イチゴ栽培

イチゴ狩りで教えてもらった美味しいイチゴの見分け方。ヘタの状態で見分けるのはダメ?


春が旬の果物といえば?そう、イチゴ。

わたしもここ数年、家庭菜園で毎年イチゴの栽培をしています。知っている人も多いかもしれませんが、スーパーで売っているイチゴって長持ちさせるために完熟状態ではないそうですね。イチゴって完熟かそうでないかで美味しさは全然違うので、スーパーでは購入出来ない完熟イチゴを思う存分堪能できるのは家庭菜園の大きなメリットといえるでしょう。

そんな完熟イチゴですが、家庭菜園でせっせと栽培しないと味わうことができないのか?いやいや、そんな大変な思いをせずとも好きなだけ堪能できる方法があります。そう、イチゴ狩りです。イチゴ狩りって決して安価なレジャーではないけど、実はわたしも初めて行った時は直前までお値段に対して少々抵抗もあったんだけど、今となってはその価格分の価値があるレジャーだと感じています。完熟イチゴを好きなだけ食べることができるなんて、すんごいことだよ!

イチゴ狩りについては以前当ブログでご紹介したことがありますが、プロがハウスの中できっちり育てているいちごは、ド素人のわたしには到底真似できないくらい見事なものでした。家庭菜園で参考にしたい点はたっぷり見つかったけど、凄すぎてなかなか真似できないって感じ?

 

そんなイチゴ狩りですが、今年も行ってきました。家族は完熟いちごにハマってしまったようです。

 

相変わらず見事なもので、なんでこんなに株が大きくなるんだろう?とか、なんでこんなに実が綺麗な形になるんだろう?とか関心しっ放し。いちご狩りって当然時間制限があるんだけど、わたしはイチゴを食べている時間よりも、苗の状態や栽培方法を眺めている時間の方がずっと長かったりします。

そんなわたしを不審に感じたのか、そのうち栽培されているスタッフさんから声をかけて頂き、イチゴ栽培についていろいろと教えて頂いたりしました。これだけで料金払った価値はあったよ!

 

その際、ついでに教えて頂いたのが美味しいイチゴの見分け方。

最近ネット記事や個人のブログなんかで、美味しいイチゴはヘタがピンと上を向いているやつって紹介されていることが多いみたいなんだけど、これは必ずしも正しいとは限らないようです。わたしもこれまでの経験から、ヘタが上を向いて、その下の果肉部分がニューッと伸びているやつが美味しいイチゴだと思っていたので、これはちょっと意外でした。

 

美味しいイチゴの見分け方は品種によって若干違うようですが、あきひめ紅ほっぺについては、

  • 実の表面に強烈な艶があること
  • 実の下側が少し白っぽくなっていること
  • 黒っぽくなく明るい赤色であること

の3点で選べば間違いないそうです。とにかく重要なのは艶!艶だそうです!

これがいいイチゴだ!って実際に収穫してもらったのが画像のイチゴたち。このイチゴたちのヘタはどれもピンっと上を向いているので、ヘタが上を向いているやつっていう基準もそう大きくは外れていなさそうです。

 

これはちょっとイマイチなイチゴ。艶があっても色味がちょっと暗いでしょ?ちなみにヘタは立っていません。

 

これも少しイマイチなイチゴ。ヘタは上を向いているし艶もあるんだけど、やはり少し色調が暗いです。実際に食べてみると少し酸味が強い感じ?それでもスーパーで購入するイチゴと比べると明らかに美味しいんですけどね。

 

艶があって、鮮やかな明るい赤色っていう2点だけなら結構簡単に見つかるんですが、実の先端が少し白っぽいという条件まで含めるとなかなかドンピシャなものは見つかりません。感覚的には30個~50個に1個くらい?そこまで拘らなくても十分美味しいんだけど、少し白っぽいやつは明らかにもっと美味しんですよね。なんというか、ものすごくジューシー。

 

品種が違えば見分けるポイントが違うと紹介しましたが、例えばかおりのという品種であれば、艶があってオレンジっぽい色調のものがおススメだそうです。イチゴ狩りの醍醐味の一つは、異なる品種のイチゴを食べ比べできることですよね。かおりのは紅ほっぺなどと比べるとあっさりとした味わいに感じました。

 

今年のGWの連休も折り返しだとニュースで紹介されていました。それだけ長い休みを取れる人が果たしてどれだけいるんだろう?ってニュースを見る度に思うのですが、イチゴ狩りなら日帰りでいくことができますから、がっつり連休を取得できない人や、遠出をしたくない人でも行きやすいレジャーですよね。

完熟イチゴってほんとうに美味しいですので、経験したことが無い人は是非体験してみてはいかがでしょうか。

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