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わたしの住んでいる地域はどちらかと言うと田舎なんですが、そうなると生活の必需品となるのが車。まさに1家に1台ならぬ、1人に1台状態。
車を持つことになると必要になるのが駐車場で、せっかく駐車場を設けるのならば実用性を重視して屋根付きのカーポートを設置するのが当然の流れでしょう。
お洒落なお庭を作る上でこの実用性重視のカーポートというのはとても厄介で、なかなかお洒落さとの両立が難しい設備であります。工業製品感バリバリの建造物ですもんねぇ。
お洒落なカーポートについてはまた別の機会に触れるとして、本日ご紹介したいのはカーポートの雨どいの掃除の方法。
わたしはカーポートの近くに木を植えてしまったもんだから(植えたのはプロの業者さんだけど…)、毎年毎年大変な目に合っています。木を植える場所には、本当に注意が必要だ!
シマトネリコは落葉します
我が家にはシンボルツリーとしてシマトネリコが植えられています。
元々わたしはこの樹木を知らなかったんだけど、何か常緑樹が欲しいなぁと外構屋さんに相談したところ、このシマトネリコを提案されたのです。
シマトネリコについてはこちらの記事をどうぞ。
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『シマトネリコ』目隠しにもシンボルツリーにもぴったりな半常緑樹
Contents1 シマトネリコってどんな植物?2 シマトネリコは"株立ち"の代表格3 シマトネリコは常緑樹?いや、葉っぱむっちゃ落とします!4 セミに大人気!5 とにかく生命力が強い6 シマトネリコ ...
このシマトネリコ自体はとても気に入っています。目隠し効果も高いし、なによりもその涼しげな葉っぱがとても良い!人気が高いのも納得ですね。
しかしながら些細なことですが一つ不満もあって、それは今の時期の落葉。
常緑樹っていうからには一年中緑の葉っぱがフサフサしていると思いきや、新芽が出る直前の2月から3月にかけて結構葉っぱを落とします。むっちゃ葉っぱを落とします。
落葉樹は落ち葉の処理が面倒臭いから、常緑樹がいいぜ!って動機でこのシマトネリコを選ぶ場合は要注意ですね。
落葉するシマトネリコがカーポート横に!
わたしにとってシマトネリコの落葉自体は些細な問題なんですが、我が家の場合はその些細な問題が一部大きな問題の原因となってしまっています。
それがコレ。
シマトネリコがカーポートの屋根に重なっていること。
いやね、最初はこんな位置関係じゃ無かったんです。でもシマトネリコが当初の予想よりもグングン大きくなっていき、わずか数年でこんな状態になっちゃったんです。この植栽位置はプロの外構業者さんから提案して頂いた位置なんですが、なんで気付かないかな~?なんで、当時のわたしも気付かなかったのかな~?
え?シマトネリコがカーポートの屋根と重なって何か問題あるのかって?
問題大有りですよ、もう大問題。
その問題とは、
カーポートの雨どいに葉っぱ積りまくり問題。
あ~、もう、こんなんじゃ雨水が流れる訳ないじゃん!!
毎年毎年このような状態になるので、せっせと落ち葉を取り除いて掃除する作業が発生してしまいます。放っておいても落ち葉は無くならないし、むしろ腐敗して状況は悪化するだけ。あ~、面倒臭い!
カーポートの雨どいの掃除方法
葉っぱを手で取り除きます
雨どいの掃除なんですが、まずは積った落ち葉を取り除かないことにはどうにもなりません。
わたしはチマチマするのが面倒臭いのでこのように素手でバンバン拾い上げています。間違いなくスピードはこれが最強!
なんですが、これは落ち葉が乾燥してカサカサしていたら全く問題なんですが、腐敗して腐葉土に近づきつつある湿った状態だと精神的難易度がちょい高め。
さらに、雨どいの中には得体のしれないものがいろいろ転がっていることもあるので、そういう場合は精神的難易度は猛烈に上がります。例えば、鳥類の死骸とか、セミの死骸とかかなぁ。セミの死骸は冬だというのになぜかよく出てきます。もっと違うところで安らかに眠ってよ…
そういうものに抵抗のある人は、こういうやつが1本あるととても便利。
デカいトング?いえいえ、火バサミという立派な名前があります。
BBQなどでも大活躍の火バサミですが、お庭に転がっている野良猫の糞とか、大嫌いな虫の死骸とか、素手では絶対触りたくないものを拾い上げるのにもっと大活躍。わたしはこいつがないガーデン生活なんて考えられません。もはや生活必需品。退治したゴキブリを拾い上げるにも大活躍だ!!
付着物を水で洗い流します
落ち葉や雨どいに溜まった得体の知れないものを取り除いたとしても、雨どいは完全には綺麗になりません。雨どいの底にへばりついているこれらの汚れは苔やら、腐敗した何かの一部とか、とにかく得体の知れない塊です。
こんなものでも容易に雨どいの出口を塞いでしまって雨水が流れなくなるので、こいつらも綺麗に取り除いてやる必要があります。うーん、触りたくないなぁ。
そういう時は手とか火バサミのような物理的な方法はやめて、もっと楽な方法で綺麗にしちゃいましょう!
まずは雨どいの水を排出する配管にある、このキャップを取り外します。この部分はねじ込み式なので、反時計周りに回せば簡単に取り外すことが出来ます。
そして、排水部分から一番遠い場所から散水ノズルのジェットとかストレートの方式で水をジャーっと流してやりましょう。なにも高圧洗浄機なんてなくても、水道の水圧は結構な勢いがあるのでそれで大抵の汚れは流すことが出来ちゃいます。
汚れや付着物をそのまま流すとすぐに排水配管が詰まりを起こしちゃいますが、先程排水部分のキャップを外したおかげで汚れは水と一緒にこのように排出されてきます。自分の手を汚していないのに、みるみる汚れと付着物が落っこちてきて、とっても気分爽快。
汚れや得体の知れない付着物をそのまま地面にぶちまけるにもあまり気分の良いものじゃないので、落下地点にはこのように篩(ふるい)なんかを設置しておきましょう。これなら作業後にゴミを集めつ必要がなくてお手軽です。
みんなカーポートの雨どいを掃除しよう
落ち葉てんこ盛り状態だった雨どいがすっかり綺麗になりました。
わたしの場合はカーポートの横に木を植えてしまったばっかりにこのような大掛かりな作業になってしまっていますが、そうでなくてもカーポートの雨どいにはなぜだかいろんなものが集まってくるみたい。鳥の死骸とか、虫の死骸とか…って、死骸ばっかじゃん!!※わたしの経験上の話です。
なので、わたしのようにカーポートの横に木を植えていなかったとしても、1年に一回程度は雨どいの状態を確認することをお勧めします。もちろん、何かが詰まってなければそのままでいいし、まずは確認するだけ。
そして、残念ながらわたしのように近くに木を植えている場合は、必ず落葉の時期に合わせてせっせと掃除をしましょう。どれだけ遅くても、雨量が増加する梅雨時期までには必ず終わらせたい作業ですね。
ポイント
- カーポートの横に木を植えてはいけない
- 植えていなかったとしても、1年に1回位は雨どいの状態を確認しよう