秋は蜘蛛の巣シーズン!
我々にとって身近な虫の一つといえばクモ類ですが、秋になるといたるところででっかいクモの巣に遭遇します。
我が家のお庭にも、どーん!
朝露で濡れると糸が真っ白くなり、とてもハロウィンチックな雰囲気になります。なかなか幻想的で綺麗なんですが、だからといって目立つ場所や邪魔になる場所だとそのまま放置するわけにもいきませんよね。
このクモの糸は厳密には黄色っぽい色調らしいんだけど、朝露に濡れていないとほぼ見えません。糸の太い部分はこのように白っぽく見えるけど、それでもそこに巣があるって知らなければ高確率で気付かずに突っ込んでしまうでしょう。皆様もご存知かと思いますが、クモの巣って引っ掛かると超不快なんですよね・・・。クモが嫌われる最大の要素。
この時期巨大な巣を作る犯人は大抵こちらのジョロウグモ。山だけではなく、町のいたるところにおります。黄色と黒色の体に真っ赤な差し色まである毒々しい見た目。
毒々しい見た目をしていますが、お好きな殺虫剤で誰でも簡単に倒すことはできます。ハチと違って人間に襲いかかることもありません。そもそもほとんど動かないんですから。
それどころか彼らは不快な羽虫類を捕食してくれる益虫なので、わたしとしてはあまり駆除はしたくありません。でも家族からは早くやっつけてー!って強い要望が挙がりますし、目立つ場所に巣を作られた場合はそのままにしておこうよ!という人の方が絶対おかしいと思われるでしょう。なに、あの人クモ好きなの?
今回も超目立つ場所&超邪魔になる場所なので、家族からの駆除要請と折り合いをつけて、ちょっとお引っ越ししていただきます。
お引っ越しは適当な棒でぐるぐるーっと巣を撤去すればオッケー(これは山で遭遇したときの様子。今の時期は山の中もジョロウグモの巣だらけ)。
このときクモも一緒に付いてきてくれれば、適当な場所に棒ごとポイーすればいいんだけど、クモが元の場所に残ると翌日にはまた巨大な巣ができているパターンが多いですね。ジョロウグモの巣作り能力って凄まじいようです。クモを駆除したくない場合はうまくクモさんも棒の方に誘導しましょう。
虫だから仕方がないんだけど、なかなか人間の生活と折り合いをつけるのは難しいですね。わざわざ民家の入口とか目立つ場所に巣を作らないで欲しいのですが・・・。