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スマホって、本当に便利ですよね。
ほんの10年ほど前までは2つ折りのパカパカ携帯全盛期だったというのに、今となってはスマホの無い生活なんて考えられないくらい。
わたしの最初のスマホはiphone4で、それ以来iphone5→iphone6→iphone7→iphone7と、ずーっとiphone。別にApple信者ってわけじゃないんだけど、すっかり操作性に慣れてしまったので他の機種をわざわざ試してみようとする気にもならず、今日に至ります。
そんな長きに渡るわたしのiphone生活ですが、これまで特に困ったトラブルもなく、iphoneのシステムの安定度の高さにはただただ驚かされるばかり。アップデートする度に不具合の起こるWindowsさんとは大違い……と、思っていたのに、ここ最近遂に我が家のiphoneでも困った不具合が発生しました。
それは、iphone内の写真・動画をWindowsのパソコンに取り込めないというもの。
いろいろ試してみて分かったことと、わたしが行った対処方法についてご紹介します。
iphoneのデータをWindowsパソコンに取り込めない!
最近のスマホのカメラの画質は本当に素晴らしく、そのコンパクトさと相まって一眼カメラの出番がどんどん奪われていきそうな勢い。カメラ大好きなわたしですら、ちょっとしたお出掛け時の写真はスマホで済ましてしまうことが多いです。ほんと、便利ですよね。
そんなiphoneで撮影した写真や動画のデータですが、バックアップの為にはパソコンに取り込む必要がありますよね。
その方法は皆様ご存知のことでしょうが、とっても簡単。
まずWindowsパソコンとiphoneとをUSB接続。するとPCの中にApple iphoneというアイコンが表示されます。
その中身を見るとこのようにInternal Storageというストレージのアイコンが1個だけ出てくるので、
そのアイコンの中身を覗くと、DCIMというフォルダがあり、更にそのフォルダの下位階層にはこのように大量のフォルダが並んでいます。このフォルダの中にはiphoneの写真アプリのデータが格納されていますので、お好きなデータをパソコン側のストレージにコピー(ドラッグアンドドロップ)することでデータを簡単に移すことが出来るのです。
ところが、今回のトラブルはiphoneをパソコンに繋いでもInternal Storageのアイコンなどが表示されないというもの。
いや、正確には表示されることもあるんだけど、とにかく複雑な症状なんです。
どういう症状かというと、
- iphoneをつないでも、そもそもApple iphoneが表示されない
- 何回か抜き差しするとApple iphoneのアイコンは表示されるが、Internal Strageの中身が表示されない
- 2の状態からiPhoneのロックを解除すると、Internal Strageのアイコン自体が消えてしまう
- 時々DCIMのフォルダまでたどり着けるものの、ファイルを転送するとすぐに「デバイスに到達できません」って中断される。到達してましたやん!たった数秒前まで!
という感じ。
これじゃあ、まともにスマホからのデータをWindowsのPCにコピー出来ないじゃないか!
原因はiphone本体の方にあるっぽい
WindowsのPCがiphoneを認識しなかったりする問題は結構あるらしく、その原因も多種多様な様子。例えばPC側のドライバがおかしかったり、単純にケーブルがダメになっていたり……
しかしながら、今回のトラブルはどうやらiphone側に問題があるようです。
というのも、
たまたま我が家にはiphone7が2台あるのですが、不具合を起こすのは1台だけなんです。
問題無い方のiphoneはどのPCに繋いでもきっちりとデータの転送ができるのに、ダメな方はどのPCに繋いでも全然ダメ。
2つのiphoneは全く同じバージョンのOSだから、OSの仕様による不具合って訳ではなさそう。原因は分からないけど、iphoneのシステム(ソフトウェ)に何かしらの不具合が生じてるっぽい感じです。
iphoneのデータを削減すれば改善するかも?
ちなみに、iphone内のデータ容量が多い時ほどInternal Strageの中身が表示されない確率が高いような気がします。
けれども、いくらデータを減らしてInternal Strageの中身が表示されたとしても、途中で「デバイスに到達できません」ってエラーが出るのは改善しません。いや、だから、到達してましたやん!たった数秒前まで!
あ、良くなった!って一瞬思ったけど、ぬか喜びでした……。
お金の力で解決しました
大切なデータがこのままスマホに閉じ込められっ放しというのは気持ちが悪いし、かといってicloudフォトなどでチマチマデータを転送する気にもなりません。
そこで、今回はお金の力でササっと解決させることにしました。
その内容はとっても簡単。Apple製品のデータをPC側とやりとりする為のソフトを使用するのです。
そういうソフトはたくさんあるようですが、わたしはたまたま最初にヒットしたCopyTrans Photoというソフトを使用。
だってこれ、無料なんですって!?すげー!!……と思いきや、無料なのは最初の僅かな容量分だけで、その後はライセンスの購入が必要です。そりゃ、まぁ、当たり前なんだけどね……。
とはいうものの、ライセンスの金額は思っていたよりも安く、ほんの1,000円強。それで大切なデータのバックアップが出来るなら、安いもんでしょ?
なお、不具合が起きるまではソフトを使用する必要もなく無料で出来ていたということは考えてはいけません。そう、起きてしまったことは仕方がないのだから、前を向いて生きねば……
知らない内に解決することもあるみたい
というわけで、有料ソフトのお陰で無事大切なiphoneのデータをWindowsにコピーすることが出来るようになったわたしですが、このお話にままだ続きがあります。
それは、不具合を起こしていたiphoneが、いつの間にか普通にWindowsにデータを移せるようになったんです。
これはAppleさんが知らない内に不具合を直してくれたのか、それともスマホが勝手に自己修復しちゃったのか知らないけど、こうなるとますます不具合はシステム的なものだったんだろうなぁ、と感じてしまいます。ハード的なものだったら勝手に直るわけないもんね。
とりあえず良かった、良かった、と思う一方、有料ソフトを購入した身としては複雑な心境……