ただ今わたしはパーゴラの製作を計画中。
考えているパーゴラの形状はごくごく普通の四角形なので、支柱は4本あります。支柱にはそれぞれ基礎が必要になるんですが、今回その内2本に関しては既存のコンクリートブロックを基礎代わりにしようとしています。
そうしたい最大の理由は専用の巨大な基礎を作る手間を省略したいから。あぁ、なんて情けない理由なんだ…
本来、支柱なんてものは横風に耐える為に巨大な基礎が必要なもんなんです。特にウッドフェンスの支柱なんかそうですね。
しかしながら、今回製作するパーゴラは横風の影響は受けにくい形だし、離れた4本の柱で安定感は抜群だし、コンクリートブロックでも行けないかな~?って感じ。なにか問題があったらまた考えよう。
今回はとっても簡単なコンクリートブロックに支柱を立てる方法についてのご紹介です。
支柱を立てるには金具を使う
実は以前ウッドフェンスを設置する時にも同じようなことをしたんです。
ウッドフェンスを製作する時の支柱といえば、専用のコンクリート製の基礎に支柱を差し込んだ後、コンクリートで埋めるのが一般的みたい。
そうそう、こういうやつ!
しかしながら、こういうのは木材を差し込んでいる部分が腐ったり、水を吸った木材のせいで基礎が割れたり、いろいろトラブルもあるんだとか。
また、傷んだ支柱を交換しようにも支柱はコンクリートで埋められているので、基礎を砕かないと支柱は交換できません。
そもそも、支柱を基礎に差し込む為に斜め状に加工する必要があり、施工の難易度も高め。そんな加工、超面倒臭い!そんなの、嫌だ!
というわけで、何か別の方法ないかなー?
と思って探し出したのがこちらの金具。
なんと支柱をコンクリートで埋めることなく取り付けられる金具なんです。
いろいろ探した結果、ホームセンターのジョイフル本田で発見。どうやらPB(プライベートブランド)品のよう。
この金具自体はコンクリートに差し込んで埋める必要がありますが、支柱となる木材自体は地面に埋まりません。これなら通気性抜群だし、もし木材が痛んでも簡単に交換できそう。
デメリットは強度的に不安が残るところかなぁ。
コンクリートに埋める部分は結構細いから、高さがあるフェンスや風通しの悪いフェンスなどの支柱に使うには強度が足りないかも。多分、折れる。
わたしはコンクリートブロックを並べて作った基礎の穴部分にこの金具を差し込み、
支柱を立ててフェンスを作りました。
製作後数年経ちますが、横板の間隔がスッカスカで横風の影響を受けにくい為か、こんな簡単な作りの基礎と支柱でもビクともせず今に至ります。
今回は挟む込むタイプを使おう
話は戻りまして今回の施工の話ですが、前回使った支柱金具がとても便利だったので今回も使用しようとしたんです。
しかしながら、今回設置する場所はコンクリートブロックの穴が既に塞がれています。これでは支柱を立てることが出来ません。
どーしたもんかなー…と、またまたいろいろ探した結果…
今度はこんな金具を発見しました。
偶然なんですが、これまたジョイフル本田のPB品。
なんなの、こういった90mm角用の支柱金具はジョイフル本田の独占状態?
細いラティス用の金具はいろんなメーカーのものが見つかるのですが、90mm角用のものは全然無いんですよね。
本来支柱やその基礎なんてものはもの凄い力が掛かる可能性があるから、正しい使われ方をされるとは限らないこういう金具はメーカーは積極的には作りたくないのかな?な~んて勘ぐってしまいます。
こちらはコンクリートブロックに挟む込むタイプ。ボルトを締め込むと内部の板がブロックをギュッと挟み込む構造です。
これなら今回の場所のように穴が埋まってても安心。
しかし…内部の板やボルトはステンレスでもないし、メッキも貧弱なタイプなんで一瞬で錆びそう。
屋外で使う物なんだから、多少高くなってもいいからステンレスにして欲しかったですね。
金属板の裏側にはゴム板が張られています。
決して滑らかではないコンクリートに対してしっかり固定する為にはこういう緩衝部分があった方がいいでしょうね。
こうやってカポッと嵌めたら、あっという間に支柱の基礎の完成。
超・簡・単!!
しかしながら、
前回も思いましたが、このシール類がなかなか綺麗に剥がれないので超ストレス。剥がさないと見た目が悪いしなぁ。
という訳で本日はこの便利なジョイフル本田の支柱金具のご紹介になっちゃいましたね。
必ずしも基礎の代わりになるわけではないけど、上手く使うことが出来ればとても便利な素材だと思います。
残念ながらAmazonでも楽天市場でも購入出来ないけど、ジョイフル本田オンラインショップがあるのでネットで購入出来ますよ!