開閉式シェード製作作業

DIYで製作した開閉式シェードの改良


梅雨が明けたと言っても、雨が少なくなるくらいで大して変わらんでしょ?って毎年のように思うんですが、いざ明けてみるとやっぱり全然違いますよね、空気感と日差しが。

清々しさを感じるほどの夏の日差しとその空気感は結構好きだったりします。特に夕方の、陽が傾いた時の強い日差しはとても大好き。外で遊ぶ子供の写真を撮ると、すっごいいい感じの写真になりますよね。

さて、そんな夏の空気感は好きなんですが、日中の暑さまで好きかと言われるとそんな人はかなり稀でしょう。

わたし自身も出来れば御免被りたいですし、子どもを外で遊ばせるとなると日射病や熱中症が心配になってしまいます。

そんな夏の暑さや強い日差しを和らげる為にDIYで製作したのが、こちらのシェード。

見た目と雰囲気なら緑のカーテンの方が好きだけど、日差しを遮る効果は間違いなくこっちの方が優れているでしょう。葉っぱはどうしても隙間が空いてしまうし、何よりも高い密度を実現しようとするとその準備に時間が掛かりすぎてしまいます。

このシェード、サイズオーダーが出来ることからついつい欲を出してしまい、長さ7mのジャンボなサイズになってしまいました。好きなサイズに出来る…となると、やっぱりウッドデッキ全体を覆いたくなってしまいますよね。お陰で我が家のウッドデッキにぴったりです。

しかしながら、これだけ大きなサイズになると台風が来る度に取り外して片付けるのは現実的じゃありません。重たすぎるし、固定箇所が多すぎるし、畳むのも一苦労。

なので、ロープを使って簡単に開閉出来るように工夫しました。

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DIYで挑戦!ウッドデッキに設置する開閉式シェードの製作

Contents1 シェードをぶら下げるロープ張り2 シェードの取り付け3 全然思い描いていた感じじゃない!4 垂れ下げるような張り方に変更5 梅雨明けが待ち遠しい これからの季節、屋外であるウッドデ ...

たくさん頭を使い、細部までこだわって製作したこのシェード。しかしながら実際に使ってみると細かい部分ですが気になる部分もチラホラ

より使い勝手を高めるためにそういった部分の微改良を行いましたので、それぞれの問題点と改良内容をご紹介します。

 

シェードの角度を調整できるように

用途によって最適なシェードの角度は違う

我が家のシェードはぶらんと垂れ下がってます。そのままだと地面に大して真っ直ぐ垂れ下がってしまうので、そうならないように裾の部分をロープで吊ってます。

しかしながら、実際に使い始めると気が付いちゃったんです。このロープ、簡単に長さ調整出来た方がいいな、って。

というのも、このロープの長さでシェードを垂れさせる角度が決まるんだけど、その時々でシェードの最適な角度って異なるんですよね

 

とにかく室内への日差しを出来るだけ遮りたい!って時はロープを長くしてシェードを垂直に近付けた方が効果が高いし、ウッドデッキで過ごす時はロープを短くしてシェードを水平に近付けた方が圧迫感が軽減出来ます。

しかしながら、今の状態だとシェードの張りの調整をする為には数本あるロープをいちいち解いて、そして結び直さなきゃいけません。

そんなの面倒臭いし、現実的じゃない!

 

解決方法→アジャスターを追加しよう

どうやったら上手くこの問題を解決出来るかな〜ってうんうん頭を悩ませた結果、準備したのがこちらの物品。

コードスライダーパラコードです。

これまでのシェード製作では艤装品(船遊びの用品のこと)を使っていましたが、今度はまさに真逆の山遊びの用品。

 

コードスライダーはテントやタープを綺麗に張るために使用する金具。ロープに長さ調整機能を追加出来ます。自在金具とも呼びますね。

 

パラコードはコードスライダーと合わせて使うロープ。元々使ってたロープはコードスライダーとの相性があまり良くなかったんです。

ちなみに、パラコードってパラシュートコードの略で、元々はその言葉通りパラシュートで使う為のロープ。しかしながら軽くてそこそこ強いので、様々な用途で流用されているみたい。

今回はこの二つの材料を使って、シェードの角度を調整出来るようにしましょう。

 

アジャスター機能の追加作業

作業自体はとっても簡単。これまでの何の変哲も無いロープを取り外して、パラコードとコードスライダーに置き換えるだけ。

 

…なんですが、

 

せっかくのDIYなんでより綺麗に仕上がるように一工夫してあげましょう。

ますばこれまでのロープを取り外して、その長さを基準にしてパラコードを切断。全く同じ長さではアジャスター機能を追加出来ないので、元の長さの1.2〜1.5倍くらい長めにしておきましょう。

 

他の種類のロープでも同じなんですが、ロープはたくさんの細い糸の集合体。切断面をそのままにするとそれぞれの糸がバラバラになってしまいます。

 

そうならないように、ライターで切断面を炙ると繊維が溶けてくっつき、バラけなくなります。加熱すると溶ける、化学繊維ならでは特性を生かした方法ですね。

しかしながら、この状態の見た目ってあまり綺麗じゃないですよね?また、中に入っている芯材の種類によっては綺麗にくっつかない時もあります。

 

そこで、今回はより完成度を高める為にもう一工夫!

