もうね、虫ってばあの手この手で虫嫌いのわたしをいじめてくるわけです。お庭があると虫がやってくるのは当然なんですが、こいつら、時々本当に意外なところに侵入してくるんですよね…。
窓のシャッターを閉めてびっくり
梅雨時期の雨はシトシト降るようなイメージがありますが、梅雨が明けてからというもの、最近では毎日のように入道雲を見かけるようになり、そして稀にゲリラ豪雨がやってくるようになりました。もうすっかり夏ですね。
先日も夕方に突如空が暗くなって、風も強くなり、そして雷が鳴り出す日があったんですね。わたしは普段はあまり窓のシャッターを閉めることはないんですが、この日はなんとなく台風シーズン前の動作確認って感じで、ゲリラ豪雨に対してシャッターを閉めようかと思いたったわけです。
閉めてみてびっくり。シャッターの裏側にドロバチの巣が2個作られていました。一つはシャッターを下ろす際の衝撃で崩壊してしまいましたが、しっかり中身入り。もうね、本当に最悪。
以前もトイレの換気扇の中に巣を作られたことがありますが、ドロバチは本当に狭くて見つかりにくいイヤらしい場所に巣を作るから大嫌いです。嫌がらせ具合が、半端ない。
ドロバチはアシナガバチのように女王バチや働きバチが常時巣に住んでいるわけじゃないので危険性は高くないけど、中には羽化した成虫が居る可能性があるからやっぱり注意は必要です。それにしても、エイリアン感というか、家の中で見るとものすごく異様な光景です。本当に、勘弁して!!
ドロバチの巣の撤去方法
アシナガバチなどが作る傘型の巣と違い、ドロバチの巣はその名が指し示すように泥やら土の割合がかなり高いようで、撤去そのものは簡単。遠くから水を勢いよくかけ続けるだけで、綺麗さっぱり洗い流すことができますからね。
しかしながら今回はシャッター裏。まさか室内から水をぶっかけるわけにいきません。思い起こせば、トイレの換気扇やら倉庫の中など、今まで何度もドロバチの巣を作られてきましたが、水で簡単に撤去できたことなんてほとんどないじゃないか!水が使えない場所ばかりです。
とりあえずシャッターを半開きにして、窓との隙間から散水ホースでなるべく強く水をかけてみます。巣が全く見えないのでかなりあてずっぽう。家の中から子供に指さしてもらったりして誘導してもらましたが、それでもやっぱりあてずっぽう。
結局この位置関係では強い勢いで水を当てることができないので、最終的には水を掛けながら手を突っ込んで雑巾でガシガシ拭き取りました。
巣の中身がどうなったのかはわかりません。虫嫌いでも目に見えなきゃ意外とできるもんですね。
所詮は泥で作られた巣なので、この方法だとあっという間にピッカピカです。ポイントは、手元を見ないこと。これに尽きますね。
土と植物があれば虫はくる
わたしが現在の場所に住み始めてだいたい8年くらいなんですが、お庭には本当にたくさんの種類の虫がやってきます。明らかに年々増えていきます。そして、そのついでに今回のように家の中や設備の中にもやってきます。
わたしが住んでいる地域は田舎ですが、わたしの家の周りは住宅地であり、決して山奥だとか、緑に囲まれまくっているわけじゃありませんよ。
それでもねー、虫は来るんですよねー。
ある程度の土と緑があれば、たとえ住宅地のど真ん中であっても虫は来ますし、その虫や緑により生態系が生まれるということなのでしょう。お庭の地面を土にして植物を育てようとするのであれば、必ずといってよいほどやってくる様々な虫達とのお付き合いを考えなければなりません。虫を含むお庭の生態系を楽しめるのか、それともとにかく虫は一切嫌ーっ!となるのかで、お庭造りを楽しめるのかどうかが分かれそう。
わたしは相変わらず虫は苦手ですし、今回のような嫌なトラブルも時々ありますが、それでもなんとかお庭造りを楽しむことができていますよ。