今年の2月からボチボチ製作しておりましたブドウ栽培用のパーゴラ。
当初の目標通り、ブドウの成長が激しくなる夏頃までになんとか完成させることが出来ました。
-
DIYでのパーゴラ製作開始。木材の塗装と支柱の組み立て
年始に宣言してた葡萄棚にする為のパーゴラ製作。 注文していた木材が届きましたので、いよいよ組み立て作業に取り掛かります。 木材の加工と塗装 パーゴラ製作に使う木材が届きました。 購入はいつもと同じくネ ...
-
パーゴラの垂木の製作
Contents1 材料はウェスタンレッドシダー材2 まずは仮組みでイメージの確認3 桁との組付け部分を凹形状に加工4 ソフトウッドなのでまずは下塗り塗装をしよう 今年の夏ごろまでの完成を目指して作業 ...
-
パーゴラ完成間近。塗装と垂木の取り付け
Contents1 垂木の本塗装2 垂木の取り付け2.1 下からぶっ刺そう!2.2 長ーいコーススレッドはダメ?3 今回の失敗事例4 残る作業は? どうもこんにちは。きんちゃんです。 今年になってから ...
補強材の取り付け
前回までの作業で既にだいたい完成していたんですが、素人のDIYでついつい不安になるのが、その耐久性。
なんせド素人なもんですから、どのような木材で製作したらどの程度の荷重に耐えられるかなんてサッパリ分かりません。
せっかく貴重な時間とお金を費やして製作したパーゴラがある日倒壊するなんて考えたくありませんよね。倒壊しちゃったら悲しいだけじゃなくて、それ以前に危険です。
なので、わたしは何か製作する時は出来る限り頑丈に製作するように心掛けています。頑丈にすればするほど、とりあえず安心。材料代はどんどん嵩んでいきますが…。
そんな訳で、このパーゴラに関しても仕上げとしてパーゴラの各部に補強材を取り付け。
パーゴラは当然屋外に設置されていますので、補強金具のようなものはなかなか使用できません。
補強金具って鉄製の物が多くて、屋外で使用すると無残に錆びてしまうんですよね。錆びてしまうと見た目も悪いし、なによりも強度が落ちてしますのが困ったところ。錆びにくいステンレス製のものを使うという手もあるんですが、頑丈なステンレス製の金具ってむ~っちゃ高いので、なかなか手を出すことが出来ません。
なので、このように木材を使用して補強材を入れていくのです。木材なら端材も使用できるので、大幅に費用を抑えることが出来るんですね。
材料は支柱と同じくサイプレスを使用。大きな力が掛かる場所なので、なるべく強度のある木材が良いでしょう。
先程の写真のような補強材でも十分すぎるくらいガッシリとした剛性を感じるんですが(大人が勢いよくぶら下がってもビクともしない)、たまたま立ち寄った公園のパーゴラではこのように側面に大きなブレース状の木材が配置されていました。このパーゴラはわたしが製作したものと違ってソフトウッドで製作されていますので単純な比較は出来ないのですが、今後耐久性に問題があるようであれば、このような大きな補強材を追加するのもいいですね。
ブドウを導く支柱の設置
パーゴラは無事完成したんですが、そのパーゴラの主となるブドウはまだまだ小振りなサイズ。
小振りと言っても既に人の身長を超えるだけの背丈はあるんですが、まだまだパーゴラに固定出来るほどの大きさではありません。これまではなんとか支柱で支えてきたんですが、それももう限界。支柱で支えるには高さがありすぎるので、自重で倒れてしまうのです。
そこで早速大活躍なのが、完成したばかりのパーゴラ。
とはいうものの、先程説明したようにブドウはまだまだパーゴラには届きません。ならば、足りない分を支柱で補ってやりましょう。
ホームセンターで長~い支柱を買ってきて、それを画像のようにパーゴラの垂木に固定してやります。これなら、長~い支柱でも倒れることはありません。支柱の反対側は地面にしっかりとぶっ刺してあります。
固定した長~い支柱にブドウを結び付けてやれば、安定感は今までとは比べ物にならないくらいアップしました。これなら台風が来てもへっちゃら!
また、この支柱は今後ブドウをパーゴラの上に導く役割も果たしてくれるはず。
後はブドウの成長を待つだけ
DIYで2月から製作していたパーゴラですが、このようになんとか完成することが出来ました。
後はブドウがすくすくと伸びてくれるのを待つだけです。早くブドウによる緑のカーテンを完成させたいですね。そして、自家栽培したブドウを食べてみたいです。
さて、今回DIYで挑戦したパーゴラ製作なんですが、パーゴラって構造自体はかなり単純なので意外と簡単に製作することが出来ます。支柱をしっかりと垂直に立てることさえ出来れば、あとはそう難しい作業は無いはず。高い位置に重い木材を配置する作業があるので、そういった作業は2人以上で取り掛かることが出来れば難易度は更に下がるでしょう。
その大きさゆえになかなか気軽に挑戦することは出来ないかもしれませんが、パーゴラが欲しい!と思っている方は是非挑戦してみてはいかがでしょうか。