イチゴ栽培

イチゴに付いたアブラムシのその後。牛乳スプレー効かないじゃん!


家庭菜園で挑戦中のイチゴにアブラムシが付いた!!子供に食べさせる目的のものだから、極力薬剤は使いたくないな…そうだ!牛乳スプレーだ!!

と、牛乳スプレーでのアブラムシ退治の様子をご紹介したのが先週1/16のこと。

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1月のイチゴ栽培の様子。アブラムシが大量発生!

Contents1 イチゴにアブラムシ発生2 牛乳スプレーで駆除しよう3 牛乳スプレーの効果は?翌日の状態4 寒くてイチゴの勢いもダウン?5 その後… 10月末からレイズドベッド、ハンギングバスケット ...

 

そこからまだ1週間も経っていないのに、またアブラムシとイチゴに関するお話です。

そう、牛乳スプレーではアブラムシに勝てませんでした。仁義なき戦いはまだまだ続きます。

 

牛乳スプレーはアブラムシには効かない

アブラムシといえば植物を育てる上で避けることができない天敵の一つですが、その駆除が薬剤ではなく食品素材である牛乳で出来ればとても素敵ですよね。

薬剤が農業をする上で必要不可欠なのは理解しているつもりだけど、少なくても家庭菜園では薬剤を使わずに済むのならその方がいいに決まってます。

でもなぁ~、ほんとかな~?そんなウマい話、あるのかな~?

と半信半疑ながらも、早速牛乳スプレーを試してみたのがこの前の記事。記事でご紹介した通り牛乳スプレーをした日とその後の3日間程度はアブラムシが居なくなって、おぉ!!効果あるじゃん!!と驚いたものです。

しかしながら、やっぱりそんなウマい話ではありませんでした。

 

おいー!!アブラムシ元に戻っとるやんけー!!

 

そりゃ牛乳スプレーをする前よりかは少ないけど、牛乳スプレーした直後やその次の日と比較すると爆発的に増えています。1週間も経っていないのに。牛乳スプレーで駆除出来なかった個体が戻ってきたのか、それとも増殖したのか…

この手の害虫は一瞬で増殖するので、ここまで増えてしまったら牛乳スプレーの効果は残念ながら無いと判断せざるを得ません。いや、もしかしたら効果はちゃんとあって、今いるアブラムシはその後どっかからやってきた別の個体という可能性も僅かにはあるでしょう。しかしながら、そんな頻繁にアブラムシが湧くのであればやはり牛乳スプレーという方法は使えません。あまりに手間が掛かりすぎるのです。

 

アブラムシが他の栽培場所にまで拡大してる

残念なお知らせはアブラムシが駆除出来ていなかったということだけではなく、その発生範囲も拡大していました。

以前はハンギングバスケットだけだったのに、なんとそこから4m程離れているお野菜コンテナのイチゴにも発生しているじゃないですか。それも結構大量に!

先週はここのイチゴにアブラムシが付いていないのは確認しているので、1週間以内にこれだけ増殖していることになります。そんなこと、あり得ます!?アブラムシ、すげぇ。

アブラムシが湧いたこのお野菜コンテナのイチゴとハンギングバスケットのイチゴは、どちらもご近所さんに頂いた株で、同じ品種です。

 

一方で、すぐ隣にあるレイズドベッドにはホームセンターで買ってきたアイベリーとジャンボいちごまんぷく2号の2種類のイチゴが植えられています。そちらはどうでしょうか?

ジャンボいちごまんぷく2号は…

大丈夫!!

 

アイベリーは…

大丈夫!!

レイズドベッドの2品種にはアブラムシの被害は無し。良かったぁ…まずは一安心。

この状況を考えると、もしかしてアブラムシの発生はイチゴの品種によって異なるかも?もちろんこれはそうであったらいいなぁという希望的観測。これからしばらくは毎日アブラムシが発生していないか確認する必要がありそう。なんせ、たった数日で大量に湧くんですから…

 

やっぱりアブラムシには薬剤だね

前回は食品素材である牛乳を利用した牛乳スプレー作戦を行いましたが、残念ながらアブラムシには効きませんでした。

ならば今回は食品素材が~とか、無農薬が~とか、そういうぬるいことはやめにして、イケイケの薬剤攻撃に方針転換。とりあえず牛乳スプレーをやってみて分かったことは、薬剤の力は偉大だということです。薬剤万歳!!

とはいうものの、やっぱり気になるのが作物への薬剤の残留。

じゃあ、スーパーで買ってるお野菜にどれだけの農薬が残ってるのか把握してるの?と言われたらサッパリなので、今更こんなことを気にするのは愚かなことかもしれません。しかし、農作物はちゃんとしたプロが生産しているのに対し、家庭菜園はわたしのようなド素人です。

プロならちゃんと定められた量の農薬を守っている(と信じたい)のに対し、ド素人のわたしは間違えてとんでもない量の薬剤を使ってしまうかもしれないのです。素人って、無知って、コワイ!!

 

説明書きをよく読んでね!!と書いてあるんですが、「イチゴは総使用回数3回以内」と記載されているだけ。

うん、わからん。

というのも、総使用回数のカウント方法が1スプレー1回とするのか、それともどれだけふりかけても1回なら1回とカウントするのかが分かんないんです。

これって結構重要なことだと思うんですが、そこらへんどうなんですが!?住友化学農芸さん!!散布量の基準ってないもんなんですか?

とりあえず1スプレー=1回という考えでは間違いなく植物全体をカバーすることが出来ないので、全体のアブラムシを網羅するだけスプレーします。多分、1株あたり5スプレーくらい。インターネットで情報を収集すると”葉先から滴るくらいが適当”という記載もあったくらいなので、たぶん大丈夫でしょ。

収穫までにしっかりと使用量の計算もしてみたいと思います。裏面に成分量も載ってるしね。

 

すっかり薬剤でびちょびちょになったアブラムシたち。へへ!ざまーみろ!!

…といいたいところなのですが、アブラムシは一回駆除しても他所から飛んできて永遠に戦い続けなければいけない場合もあるようで、戦々恐々。

アブラムシが発生する度に駆除するんじゃなくて、最初から寄り付かなくするような対策を考えた方がいいかもしれませんね。

今回はこちらの薬剤を使用しました。効果の程は…今後の進捗を乞うご期待!

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