ガーデニング小屋製作

【ガーデニング小屋製作#15】アーチ型のドア枠にあわせた外壁張り


素人がDIYでいちから作るガーデニング小屋製作

残念ながら、今年のやばい暑さのせいで夏場は全く作業する気が起きなかったガーデニング小屋製作。暑さ以外にも、ルーフィングシートを貼り付けた時点で防水性がある程度得られ、そして扉と窓を取り付けた時点で小屋としては使えるようになったもんですから、急いで作業する必要性がなくなったのも作業が進まなくなった原因の一つですね。

でもいつまでもルーフィングシート剥き出しっていうのもみっともないので、寒くなる前に重い腰を上げて作業を進めましょう。

今回の作業

どんな作業? : ガーデニング小屋の外壁張り

使うもの : 杉の座板、キシラデコールウッドコート、各種工具

必要な費用 : 0円(以前購入済みの材料を使用)

肉体行使度 : ★★☆☆☆(2)体力はいらないけど、ひたすら調整を繰り返す面倒な作業です

言いたいこと :難易度は アーチ型のドア枠の加工精度次第。わたしのようにガタガタだと今回の作業がとても面倒になります。

 

残る作業はあと少し

作業のペースは落ちていますが、それでも小屋の完成まで残る作業はあと少し。もう、ゴール寸前なのです。残る作業は、

  • 外壁張りの続き
  • ドア枠の下部分
  • 床の仕上げ

くらいなもの。シロアリ対策とかも考えなきゃいけないけど、とりあえず残る作業の中でも面倒な外壁張りの続きを今回は少しづつでも進めていきます。

 

アーチ形のドア枠にすると外壁張りも超面倒くさい

外壁張りの作業自体はこれまでも何度かご紹介したことがございます。荒材である杉の座板を電動カンナで削って、塗装して、そして鎧張りで小屋に張っていくのです。切りっぱなしで未乾燥の荒材を使うので少し手間は必要になりますが、作業自体は難易度の高いものではありません。

 

ところが、これがアーチ側のドア枠の周辺部分となると一気に作業は面倒臭くなります。外壁材をただ直線状に切って張り付けるのではなく、アーチ型にしたドア枠に合わせて外壁材を加工しないといけなるからです。だからこれまで外壁張りは手間の少ない直線部分のみでピタリと作業が止まっていました。

アーチ型のドア枠の形状が綺麗な円ならこんな面倒な作業もいらないんですが、どうやっても素人の作業では綺麗な円には仕上がらない(綺麗に削ることができない)ので仕方がありません。ほんとう、アーチ型のドアは手間が掛かるのです。

 

面倒面倒と連呼していても小屋は完成しないので、気合を入れて作業に取り掛かります。まずは小屋のドア枠に外壁となる杉座板と型紙を押し当て、カットするおおよそのラインを印付けます。

 

このラインはどうせ参考程度にしかならないので、この時点では適当でオッケーです。

 

あとはこのラインを参考に、かなり余裕をもってジグソーでカット。ポイントは、繰り返しになりますがかなり余裕をもってカットすることですよ。これからこの部分の修正は何度も繰り返しますので、やり直す度に板は短くなります。最終的に外壁材が長すぎる場合はドア枠の反対側でちょん切って簡単に調整できますが、短い場合はどうにもなりません。

 

カットした外壁材を壁に押し当てて、取り合いを確認します。まぁ、一発でできることなんてないでしょう。切って合わせてを何度も繰り返して調整します。

ところで、これまで何度も書いたことはあるのですが、わたしはジグソーでの加工が大の苦手なんですよ。ジグソーって簡単に刃がしなるので、精密な加工って無理じゃないですか?かといって今回のように円の内側を切ったり削ったりすることができる工具なんて、わたしのなかではヤスリ以外選択肢がないんですよね。わたしが、知らないだけ?

 

ドア枠との取り合い調整も面倒ですが、その調整が外壁材を所定の位置に取り付けないとできない点も面倒さに拍車をかけています。直線部分での外壁張りならば、ダーッとまとめて加工して、ダーッと塗装して、最後にダーッと取り付けって感じなんですが、今回は仮組み付けが必要になります。一枚づつ加工と仮組みを繰り返すことになります。

 

ドア枠と外壁材が接する部分。素人の現物合わせとしたは及第点と思っているんですですが、どうでしょうか?ただ、残念ながら塗装した無垢材って滅茶苦茶寸法が変わるので、どれだけ頑張ってピッタリ合うように加工しても、後々必ず隙間はできるとわたしは感じています。無垢材を使う以上、完璧にピッタリは難しいんじゃないですかね。塗装した無垢材は扱いが難しい。

ある程度納得できるまで調整出来たら、仮組みした外壁材を取り外して、仕上げ削り・塗装・再組付けを行います。組み立て時にはしっかりボンドを塗っておくことは当然ですが、前述のとおり外壁材の寸法は間違いなく今後変化していきますので、しばらくはマメに状態を確認し、隙間ができたら都度隙間にボンドを流し込んで埋めるようにしましょう。

 

面倒臭い、面倒臭いと連呼してしまいましたが、加工・塗装・組み付けを含めても4時間程度でこれくらいまで仕上がりました。塗装の乾燥待ちは違う作業をしていたので、実際の作業は2時間半程度。やりだしたら思いの外作業は進むんだから、気候が良いうちに面倒臭がらずにどんどん進めないとダメですね。

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