みなさま明けましておめでとうございます。今年も当ブログをよろしくお願い致します。
さて、年始早々DIYに没頭…というわけには流石にいかないので、本日は家族サービスを兼ねて行ってきた岩合氏の写真展をご紹介したいと思います。
『岩合光昭の世界ネコ歩き』写真展
わたしはカメラが好きな癖に写真家の方に関しては全く知識がありませんし、ネコ界隈のことも全然詳しくありません。
ですので大変失礼なことではございますが、ネコの写真で有名な岩合氏のことも存じ上げておりませんでした。岩合氏は多くの写真集を出版されている他、NHKで『岩合光昭の世界ネコ歩き』という番組をされていたり、最近では映画監督にも挑戦されているんだとか!軽く調べてみただけですが、わたしのようなド素人でも分かるようなすんごい経歴の持ち主じゃないですか……。
そんな著名な方の写真展の招待券を知人から頂いたものですから、せっかくですから行ってまいりました。
写真展なんて、人生初めて!!
写真展の感想
結論から申しますと写真展はとても良かったです。
しかしながら、当たり前なんですが展示されている写真の撮影は不可ですし、またネタバレにもなっちゃうので、簡単に感想だけをご紹介。
- テーマは世界中の人の暮らしのすぐ横にいるネコちゃんの写真。ネコちゃんは野良もいれば、飼い猫も。
- 世界中の綺麗な風景ばかりだから、ネコ好きじゃなくても楽しめます。
- というか、その海外の街並の風景がすっごく綺麗。そんな綺麗な場所にネコがいるなんて素敵過ぎる!
- 来場者のみなさんは「可愛いね〜」ってワイワイ話ながら観覧してて、気軽に鑑賞できる雰囲気でした。子連れでも全然OK。
- じっくり見ても30分程度で見終わるくらいのボリューム感。
- 大きくプリントされた写真(A1サイズくらい?)なのに、どの写真もすごく綺麗。これがプロの技術なのか……
ってな感じでした。
使用機材はまさかのマイクロフォーサーズ
この写真展で最もビックリしたのが最後に展示されていた使用機材の紹介。
でっかいプリントでも非常に美しかったから当たり前のようにフルサイズの高画素機(むっちゃ高価)だと思っていたのに、
使用機材はまさかのオリンパスのOM-D E-M1。
E-M1はプロ向けの機材とされているけど、パパママカメラマンといった一般ユーザーでも十分購入できる価格帯のカメラなんです。
改めてチケットなどを確認すると、スポンサーはなるほど、オリンパスなんですね。岩合氏はオリンパスユーザーのようで、オリンパスのサイト内にも岩合氏の特設サイトがあります。そのコンパクトさを活かし、気軽に2台持ち出来るのがメリットって写真展のコメントにも書いてありました。
ところで、OLYMPUSのE-M1はわたしが愛用しているパナソニックのG9PROと同じく、マイクロフォーサーズのカメラ。
マイクロフォーサーズのカメラは前述の通りコンパクトで軽量なことが大きなメリットなんですが、そのメリットと引き換えに画質面ではちょっと…という評価をされることもしばしば。そうじゃなきゃ誰も重たいフルサイズ機材なんて使いませんよね。
だけど、このような壁いっぱいに引き延ばされた写真(これは撮影可ですよ)でも、別に画質は全く問題ないように感じます。というかこれを見た時、まさかマイクロフォーサーズで撮影した写真だとは思いもよらなかった……。
マイクロフォーサーズユーザーとしては今回の写真展で大いに勇気を貰ったように感じます。高感度が弱くて暗いシーンが苦手という弱点もあるけど、自分が使っているカメラ でも、あんな素敵な写真が撮れるんだ!って思えたんです。もちろん撮影シーンによるけど、これなら高画素機はもちろんのこと、フルサイズのカメラなんて要らないじゃないか!
写真展って楽しいかも!?
というわけで、人生初の写真展はなかなか楽しめるものでした。特にマイクローフォーサーズが使用機材って知ってからは、見る目が全く変わっちゃいました。
写真展って一言で言ってもいろんなテーマがあると思うけど、カメラが好きって人じゃなくても、世界中の風景とネコがテーマならきっとほとんどの人が楽しめるはず。
実際、カメラにも写真にも興味の無いわたしの家族も楽しんでいたようですし、会場にらちらほら子供もおりました。入り口のでっかい撮影可のパネルではみんな大はしゃぎ。
年始早々、素敵な経験をさせて頂けたものです。さぁ、今年も家族の写真やDIYの写真をたくさん撮るぞ〜!って気になっちゃいました。