昨年の秋からチャレンジしている家庭菜園でのイチゴ栽培。
栽培を始めた最大の目的は子供への食育がでしたが、ようやく待ちにまった収穫の時期となりました。
本日はイチゴの収穫の様子と、実際にイチゴ栽培を行ってみて気が付いた注意点についてご紹介します。
待ちに待った収穫だ!
実自体は5月の1週目から付き始めていたんだけど、本格的に収穫が始まったのは先週位から。
実が真っ赤なったと思ったら、次々と赤くなっていってここ最近は毎日収穫出来ています。イチゴって結構収穫量多いんですね~。
ところで、現在のところ収穫出来ているのはご近所さんから頂いた品種不明の株達だけ。これまでも何度も感じてきたことなんですが、イチゴって品種によって全然成長の様子が異なるみたいですね。
こちらはホームセンターで購入してきたアイベリー。レイズドベッドで地植えをしている為か、結構巨大化しております。
この2、3日で、ようやく実が赤みががってきました。
実の見た目や大きさは品種不明の株と違いは感じないけど、味の方はどうなんでしょう?食べ比べするのがとても楽しみ。
わたしが最も楽しみにしているジャンボイチゴまんぷく2号は、残念ながらまた実は小振り。当然、まだまだ緑色の状態です。他の株と比べるとだいぶ収穫の時期は遅くなりそうですね。
イチゴ栽培で気が付いた点
収穫量は意外と多い
お店で売っているイチゴって結構高いじゃないですか?なのでわたしはイチゴってそれほど大量に採れるもんじゃないと思っていたんです。
ところが、意外と収穫量は多いです。
プロの農家では実を大きく、美味しくする為に実を間引いたりしているかもしれないけど、そんな作業が面倒だし、それに貧乏性で実を間引くのが勿体なく感じてしまうわたしは予想以上に収穫出来てしまっています。
一株で10個以上は軽く採れます。20個くらい採れるかも。何株もあるので、結構ヤバい量になります。
こうなると困るのがとてもじゃないけど消費出来ないってこと。
毎食デザートはイチゴ。いくら美味しいイチゴでも、流石に飽きるってば。
ご近所さんもイチゴを育てている人が多いので、お裾分けは出来ません。むしろ、大量に頂けるくらい。ま、ますます消費できなーい!
最近はせっせと職場に持っていってお裾分けしています。それでも消費できない分はイチゴジャムにしてしまおうと計画中。
子供には食べ物を育てるのは大変だね、食べ物を大切にしようねって教えたくてイチゴを栽培し始めたのに、イチゴって幾らでも採れるんだと勘違いし始めている様子。逆効果じゃないか!!
蟻の食害がある
イチゴの実は鳥に食べられるからネットした方がいいよ~というアドバイスを頂いたことがあります。結局面倒臭くて防鳥ネットは設置していないんですが、幸いにして我が家のイチゴは鳥に食べられている様子はありません。
ところが、意外な別の生き物にイチゴを食べられています。
それは、蟻。
こちら、蟻に食害されているイチゴ。
蟻は穴を開けてイチゴに侵入し、内部だけを綺麗に食べちゃうのです。イチゴって甘くて美味しいですもんねー。
食害されているかどうかは指で実を押せばすぐに分かるのですが(ベコベコ凹む)、一瞬パッと見ただけでは意外と分からない場合もあるので結構厄介。実を洗う時にしっかり確認する必要があります。
イチゴは地面からそう遠くない場所、というか、地面に接するように実がつくので蟻がやってくるのはどうしようもなさそう。特に、このように地面にドンっとプランターを置いているとなかなか対策は難しそうですね。
食害の量はそれ程多くはないので今のところはあまり気にはしていませんが、ハンギングバスケットや地面からある程度の高さにプランターを設置したら蟻がやってくるのをかなり防げるかもしれません。
家庭菜園は楽しい
というわけで、収穫真っ盛りのイチゴ栽培の様子のご紹介でした。
プロの農家が作ろうが、素人のわたしが適当に作ろうが、イチゴはイチゴ。形は味に違いはあるかもしれないけど、収穫したイチゴはとっても美味しいです。
収穫量が多すぎる~、消費できない~というとても贅沢な悩みもありますが、収穫したての完熟のイチゴを毎食食べることが出来るのは家庭菜園ならではの特権ですね。”食べ物の大切さを教える”という当初の目的はかなり微妙な結果になっちゃったけど、毎日楽しそうに収穫している子供の様子を見ていると、育てて良かったなぁと思えます。
イチゴって育てるのは結構大変そうなイメージがありましたが、実際育ててみると結構簡単だし、嫌な虫が来ることもありませんでした。家庭菜園にチャレンジしてみようかな?という人にもお勧めしやすい作物だと思いますので、興味が湧いた方は是非挑戦してみてはいかがでしょうか。