤めには少々シビアすぎませんかね?

 

そんな文句を言っていても種有りブドウになってしまうだけなので、毎朝出勤前にチェックを繰り返し、それっぽい時期を見逃さないようにしました。

多分、これくらいでいいよね?

どうやら満開後3日目というのは落花が始まっているくらいの時期のようです。

 

そもそもブドウの花って一般的にイメージする花とは随分違う形をしているので、知らなければ花が咲いていることすら気付きにくいですよね。この白いモヤシみたいのがブドウの花ですよ。

 

ジベレリン処理液の作り方

ジベレリン処理を行う適期はたった3日間しかないので、その時期を逃さないようにさっさと作業をしましょう。雨の日だとせっかく付着させた薬剤が失われやすくなってしまうので、作業は雨じゃない日を選びたいですね。

先程の説明書を見ますと、ピオーネの場合は12.5~25ppmのジベレリン処理液を作成する必要があるようです。

ppmっていうのは100万分の1っていう意味。化学に詳しい方なら当たり前の言葉ですが、普通に暮らしていたら接する機会の少ない言葉でもあります。こんな薄い濃度、どうやって調整すんの?って不安に思った方、ご安心下さい。

 

先程の説明書をひっくり返しますと、しっかりとその調整方法が記載されていますよ。これなら誰でも失敗することはありませんね。

 

それでは説明書に従って、早速ジベレリン処理液を調整しましょう。

用意するのは

  • STジベラ錠5、
  • 水を入れる紙コップ(200ml以上のものが良い感じ)
  • そしてかき混ぜる為の何か(割りばしでOK)

だけ。なんとも手軽なもんです。

 

今回は25ppmのジベレリン処理液を作りますので、紙コップに200mlの水を入れ、そこにSTジベラ錠5を1錠入れるだけ。最初に少量に水で溶かし、後から残りの水を追加すると良いようです。

STジベラ錠5はその名の通り錠剤なのですが、意外とすぐに水に溶けなくて結構ビビりました。ある程度時間が経つと勝手に崩壊していくので、気長に待ちましょう。

出来上がった処理液はこの通り無色透明。多くの花房を処理する農家さんでは処理したかどうかが一発で分かるように色素を足すそうですが、たった数個しか花房の無い家庭菜園の場合はそこまでは不要でしょうね。

 

ジベレリン処理をしよう

処理液が出来上がったら早速ジレベリン処理を行いましょう。

といっても、作業自体は花房をどっぷりと紙コップ内のジレベリン処理液に浸すだけなので、とっても簡単。浸したらすぐに引き上げることと、花房全体をしっかりと浸すことが注意点でしょうか。

今回はたった3花房だけだったので、ものの1分程度で完了です。これで種無しになるはず!なって!

 

凄まじいブドウの成長スピード

冒頭で説明しました通り、昨年成長した枝から一切新芽が出ないなど、今年のブドウ栽培は不安いっぱいでのスタートでした。

ところが、ピオーネの方はニョキニョキと成長を続けて絶好調。新芽を摘んでも摘んでも茂りまくってくるので困ってしまうくらい。デラウェアの方はまだまだ全然ですけどね。

今年生えてきた新梢もパーゴラに届く寸前まで伸びてきました。

今は早くブドウ棚を作りたいから有難いけど、ある程度成長したら今度は大きさを抑える為の管理が無茶苦茶大変そう・・・。

 

ピオーネって葉っぱも大きい!

最近ではよく葉っぱの上でカエルが休んでいるのを見かけて結構癒されています。

これからまだまだブドウが成長する季節が続きますが、変な虫がついたりしないよう、カエルと一緒にしっかり見守っていきましょう。

 

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