ブドウ栽培

はい、今年もブドウの枝が折れました。原因はスカシバ類の幼虫?


前回の投稿でもご紹介しましたとおり、我が家ではウッドデッキの側面に取り付けたウッドフェンスを活用して、末永く使うことができる緑のカーテンを作ろうと計画中。

緑のカーテンに使う植物といえばゴーヤなんかがメジャーどころですが、わたしとしてはゴーヤのような野菜系は一年草なのが大きなデメリットだと思ています。というのも、せっかく立派な緑のカーテンを作っても、次の年にはまた苗から育てる必要があるっていうのはちょっと残念すぎませんか?わたしは一つの植物と末永く付き合いたいタイプなんです。

そこで目を付けたのがこちらのブドウなわけ。ブドウはつる性の植物で、暖かい時期はもうすごい勢いで葉っぱをつけて緑のカーテンを作ることができます。品種はシャインマスカットなので、おまけで収穫できる実はとっても美味!

ブドウは冬になると落葉するものの、樹木なのでまた春になると新芽を出して樹齢を重ねるごとにどんどん大きくなっていってくれます。そう、これなんですよ。わたしが求めていた緑のカーテンは!

前回の投稿でご紹介したとおり、ステンレス製ワイヤーでこのブドウのための誘引フェンスも新たに作ったし、今年は一層気合を入れてこのブドウを育てるだけ・・・・

 

と思いきや、

 

枝、折れました。というか枝じゃなくて主幹を折ってしまいました。

え?また?

そう、わたしはこれまで何回もブドウの枝を折ってきました。ブドウの枝って中身がスッカスカでしかも全然柔軟性がないので、あっという間に折れてしまいます。もう二度と折らないぞ、と毎回強く心に誓うものの残念ながら毎年折り続けています。もう、わたしの心も折れちゃいそうだぜ・・・

 

でも今年は不注意で折ったわけじゃないんです。触ったらそのままふにゃっと倒れた感じ。そう、とどめを刺したのはわたしかもしんないけど、感覚的には最初っから折れていた感じ。

そんなことある?って不思議に思っていたら、あれ?なんかおかしくない?

 

折れた部分をよく見ると、何やら生物チックな質感があるじゃないですか。これはあれですね、わたしが大っ嫌いな虫的なやつじゃないですか?

 

苦手な方は閲覧注意!(わたしも超苦手)

 

 

 

 

折れた断面を見ると、どう見ても幼虫チックな嫌な奴がいるじゃないですか・・・。

こいつの正体はわからないけど、主幹を食害するってことはスカシバ類の幼虫?それともブドウの害虫としてはメジャーなカミキリムシ類の幼虫?

なんでもいいけど、この最悪な訪問者のせいでわたしの大切なブドウは食害されちゃったわけです。

 

この手の幼虫が潜んでいるかどうかは見た目でわかるって園芸書には書いてあるけど、たまたま枝が折れた場所を枝を折る1週間ほど前に撮影した画像がこちら。今見ると幼虫が潜んでいる場所が不自然に膨らんでいるようにも見えるけど、実際のところブドウの樹って至る場所がこんな感じで凸凹しているので、やっぱりわたしには事前に発見できる自信は全くありません。

そんなわけで今年のブドウ栽培はスタート前から絶望的な状態になってしまいました。ブドウの樹で作る緑のカーテンの完成はまだまだ時間がかかりそうですが、めげずに頑張っていきましょう。それにしても目に見えないうちに食害する系の害虫は本当に厄介!こんなのと闘いながら立派な実を育てるブドウ農家さんってすげーなーって心底思っちゃいますね。

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