 

その方法ですが、まずはロープの切断面から中の芯材だけを15mm〜20mmほど引っ張りだします。

 

ひっぱり出した芯材の先端10mmほどだけをカット。

 

ロープを先端に向かってしごくと、ひっぱり出した芯材がするすると内部に戻っていきます。

 

結果、内部の芯材が外皮部分よりも10mm程短い状態になりました。

 

この状態で先端部分をライターどあぶり、

アチアチの状態の時に、水で濡らした指で挟み込むように潰します。最初はビビりますが、水で濡らしてさえいれば火傷もしませんし、熱さもほとんど感じません。ジュウ…って水が蒸発する音はするからちょっとびっくりするけど。

ロープを炙ったことによる熱は一瞬で水が奪ってくれるんです。もちろん、水で濡らしてないと無茶苦茶熱いし、普通に火傷します

 

指で潰したことにより、先端部分の外被が袋を閉じたようになり芯材が見えない仕上がりになりました。芯材を予めカットしないことには、なかなかこうは仕上がらないんですよ。見た目が向上するだけでなく、ほつれにくさも明らかにアップします。

 

パラコードの切断面の処理が終わったらコードスライダーをセットして、

元々ロープがあった場所にセットしたら完成!

コードスライダーをちょちょいっと操作するだけで、簡単にシェードの傾きを調整出来るようになりました。

 

軽い力で開閉出来るように

開閉が結構重たいんです…

このシェードのウリの一つが、ロープを使って簡単に開閉出来ること。

しかしながら、出来上がった実際に開閉してみると、ロープが擦れるような妙な抵抗感があることに気が付きました。

当初の狙い通りちゃんと簡単に開閉出来ているのには違いないんだけど、その抵抗感がどうも気持ち悪い…。もっと軽い力でスルスル開閉したいんだ!

 

解決方法→アイストラップを追加…したけど?

軽い力でスルスル開閉出来ないのはなんでだろう?と考えた時に、真っ先に思い浮かんだのがこちら。

それは開閉用ロープの取り回し。

滑車を通る太いロープはシェードをぶら下げる為のロープ。シェードの重さをしっかり支える為にかなりの力が掛かりますが、その代わり緩めたりするような操作は一切行いません。ずっと張りっぱなし。

そして、もう一本の細い方のロープか今回問題となっている開閉に使用するロープ。

このロープは写真に写っている通り、それ程強い力が掛かるわけじゃないからもう
1本のロープと違って滑車を通していません。それは大した問題じゃないんだけど、もう1本のロープと同じような場所を通しているせいで摩擦が強く発生し、結果、操作する時の抵抗感に繋がっていることが分かりました。滑車云々以前に、もう一本のロープとの接触面積が大き過ぎるんですよね。

 

なので、対策としてアイストラップをもう一個追加しました。これで開閉用のロープともう1本のシェードを吊り下げるロープを出来るだけ接触させないようにしようって魂胆。

結果として、目論見通り2本のロープの接触は皆無になりました。

しかしながら、肝心な開閉時の重さに関しては効果はあと一歩…というところ。いや、改良前と比較すると間違いなく軽くはなってるんだろうけど、気持ち的にはもっとスルスルいって欲しいな〜、って。まだ、カクカクとした抵抗感があるんですよね。

 

恐らくその原因はシェードをぶら下げているこちらのロープ。

シェードはこのロープを伝って開閉する仕組みなんですが、このロープにはパラコードのようにロープ表面を覆う外被部分がありません。その為金具がロープの凸凹に引っかかるようや挙動を示し、その為に抵抗感を感じるのではと推察しています。

じゃあロープを変えよう!と言いたいところですが、僅かな軽さの為にロープを丸ごと取り替えるのもアレなので、しばらくはこのまま我慢ですね。

 

まとめ:DIYに終わりは無い!

というわけで、本日はDIYで製作した開閉式シェードの改良作業についてのご紹介でした。

DIYで何かを製作する際、既製品とは違ってその良し悪しについての口コミはありません。その良し悪しは実際に完成させて、使ってみるまで分からないんです。しかしながら、実際に使ってみて不具合やイマイチな点があったとしても、それを改善出来るのもDIYならではの特徴じゃないでしょうか。なんせ、設計図は作り手でもある自分自身の中にあるのですから。

なかなか上手くいかないことも多いですが、このような試行錯誤を繰り返し、是非とも自分がベストと思えるようなモノを創り出したいものですね。

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