ブドウ栽培

家庭菜園でのブドウ栽培始めています


これまで長らく続けているウッドデッキ製作ですが、今年はそれよりもDIYでのパーゴラ製作を優先して進めてきました。

子供の面倒を見ながら、家事もしながら、もちろん平日は仕事をしながら、なんとか目標とする夏までにパーゴラを完成させることが出来ました。よくやった、自分!

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パーゴラの完成。素人DIYでもパーゴラは作れる!

Contents1 補強材の取り付け2 ブドウを導く支柱の設置3 後はブドウの成長を待つだけ 今年の2月からボチボチ製作しておりましたブドウ栽培用のパーゴラ。 当初の目標通り、ブドウの成長が激しくなる ...

これだけ急いでパーゴラを作ったのにはちゃんと理由があって、それは家庭菜園で育てているブドウがデカくなってきたから。ちゃんとした支えを作らないと、今年の台風にはとても耐えられなさそう!ということなんです。

それにしても、最初はちっこかったブドウも随分と大きくなってきたものです。本日はなかなか珍しいかもしれない、家庭菜園でのブドウ栽培の様子を紹介します。

ホームセンターで衝動買いしたブドウ

我が家にブドウの木がやってきたのは2017年の夏。

緑のカーテンに使用できる植物を探そうと、たまたま立ち寄ったホームセンターで出会ったのがこちらのデラウェア

わたしは緑のカーテンが大好きで、毎年夏になると必ず窓辺に緑のカーテンを作っていました。それまでは緑のカーテンにゴーヤやパッションフルーツといった植物を使っていたんですが、これらの植物は寒くなると枯れてしまうので毎年また苗から育てる必要があるのが不満だったんですね。

そこで、緑のカーテンに使える多年草を探していたところ、このブドウがビビッときたわけ。窓の外にブドウ棚があるだなんて、すっごく素敵!!…と想像しています。実際にやったことはないから分かんないけど。

 

夏はブドウの収穫の季節ということもあり、ポット植えのちっこい株にも実が付いてるじゃないですか!!

こんなポット植えでも実がつくくらいなら、きっとお世話も簡単なんじゃね?という勝手な思い込みが更に衝動買いを加速させました。

樹木って一度植えたら長~いお付き合いになります。なんなら、わたしよりも長生きするでしょう。それなのにこんな感じでろくに下調べもせずに購入するなんてダメですよね。でも、やっぱり食べれる植物ってお世話のモチベーションが上がるから好きなんです。我お庭では収穫できる植物ばっか増えていきます。

 

購入したばかりのブドウはまだまだ小さいし、何よりも植える場所が決まってないのでとりあえずプランターに植え替え。ブドウって樹木だから地面に植えるのが当たり前だと思っていたら、このまま鉢植えで楽しむことも出来るみたい。

 

とはいうものの、プランターで育てると水切れなどの心配があるし、大きく育てるならやっぱり地面に植える方が良いでしょう。このしばらく後にレンガで専用の植栽スペースを製作し、地面に植え付けました。

 

2年目のブドウの様子(2018年)

ブドウは冬に葉を落とす植物ですが、新しい葉っぱが出てくる時期はちょっと遅め。他の植物たちはすっかり新芽がついているのに、ブドウにはなかなかつかない(ように見えた)ので、植え替え失敗した!?と不安になったもんです。

しかしながら、4月末頃にようやく新しい葉っぱが出てきてくれました。良かった、良かった。我が家のブドウ栽培の2年目のスタートです。

 

2週間ほど経つとすっかり葉っぱが増えました。このちっこいブドウが葡萄棚を作れるくらい大きな木になるにはどれくらい掛かるんだろうなぁ、と思っていたら…

2ヵ月くらいで元の倍くらいの大きさになってるんですけどぉ!?

 

樹木ってもっとのんびり大きくなるもんじゃないの!?まるでジャックと豆の木のようにニョキニョキと目に見えて巨大化していきます。手持ちの支柱ではもう長さが足りなくなりそう。

この時点で、このブドウをお庭に植えたのは失敗では?という考えが頭をよぎります。いや、もう引返せないけど…

 

11月頃になると葉っぱは枯れて、その後落葉します。

予想以上の巨大化に驚かされた2年目のブドウ栽培もこれでお終い。これだけ背丈が高くなったにも関わらず幹自体はとても細いので、支柱がないと自重で倒れてしまいます。支柱の長さが足りなくなってしまいそうになったり、台風で倒れそうになったり、いろいろ大変でしたがなんとか耐えることが出来ました。

 

3年目のブドウの様子(2019年)

そして、現在3年目。

先日ご紹介した通り、支柱の長さの足りなさや、安定感の悪さを改善する為に新しく製作したパーゴラが大活躍。葡萄棚にするにはまだまだ大きさが足りないけど、あの成長スピードならそう遠くない未来に葡萄棚を作れるかも。

 

昨年までは咲かなかった花が、今年は沢山咲きました。ブドウの花って初めて見ましたが、最初いつ花が咲いたかなんて分かりませんでした。この拡大するとモヤシみたいなのがブドウの花のようです。いかにも”花”って感じの見た目ではないんですね。

 

そして、花が咲くってことはブドウもいよいよ勢いがついてきたってことですから、ちゃんとお世話を出来るように専門書を購入しました。

今までいろいろと園芸書を購入してきましたが、NHK出版の本は分かり易くていいですよね。まさに実用性重視。

その本によると、いまや今は当たり前となった”種なしブドウ”を作る為には、開花前にジベレリン処理をする必要があるんだとか。このジベレリン処理は実を大きくする為にも必要な処理なんですって。

 

へ~…開花前…

 

もう、花咲いてるし、むしろ散っちゃってますが…

 

というわけで、ろくに勉強してこなかったせいで今年の我が家のブドウは種有りになることが確定しちゃいました。実の小さなデラウェアで種有りって今まで食べたことがないんですが、どんな感じになるのやら。

ちゃんとしたブドウを作るのは来年以降にしよう。うん、そうしよう!

教訓

植物を植える前に、その植物のことをしっかり調べよう

 

ピオーネも準備中

ご紹介した通り現在デラウェアを育てていますが、昨年冬に知人からピオーネの苗を頂きまして、そちらはとりあえず鉢植えで育てています。

 

こちらはまだ苗も小さいし、なによりも植えたばっかだから全然期待していなかったんですが、なんと早くも花が咲いて結実しています。

当然、こちらもジベレリン処理は行っていないので、種有りブドウになることが決定してしまっています。仕方が無いですが、実の大きなピオーネですし我慢しましょう。

 

専門書によるとブドウのお世話は5月頃からいろいろとやることがあるようですが、わたしは今のところな~んにもやっていません。今からでも出来ることはあるはずなので、週末にはいろいろと手を加えていきたいと思います。

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