先週末の夜のこと、ちょっとした用事でお庭に出たわたしの視界の端っこに入ってきた黒い影。
暗くて全然見えないけど、そこそこ大きななにかが明らかに家の窓に張り付いているじゃないか。わたしはビビりなんだから、もうそういうのは勘弁してくれー。
恐る恐るライトを向けてみると、眩しい灯りに照らされたのはなんとも可愛らしい野鳥。モフモフ毛がついているのでかなり幼い様子。雛、とまではいかないけど、大人よりかは雛に近い姿形をしています。
困ったことにこの可愛らしい鳥、全然動かないんです。
大変迷惑していることに、我が家の周辺には屋外で放し飼いされている猫が数匹うろついています。こんな可愛い野鳥が、あんな嫌な猫達に、しかも関係のない我が家でハンティングされてしまったら目も当てられません。ここは危ないから、どっか違うとこいけー。
って追い払おうとしても、全然動かない。なんなら手で触れるような距離まで近付いても逃げない。もしかして怪我しているの?飛べないの?
じっくり見てみても、怪我はしていないみたい。だけどやっぱり飛ぶ気がないのか、1回だけ数十センチくらいの軽いジャンプをしただけ。
相手が野鳥である以上、これ以上わたしにできることはなにもないのでこのまま放っておくことに。こういうのは変に手を出してはダメだからそっとしておくに限ります。頼むから、猫にハンティングされるなよー。
家に戻ってからあの野鳥について調べてみると、多分イソヒヨドリの幼鳥ってことが分かりました。イソヒヨドリはよく我が家のお庭にやってきて、芝生に湧く害虫を食べてくれる神のような存在。わたしにとってはまさに益鳥!
そして、
- 雛の巣立ちの時期は6月中頃から
- 巣立った直後の幼鳥はまだ飛べないから地面にいる
という特徴があるらしく、まさにわたしが遭遇したやつがドンピシャの特徴。そっかー、君は巣立った直後だったのだね。ちなみに、地面にいることから猫やカラスに襲われやすい点も特徴なのだとか・・・。
我が家には勝手に糞をしたり水を飲んだらする憎っくき飼い猫がうろついていますが、こんな嫌なやつにハンティングされることなく、健やかに育ってほしいものです。
というか、放し飼いの猫はマジで迷惑だから!実家で猫を飼っていて猫が大好きなわたしでもこんな感情を抱くのですから、猫が嫌いな人にとっては猫害への嫌悪感ってすごいんじゃないですかね。