お庭の植物

庭木の剪定は年2回。我が家は冬の終わりと初夏


ついこの前まで寒いー、寒いー、外でDIYなんてできなーい、なんて弱音を吐いていたものの、ここ最近は一気に暖かくなってきました。季節の移り変わりってこんな急激でしたっけ?

我が家のお庭では樹木が数本植えられていますが、樹木のお手入れに関する作業はかなり少ないです。基本、ほとんどほったらかし。数少ないお手入れが庭木の剪定なんですが、我が家では年2回実施しています。大半の樹木は、年に1回冬の終わりごろに、シマトネリコなどの逞しい樹木は初夏の元気な頃に剪定します。

なので剪定は年2回といいつつ、大半は今の時期の作業となるわけですね。毎年この時期(といっても例年はもっと早いけど)になると、樹木のお手入れに関する投稿もしています。

 

そんなこの時期の樹木の剪定ですが、冬の終わりごろっていうのが結構難しいんですよね。

冬の時期にするのは樹木が休眠状態で樹液の流出なども抑えることができるからっていう理由らしんですが、かといって寒すぎてもダメっていうのを書籍などでよく目にするんですよね。寒すぎてなぜダメなのか?その理由は分からないけど、先人たちの意見をないがしろにするのもなぁ・・・と思って律儀に守っているわけです。

でも今年みたいに一気に暖かくなってくると、時期が遅すぎたのでは!?とかなり不安にもなってしまいます。これまでの経験上、植物は逞しいのでそこそこ適当でも問題ないと思うんですけどね。

 

我が家の庭木の剪定の中で一番難しく感じているのが、こちらのブルーベリー。ブルーベリーって株元から複数の幹が伸びてくるタイプの植物なので、幹をどの程度残したらよいのかいつも悩んでしまいます。小さいうちは実の収穫よりも株を大きくすることを優先して蕾は剪定した方が良いとよく聞きますが、大きさの基準もよく分からないし・・・。きっと植えているプランターの容量でも違うでしょうから、これも試行錯誤ですね。

けど、ブルーベリーは逞しい植物なので、結構適当でも全然大丈夫。切りすぎてもそのうち復活します。不注意で根元からへし折ったことがあるわたしが言うんだから間違いない!

 

ハナミズキは年々胴吹き枝が増えていきますので、躊躇することなくバシバシ切っていきましょう。

 

数年前、初めて剪定したときはドキドキしながら切っていたというのに、慣れとは怖いものでいまで同吹き枝以外のある程度の太さのある枝でも、邪魔だと思ったら迷わず切れるようになりました。樹木ってほんとう思っているよりも強靭なのです。ちなみに、切った枝は乾燥させてキャンプのときの薪に混ぜて使っています。

 

ブルーベリー同様、ブドウの剪定も大いに悩みますよね。どの枝を残そうかさっぱり分かりません。この枝を伸ばそう!と思っていても、ブドウさんは全く違うところから枝をせっせと伸ばすことが多いので、最近はもう枝を選ぶのは諦めました。ブドウさんは天邪鬼なのです。なんとなく混みあっている枝を整理し、あとは発芽してから調整しようとも思います。

ブドウの剪定はあまり時期が遅くなると切断面から樹液が止まらなくて大変な目にあうので、多少寒さが厳しくとも2月下旬頃には終わらせておいた方が安心でしょう。

 

あと、ブドウの枝って年数が経つとこのように表面がひび割れてきます。この捲れた部分が小さい虫の住み家になるらしいので、

 

手で簡単に剥がせる部分は剥がしておきましょう。この作業は別に樹液が出てくるわけではないので、暖かくなってからでも大丈夫。この作業をすることで、幹や枝にブドウの天敵であるカミキリムシの幼虫が潜んでいる形跡を発見しやすくなるので、その目的でも絶対にしておいた方がよいでしょう。カミキリムシの幼虫はマジ最悪です。

 

常緑樹といいつつも、今の時期盛大に葉っぱを落とすシマトネリコ。こいつの剪定は成長が盛んになる初夏くらいにおこないますので、今はほったらかし。よくみると新芽がたくさんつきつつあります。

 

このシマトネリコは植えて9年ほどですが、今年はむっちゃ幹の表面が割れてきました。先程ご紹介したブドウのよう。この剥がれの内側に越冬中のカメムシが潜んでいるのを見かけたので、ブドウ同様に手で簡単に剥がせる部分はせっせと剥がしていきます。

 

たくさん切ったつもりでしたが、後々ゴミ箱を覗くと思ったよりも切っていませんでした。慎重でビビりな性格なので、なんだかんだで無意識に剪定も控えめになっちゃうのでしょう。

この落ち葉や枝は倉庫内でこのまま放置しておき、そのうちキャンプでの焚火に使用しちゃいましょう。

-お庭の植物
-, , ,