イチゴって美味しいですよね?そんなイチゴが自宅で収穫出来たら嬉しいですよね?子供の食育にもピッタリですよね?
そんな想いで始めた我が家のイチゴ栽培。その経験を元に、家庭菜園でのイチゴ栽培(四季なりイチゴ、一季なりイチゴ)の方法について月毎にご紹介させて頂きたいと思います。
今回ご紹介するのは2月のお世話。
2月は1月に引き続きまだイチゴは休眠モードであることが多いので、必要となる作業もほとんど1月と同じ。あまり手間は掛からない時期と言えるでしょう。
2月のイチゴ栽培
イチゴの状態:休眠状態になっていることが多いみたい
必要なお世話:四季なりイチゴのつぼみの摘み取り、枯れた葉っぱの除去、害虫が湧いていないか監視
気をつけること:害虫の発生に注意!
栽培の条件
温度管理:一切なしの屋外栽培。ありのままの気温です。
栽培場所:レイズドベッドへの直植えと各種プランターの2通り
品種:品種不明の四季なりイチゴと、一季なりイチゴ(アイベリー、ジャンボイチゴまんぷく2号)
2月のイチゴの状態
いろいろな園芸書などを読む限りは、2月のイチゴは1月に引き続き休眠状態にあることが多いようです。しかしながらこれは品種や栽培状況によって異なるようで、我が家のイチゴでは休眠しているものと多分そうじゃないものがだいたい半分ずつくらい。
四季なりイチゴで、ハンギングバスケットに植えているものは先月に引き続き休眠しております。ところどころ緑色の葉っぱもあるけど、全体的には明らかに枯れているって感じ。
しかしながら、同じ品種の四季なりイチゴでも、レイズドベッドで地面に直植えしている株は休眠しておりません。花もバンバン咲かせているし、もう元気、元気。
じゃあ、地面に直植えなら休眠しなくて、プランターやハンギングバスケットなら休眠するんじゃね?って思うじゃないですか。
しかしながら、
ハンギングバスケットに植えている一季なりイチゴの「ジャンボイチゴまんぷく2号」は多分休眠していない感じ。元気いっぱいってわけでもなさそうだけど、明らかに青々しています。
これらの状況から、休眠する・しないは品種と栽培条件によるんだろうなぁ、っていうのがわたしの感覚です。品種の違いよりも栽培条件の違いの方が影響は大きめかな?
必要なお世話
休眠している・していないに関わらず、基本的には1月同様あまり手間は掛かりません。行う作業も1月とほぼ同じです。
具体的には四季なりイチゴのつぼみの摘み取り、枯れた葉っぱの除去、そしてたま~にの水遣りくらいでしょうか?園芸書によっては”土が乾いたら水遣りしましょう”って書かれていることもありますが、放っておいたからと言って枯れるわけでもありません。実際、わたしはすっかり放置していますし。それほど神経質になる必要は無いんでしょうね。
アブラムシの発生に注意!
昨年の冬にはハンギングバスケットで栽培している四季なりイチゴにアブラムシが湧きとても苦労したものですが、今年も湧きやがりましたよ、こいつら!!
葉っぱを裏返した時に目に入るこの黒い粒々・・・。あぁ、憎たらしい!
アブラムシは主に春から秋にかけて発生しやすいとされていますが、暖冬だと冬でもしっかり湧くそうです。つまり、一年中湧く可能性があるってことじゃないか!
それにしても不思議なもので、アブラムシが湧いたのは昨年同様、ハンギングバスケットに植えている四季なりイチゴだけ。しかも昨年同様一年で最も寒いこの時期……これって偶然?アブラムシって休眠状態の株に湧きやすかったり、それとも湧きやすい品種があったりするんでしょうかね?
しかしながら今年は昨年の経験を活かしてマメに確認をしておいたお陰で、大量増殖する前に早期発見することが出来ました。見つけ次第、殺虫剤散布であっという間に解決です。数が少なければ駆除はかなり楽チンなんですね。そして、昨年行った牛乳スプレーのような生ぬるい手段じゃダメですね。化学の力万歳!!