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流しそうめん装置の構造とDIYでの作り方


お盆休みも終わろうとしていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

台風が去った後の週末は本当に暑くて、まさに猛暑という言葉がぴったり。こんな時は冷たいお素麺でも食べて、体の中から涼を感じたいですね。

お素麺は冷たくて、つるんとした喉越しが気持ち良いですよね。まさに涼を感じるのにぴったりの食べ物ですが、より涼を感じることが出来るであろう流しそうめんにチャレンジしてみたくはないですか?

水と共に素麺を流す流しそうめんってなんだかとても楽しそうで、わたしは昔から憧れていました。しかしながら流しそうめんってそう簡単に体験出来るものじゃなくて、夏の期間に素麺の産地でイベント的に開催されることがほとんど。つまり、あまり身近なものではありません。

わたしはこのお盆お休みでついに流しそうめんを体験することが出来たのですが、その時に流しそうめんの装置をマジマジと見ると…

あれ?これ簡単に作れるんじゃね?

って思っちゃったんですね。

というわけで、本日は流しそうめんに憧れているけど体験する機会が無い!という人に向けた流しそうめん装置の構造と作り方に関するご紹介です。

体験出来る機会が無い?ならDIYで作ったらいいじゃない!…って?え?そんな人居ない?

 

流しそうめん装置の紹介

こちらが今回わたしが体験させて頂いた流しそうめんで使用されていた装置。

そうめんの提供はお昼を過ぎた14時からだというのに、正午には予約が一杯だというなかなかの盛況ぶり。一人前500円、一グループの制限時間は20分とのことでした。

やっぱりみんなやってみたいんですよ、流しそうめん。

 

構造

構造はかなりシンプル。

素麺を流すレーンがあって、そのレーンにホースで水を流して、その水に自分で素麺を流すだけ。

よくよく考えたら、せっかく冷水で締めた素麺をわざわざヌルイ水に流し直す意味があるのか大変疑問だけど、こういうのは雰囲気の問題ですからね。理屈とかメリットとか頭の固いことを言っちゃいけません。

 

掴み損なった素麺は出口にあるザルでキャッチしてくれるから、掴み損なっても安心。

ザルは二重構造になっており、更にその外側には水を溜めておく為の桶があります。桶から溢れた水はすぐ横の川に流れていくという掛け流し方式。贅沢~!

 

材料

流しそうめんといえば竹で行うイメージがありますが、こちらのお店でもそんな我々のイメージを裏切らないトラディショナルな竹で作られた装置を使用されていましたよ。

 

節の部分は大雑把ではあるけどくり抜かれています。DIYで作るならこの部分の加工が面倒臭そうだなぁ。

 

掴み損ねた素麺をキャッチする部分の桶は…プランターを流用してる?水を貯めることが出来るなら何でも良いでしょう。

その外側にはよしわらなのかは分かりませんが、すだれのようなものが巻かれて質感のアップが図られています。やっぱり、雰囲気作りって大切ですもんね。

 

水を流す為のホースは普通の水道ホース。バルブもアタッチメントも、よくホームセンターで見かけるやつでしょ?

そのままじゃ水道っぽさ全開なので、ホースの周りにはやはり雰囲気作りの為に縄が巻かれています。製作者の並々ならぬこだわりを感じますね。

 

脚はレーンと同じく竹製。流しそうめんと言えば支柱も竹で作るのが伝統みたい?しかしながら竹の組み合わせにはインシュロックを使用。あ、そこは縄じゃないんだ…

 

DIYで作るならどうやる?

ご紹介した通り構造は無茶苦茶簡単。水と素麺を流すレーンと、それを支える支柱、水とそうめんを受けるザルがあれば完成。

しかしながら、課題があるとすれば竹の調達方法と節の切り取り加工でしょうか。

まず竹の調達なんですが、素麺を流す程の太さの竹なんてホームセンターで見かけたことがありません。私有地に竹林があるという人でなければ、そうそう簡単に入手出来るものではないでしょう。

しかし今はネット社会。ネットショッピングならなんでも売ってるでしょ?と思って調べたら、やっぱり簡単に見つかります。

なんなら既に真っ二つに切断して、しかも節までくり抜いてあるじゃないですか。これなら二つ目の課題である加工問題も同時に解決ですね。

思っていたよりもかなり安価だし、私有地で竹が採れるって人じゃなければ、間違いなくこういう既製品の方がコスパがいいじゃないか…。加工も結構手間暇かかりますしね。

 

しかも、竹以外にも樹脂で出来たレーンまで販売されている始末。

雰囲気はちょっとアレだけど、樹脂製の方が綺麗に掃除出来そうなので衛生的?樹脂自体はカビませんからね。

 

竹の調達と加工の問題さえクリア出来るなら、後は誰でもできる作業ばかり。

レーンを椅子や脚立で適当な傾斜をつけて固定し、出口にザルをセットした桶を置いて、後は水を流すだけ!ね?とっても簡単でしょ?

素麺の味わいとしてはちゃんと氷水で冷やして、しっかり水をきってから食べる方が間違いなく美味しいんだけど、みんなでわいわいと雰囲気を楽しむなら流しそうめんも良いものです。

まだまだ残暑も厳しいので、お庭で流しそうめんでもどうでしょうか?

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