皆様のお家にはロボット掃除機ありますか?
わたしは元々ロボット掃除機否定派の人間でした。だって、デカくて邪魔そうだし、なによりも掃除機の割に高価だし。そんなの贅沢品だ~、と考えていたんです。昔は。
しかしまぁ、いざ使ってみるとこれが本当に便利なもので、今やすっかりロボット掃除機信者。ロボット掃除機の無い人生なんて考えられない!!
そんなロボット掃除機ですが、長く使っていると様々な部分が消耗したり破損するのは避けられません。
本日は我が家のルンバ800シリーズの消耗品交換作業のご紹介です。
ルンバ800の何かが無い!!
こちらは我が家のロボット掃除機、irobotのルンバ800シリーズ。
3年とちょっと前に購入して以来、毎日毎日、住民が留守の間にせっせと家の中を掃除し続けてくれる頼もしい存在。
しかしながら3年以上も使用しているといろんなところにガタも来るようで、ここ最近でバッテリーの交換とキャスターの交換をしています。
バッテリーは元から消耗品扱いだけど、消耗品扱いではないキャスターまで簡単に入手できるのはルンバならではのメリット。ネット上にはルンバの専門店まであるので、多くの補修部品が入手可能なのです。
ところで、ある日何気なく裏面のチェックをしていて気が付いたんですが、何やら変な黄色い丸い形状のものがあります。
この何の意味も無さそうな物体は一体…?
いや、この黄色い丸い物体は絶対何かしらの役割があるはずで、そして間違いなく元はこんな形じゃなかったはず!
急いでマニュアルを引っ張り出してきて確認したら正体が判明。これはエッジクリーニングブラシの中心部分だ!
エッジクリーニングブラシとはその名の通り室内の隅っこ部分のゴミを掻き出す為のブラシ。ルンバに限らずロボット掃除機の吸引部は機械の中心部についているので、このブラシが無いとお部屋の隅っこ部分のゴミは吸引することが出来ません。ロボット掃除機にとってとても大切な部品なんですが、どうやらそのブラシが全て根元から折れてしまっている様子。
マニュアルによると元から消耗品扱いのようだけど、まさか知らない内に3本とも折れちゃうとは…。
このままでは家の中の隅っこだけが綺麗にならないので、さっさとブラシを交換して元に戻してやりましょう。
ブラシの形が違うぞ?
というわけで、早速ネットショッピングをして取り寄せました。
こういう消耗品や補修部品なんてまず町の電気屋さんには置いてありませんが、ネットショッピングなら早ければ翌日に届くんですから、世の中便利になりましたよね。
そうそう、これ。
確かに以前はこうやってブラシが付いていたな~、と現物を見てようやく思い出しました。いったいいつから我が家のルンバのブラシはちぎれていたんでしょうか。そして、ちぎれた3本のブラシはいったいどこにいっちゃたんでしょうか。多分、ルンバが食べたんだろうなぁ。
あれ?
良く見ると取り寄せたブラシと、元から付いているブラシとネジの形状が微妙に違うじゃないか…。
元から付いているエッジクリーニングブラシはでっかいマイナス溝が切られた大きめのネジが使われており、ブラシ中心部の黄色い部分もそのネジに合わせた形状になっています。マニュアルにも明記されているけど、これはドライバーを使用しなくてもコインで脱着出来るように工夫されているから。
一方、新たに取り寄せたエッジクリーニングブラシは小さい普通のプラスネジになっており、それに合わせてブラシ中心部の形状も変更されている様子。
注文履歴をよくよく確認してみると、どうやら今回取り寄せたのは純正部品ではなく、社外の互換品だった模様。だから形状が違ったんですね。本当に互換性はあるのかな?ちょっと不安になってきたぞ…
ブラシの交換は簡単
互換性があるのかどうか不安がよぎりますが、ちゃっちゃと交換してみましょう。
交換はとっても簡単。
ドライバーで中心部のネジを回せばエッジクリーニングブラシは簡単に脱着することが出来ます。
うわっ!
エッジクリーニングブラシと本体との間にゴミが絡まっている!
タイヤなんかもそうなんですが、どうしても可動部には埃や髪の毛などのゴミが絡まりやすいので、定期的に取り除いた方が良いでしょうね。
元から付いていたネジと新しく取り寄せたブラシについていたネジを比較。全然違う…。
けど、エッジクリーニングブラシ自体はちゃんとぴったりと本体に収まりました。
そのまま付属していたネジで締め込んだらあっという間に完成。
所要時間は3分程度でした。
安価なロボット掃除機、補修部品は大丈夫?
というわけで、本日は僅か3分で完了したルンバのエッジクリーニングブラシの交換作業でした。
取り寄せたエッジクリーニングブラシは微妙に元から付いているものと違ったけど、互換性はきっちりありました。良かった、良かった。
ところで、今回ルンバの消耗品を購入する時に改めて感じたのは、ルンバは消耗品や交換部品が非常に入手しやすいな、ということ。なんせ専門のネットショップがあるくらいですからね。純正部品だけではなく、社外の互換部品をも選ぶことができます。
最近は中国メーカー(「Dibea」と書いてディベアと読むらしい)の安価なロボット掃除機が人気のようですが、試しにそれらの消耗品・補修部品を探してみると、その取扱い数が無茶苦茶少なくてびっくりします。現行機種ですらそんな状態ですから、数年後に型落ちとなった機種の消耗品・補修部品の入手性がどうなるかは想像に難しくないでしょう。
どこかが壊れたら使い捨てにするならそれでもいいんでしょうが、いくら安価とは言え中国メーカーの製品も数万円はします。そんな高価な機械が、部品一個破損しただけで使用不可能になるのはなんとも勿体ないお話…。
形あるものいずれは必ず壊れてしまいますが、壊れた部分を直しながら末永く使うのであれば、ルンバや国産メーカーの製品の方が安心だなぁ、と改めて思った次第です。