お家に関する作業

エアコン買うなら10月?エアコンの購入と室外機基礎の準備


今年の夏はほんとうに暑かったですが、ここまでの暑さじゃなかったとしても日本の夏ではエアコン無しの生活なんてもう考えられません。子供の頃はエアコンを活用しない日も普通にあったし、学校の教室にもエアコンが無いのは当たり前だったというのに。

そんなわけで、今どきの住宅であれば各部屋ごとのエアコンの設置はもはや当たり前といえるでしょう。

でもエアコンって高くないですか?1台ならまだしも、複数台となるとヘビーな金額です。なのでわたしはケチって引っ越し時にすべての部屋にはエアコンを取り付けませんでした。しかしながら、当時取り付けなかった部屋も徐々に使用頻度が上がってきたので、10年越しではありますが残りの部屋にもエアコンを取り付けることに。

よりにもよってエネファームの更新やら別件やらと重なって財政悪化に歯止めがかかりませんが、快適さのためだから仕方がありませんね。

 

エアコンの最安時期は10月?三菱電機のエアコンを2台購入

エアコンが一番安くなるのはどの時期か?という点について調べてみると、ほんとうにいろんな意見があるみたい。

需要期の後の10月が安いだとか、モデルチェンジの3月・10月が安いだとか、ボーナス商戦の7月・12月が安いだとか、量販店の決算や中間決算の3月・9月が安いだとか、あれ?年中安いんじゃね?って思っちゃいます。あ、一番売れる5月・6月が高いのは間違いないっぽい?

近所のジョーシンさんに行きましたところ、阪神タイガースの優勝セールをやっておりまして、多少のお値引きをお願いしておよそ価格ドットコム最安値とほぼ同等のお値段で購入させていただくことができました。明細が分かりにくいですが、三菱電機のMSZ-R2823を11.5万円で購入です(今見ると価格ドットコム最安値はもっと下がってました)

10月は元々エアコンが安い時期の一つとされていますが、今回購入した三菱電機のMSZ-R2823は今年3月発売のモデルですから、モデルチェンジ時期の型落ち品ってわけではなさそう。なので多分底値ってわけではなさそうですが、そんなことを気にしていたらなかなか買い替えられませんからね。

今回は2台購入し、現地工事費や追加化粧カバー等すべて含めると30万円弱の費用でした。量販店で購入すると工事の段取りや打ち合わせを店頭ですぐにできますから、その点はとても便利ですね。

 

エアコン工事前に必要な室外機基礎の準備

エアコンって購入したあとに業者さんに取り付け工事をしてもらいますが、盲点になりがちなのが室外機の置き場所の確保。室外機の設置場所は家主の方で準備しなければなりません。

室外機を置く場所自体は10年前から想定して空けていたんですが、その場所は今ではすっかりお庭の雑多な物置き場所に。片付けなきゃ、片付けなきゃと長年思い続けてきましたが、そのツケを遂に払う時がきたのです。工事予定日までの数日間で綺麗さっぱり片付けて基礎を設置しなければなりません。

 

片付けは平日の仕事終わりに少しづづ行いまして、基礎の設置は工事日に早朝に行います。わたしは追い込まれないとなかなか作業ができないんですよね。ダメなのはわかっているんですが、わかっていてもなかなか改善できないものです。

 

室外機の基礎に使うのはこちらのコンクリート製ブロック。近所のホームセンターで一枚600円程度だったと思います。昔ながらのブロック塀に使用されるような200円程度のコンクリートブロックでも十分なんだけど、さすがに見た目が残念過ぎますからねぇ・・・。以前のエアコン取り付けでコンクリートブロックを使用してちょっと後悔しているのです。

 

基礎といってもコンクリートブロックを置くだけ!・・・といいたいところなんですが、位置の調整や水平の調整で意外と手間暇がかかるもの。さらに今回は地面を掘り進めると排水配管がこんにちはしてきました。当然樹脂製の排水配管の上にコンクリートブロックなんて乗せることはできないので、こういった障害物を避けるようにしましょう。適当に置くとこういうのは見逃しちゃいます。

 

排水配管をよけつつ、室外機の寸法にあわせつつ、かつ隣の室外機ときっちり高さも合わせます。室外機が横に並ぶのに、高さがガタガタなのは不細工でしょう?

 

もちろんコンクリートブロック自体の水平調整もきっちり行います。こういうことを繰り返していると、”ただコンクリートブロックをおくだけの作業”でも平気で1時間以上掛かってしまいます。そして調整のために何度も重たいコンクリートブロックを持ち上げるので、体力的にもそこそこしんどいんですよ。

 

そんな調整を何度も繰り返し、無事工事までに室外機を置く基礎を設置することができました。前もってやっとけ!と自分でも思うのですが、まぁ結果オーライとしましょう。

この作業は室外機をベランダに置く場合や、家の周りにグルっとコンクリートを敷く”犬走り”がある場合は不要です。我が家には犬走りはありませんが、犬走りがないことのデメリットはこの「エアコンの室外機置き場を作らなければならない」こと以外に特に感じたことはありません。犬走りのメリットは雨が降った時に建物に泥がかからないようにするためって聞いたことがあるけど、家の周りの地面を土のままにしている家は決して多くないし、犬走りのメリットを享受できる家って少ないんじゃない?って思っちゃいます。犬走り、高いですからね。

 

エアコン取付工事完了。でも少し問題も・・・

エアコン工事自体は業者さんにお任せなので、わたしはボケーっと待っているだけ。

なんとか間に合わせた室外機の基礎の上に、無事室外機は収まってくれました。しっかりと調整を繰り返しただけあり、既存の室外機ときっちり綺麗に並んでくれました。基礎の幅が全然違うのはご愛敬。

 

エアコンといえばこの室内側の設備のイメージが強いでしょう。室外機の話ばっかしていましたが、ちゃんとこちらも取り付けが完了。以前のモデルは人感センサーが中央にありましたが、最近のモデルは右側なのですね。前回のエアコンの分解清掃でエアコンの造りを学んだわたしとしては、この配置の変更って電気部品をまとめる意図があるんじゃないのか?って思いました。

ところで、室内側で若干の問題が発覚・・・

それがこの室外機との接続部分。エアコンを設置するには室内と室外を結ぶための穴をあける必要があるのですが、我が家の場合は住宅メーカーが予め開けておいてくれたのです。外壁によってはエアコン業者さんが開けるのは大変ですからね。

ところが、今回のエアコンの取り付けはその穴を完全には隠せていないのです。多分エアコンの取り付け位置が若干上だったためだと思うんだけど(2台のうち1台は問題なし)、穴あけはエアコン業者さんの施工じゃないから、なかなか難しいところですね。言えばやり直してくれたかもしれないけど、そうなると壁へのねじ穴は増えちゃうし・・・。

外壁側で埋められているので気密性は問題なく、問題は室内側の見た目だけ。この点はそのうちDIYで目立たないように処理することにしましょうか。

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