素人でもできるウッドデッキ製作

犬走りやコンクリートの上にウッドデッキを設置する方法


これまでわたしはDIYでのウッドデッキの設置方法についていろんな記事を投稿してきました。

しかしながらそれらはあくまでわたしの経験が元となってますから、土の地面の上に、モルタルで基礎を作って、そして木材でウッドデッキ本体を作る方法でした。

ところがつい最近、そのような作業とは真逆の方法でのデッキの作り方を見る機会がありましたので、皆様にもご紹介させて頂きたいと思います。

具体的には、コンクリートのテラスの上に、人工素材のデッキ本体を直接固定する方法です。

デッキの作り方って多種多様なんだなぁって改めて感じちゃいました。コンクリート製の犬走りやテラスが既にある方には、大いに参考になるかも?

 

材料はアルミの角材と人工木材

こちらが今回ご紹介したいデッキの製作現場。ご覧の通りかなり大規模なもので、プロ(業者様)による施工です。

ポイントは既存のコンクリート製のテラスに、アルミの角材で根太と束を組んでいる点

根太って何?束って何?って方はこちらの投稿もどうぞ。⇒ウッドデッキの構造の紹介[素人でもできるウッドデッキ製作:第1回]

また、このデッキは床板についても天然の木材ではなく人工木材を使っている様子。人工木材とは樹脂や、樹脂と再生木材の組み合わせなどで作られた木材風の素材のこと。

わたしは人工木材については全く詳しくないんだけど、最近はEee-DeckとかエコMウッドとかハンディウッドとか、各社さんいろんな商品を出されているのはよく見かけます。風合いが天然の木材に劣るだとか、熱くなりやすいだとかいろいろデメリットもあるようですが、これだけ多くの製品があるってことは、その需要が高まっている何よりの証拠でしょうね。

ウッドデッキで最も傷みやすいのは根太と床板ですが、今回のようにそれらの材料がアルミや樹脂ならば腐りようがありません。ご紹介しているデッキについてはメンテンナンスもほぼ不要でしょう。”腐らない””メンテナンス不要”って、とても大きなメリットですよね。一般家庭はもちろんのこと、学校などの施設や公共の場所には特にぴったりの素材でしょう。

また、わたしとしてはこういう人工木材の多くは取り付けビスが全く見えないっていうのも、いいなぁって思うポイントです。

 

根太の組み方が独特

プロの方にとっては当たり前なのかもしれないけど、わたしにとって衝撃的だったのが根太の取り付け方。今回ご紹介したい一番のポイントです。

このデッキ、ご覧の通りL字型の取り付け金具を既存のコンクリートのテラスに直接固定し、その金具を使って根太となるアルミの角材を固定しているのです。犬走りやこのようなテラスには通常水を流す為の勾配がつけられていると思うのですが、なるほど、この方法なら勾配の程度に関係なく根太を水平に取り付けることが出来ますね。あったまいい~。

今回の施工例ではアルミ製の根太を使っているけど、この方法自体は天然の木材でも使えそうです。

 

階段部分も同様に施工されています。

L字型の金具を固定しているのはコンクリートビス?それともコンクリート用プラグを埋め込んでいる?後者だともの凄く手間が掛かりそうだけど、実際のところプロはどのような方法で打ち込んでいるんでしょうね。もっと近くで確認していれば良かった…。

 

この写真じゃ分かり難いけど、既存のコンクリート製のテラスの勾配がキツイ為か、アルミ製の角材が写真右側に向かって徐々に薄くなるように勾配に合わせた加工されています。こんな長さのあるアルミ材を、こんだけ綺麗にカットするのは素人じゃ絶対無理!これぞプロにしか出来ないお仕事ですね。

 

模式図にするとこんな感じ

今回の施工現場はたまたま立ち入る機会があっただけの場所だったので、むっちゃ興味がありつつも遠巻きにスマホのカメラで撮らせて頂くのが精一杯。なかなか細部までお伝えするのも難しいので、簡単な図を描いてみました。いつもの、Windowsのペイントで書いてみました。

横から見るとこんな感じ。

図では束も書いてあるけど、束はほとんどありませんでした。実質的にL字型の取り付け金具が束の役割を担っているのです。そして根太は極力既存のコンクリート製のテラスに沿って設置できるよう、勾配に合わせた加工が施されています。図でも右にいくほど、薄くなっているでしょ?

 

L字型の取り付け金具と根太の接合はこんな感じ。

取り付け金具はコンクリートにネジで固定されていましたが、コンクリートビスなのかプラグを使っているのかまでは分からず。床板を取り付けたら根太が横方向にズレることはまずないでしょうから、素人的にはコンクリートビスで十分だと思いますけど…どうなんでしょ?

 

この方法はDIYでも使えそう!

というわけで、今回は犬走りやテラスのようなコンクリートの上に水平にデッキを設置する方法のご紹介でした。

我が家は犬走りを設置する費用をケチったのでこの方法とは無縁ですが、それにしてもこの方法は目からウロコでした。まさか束をほとんど使用せずにデッキを設置するなんて!!

また、今回の施工例ではアルミ製の根太や人工木材を使っているのもとても興味深かったです。メンテナンスや腐敗はウッドデッキでは避けられない悩みの種ですからね。

調べたらこんな感じでアルミ製の根太材も単品から購入できるみたいですし、わたしのように土の地面の上に基礎を製作するようなパターンでも、根太などの構造材をアルミ製の角材で製作するというのは腐敗対策として有効な手段の一つかも。

通常はこのようなアルミ製の根太には人工木材を組み合わせるんだろうけど、天然の木材を組み合わせたら、防腐性能は抜群、でも見た目は完全に天然木材!って感じにならない?一回試してみたいなぁ。

わたしは超オーソドックスな方法でウッドデッキを製作しましたが、本当にウッドデッキの作り方っていろんな方法があるだなって関心させられた一件でした。

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