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『LUMIX G9PRO VS FUJIFILM X-E3』マイクロフォーサーズが高感度に弱いのは本当でした

2019年7月4日


あぁ、悩ましきカメラ問題…

わたしは最近かなりカメラが好き。いや、昔からある程度好きだったんだけど、子供が産まれてからは一気にのめり込むようになりました。子供の成長記録の為にカメラに触れる機会がグッと増えたのがきっかけで、もっと綺麗に我が子を撮りたい!!という思いがどんだんと強くなっていったのです。

しかしながら、小さい子供を連れてお出掛けするとなるとどうしても荷物が多くなってしまいますよね。オムツとか、マグとか、着替えとか。

カメラは持ち歩きたいけど、荷物のことを考えるとカメラはコンパクトに越したことはない…そんなわたしにぴったりだったのが、小型だけど写りはそれなりに満足出来るマイクローフォーサーズ規格のカメラ。具体的に言うと、PanasonicやOLYMPUSのカメラですよね。

わたしはたまたま子供が産まれるずっと前からマイクローフォーサーズのカメラを使い続けていたので、マイクロフォーサーズ歴はもう8年くらい。その長い期間で特に不満を感じたことはなかったんですが、先日遂にその弱点を認めざるを得ない場面に遭遇してしまいました。

そう、室内を走り回る子供の、望遠域からの撮影です。

 

マイクロフォーサーズで室内のスポーツ撮影は可能?

ついこの間産まれたと思ったら、すくすくとあっという間に成長してしまうのが子供というもの。我が家の子供も今年から市民体育館で開催されている体操教室に通うような年齢になりました。

体育館を一生懸命走り回ったり、体操をする我が子の成長ぶりに感動…そうだ、これは是非とも記録に残さねば!!と思い、愛用のG9PROに望遠レンズを装着して…って、いやいや、ちょっと待てよ。

現在のところわたしが所有しているマイクローフォーサーズの望遠レンズはLUMIX G VARIO 45-200mm / F4.0-5.6 II / POWER O.I.S.というレンズだけ。

このレンズは軽くてコンパクトなくせに、35mm換算90-400mmをカバーしつつ、しかも安価というとてもナイスな製品なんですが、安価な代償として暗い(F値が高い)レンズなんですよね。

それでも明るい屋外の撮影なら十分シャッタースピードは速くて問題無いし、屋内でも静止している被写体なら多少シャッタースピードが遅くても優秀な手振れ補正でカバー出来ます。つまり、今まで特に不満を感じたことはなかったんです。

しかしながら、今回チャレンジしようと考えている体育会内で動き回る子供の撮影となると、少々不安。いや、かなり不安。

というのも、動き回る子供を撮影する為にはどうしてもある程度のシャッタースピードが必要になります。シャッタースピードが速いということは、光を取り込む時間が短いということ。暗いレンズだとその短い時間で取り込むことができる光の量が更に少なくなります。

これを解決するには光に対する感度であるISOの値を上げればいいのですが、センサーサイズが小さいマイクローフォーサーズのカメラはこのISO感度を上げることが苦手と言われています。ISO感度を上げすぎると(=高感度にすると)、みるみる画質が劣化してしまうんだとか。

うーん、でもどのくらい苦手なんだろう?このカメラとレンズで満足出来る写真が撮れるのかな?

そんな悩めるわたしでしたが、そういえば我が家にはマイクローフォーサーズのカメラよりもセンサーサイズが大きい、FUJIFILMのX-E3もあるじゃないですか。

このカメラは動画にはあまり向いていないので、普段は主にお庭撮影やお散歩用に使用しているもの。でもせっかく持ってるんですから、望遠レンズをセットしてG9PROと撮り比べてみることにしましょう。

さぁ、どうなることやら!?

 

検証するカメラはこちら

マイクロフォーサーズ:LUMIX G9PRO

まずはこちら、わたしのメインカメラであるPanasonicのG9PRO

いろんな会社のカメラのいいどこどりをしたような、パナソニックらしからぬデザインと操作性が素敵。あと、ソフトなシャッターのフィーリングがとても好き。あとあと、シャッター音も割と好き。

組み合わせるレンズは先程触れた、LUMIX G VARIO 45-200mm / F4.0-5.6 II / POWER O.I.S.

望遠レンズとしてはかなり安価な部類のレンズですが、コンパクトなくせにかなりの範囲の焦点距離をカバーできる素敵なレンズ。ただし、スペック的には室内などの暗い場所での撮影は苦手っぽい感じ。

 

APS-C:FUJIFILM X-E3

対するこちらは、主にお庭撮影で使用しているFUJIFILMのX-E3

マイクロフォーサーズよりも大きなセンサーを積んでいる、APS-Cクラスのカメラ。スペック的にはマイクロフォーサーズのカメラであるG9PROよりも室内向きなはず。

組みわせるレンズはXF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS

FUJIFILMではオーソドックスな望遠レンズですが、他社の標準的な望遠レンズよりもちょっといい感じのレンズ。F値も3.5-4.8とLUMIX G VARIO 45-200mm / F4.0-5.6 II / POWER O.I.S.よりもちょい明るめ。

 

結果はFUJIFILMの圧勝

結論から言うと、もうダメ。G9PROは期待に沿わない結果でした

長年ずーっとLUMIXのカメラを使っていた人間としては認めたくない現実だけど、少なくてもわたしの腕で、これらの機材の組み合わせではFUJIFILMの圧勝でした。あー、悲しい…。

どの点がダメかというと、G9PROの方は解像度の低さ(これはレンズが原因?)、色味の不自然さ、そしてISO感度が上昇した時の画質の劣化が激しく、ザラザラとしたノイズが気になるんです。

 

子供や他所様の子供も写っている写真なので、その一部分だけを切り出しての比較なんですが、同じような場面をそれぞれのカメラで撮影した画像が次の通り。

こちらはG9PROで撮影した写真の一部。ISO-1250。

 

一方、こちらは同じ場面をX-E3で撮影した写真の一部。ISO-1000。

いずれもシャッタースピードは1/125で、この時はISOもだいたい同じ。

2つの写真を比べてみると、G9PROの方はまず解像度が低いのが気になります。ぼんやりしていますよね。でもこれは多分レンズのせい…と思いたい。ほら、FUJIFILMのレンズは写りがいいって定評があるしね。

しかしながら、多分レンズじゃなくてカメラ本体側によるものと思われるのが、色目の違い。両者とも絞り優先モード、他はカメラにお任せで撮影したのにも関わらずだいぶ色味が違いますね。同じシチュエーションなのにホワイトバランスの調整がカメラによってここまで違うだなんてちょっと驚き。

ちなみに、目で見た色調に近いのはFUJIFILMの方でした。G9PROも手動で調整したら良くなるんでしょうけど、せわしない子供の撮影の時にいちいち調整するのは面倒臭いなぁ。

 

また、このISO1000程度の写真では目くじら立てる程ではないんですが、G9PROの方はISOを上げていった時のノイズの多さが気になりました。ISO3200やISO6400になると明らかにザラザラとしたノイズが酷くなります。一方で、X-E3の方はそもそもISO3200だとかISO6400まで上がりません。なので、撮影環境が悪くなればなるほど、両者の差は広がるばかり。そのくせ、G9PROはカメラ任せにするとガンガンISOを上げていく困ったちゃん。

わたしはあまり解像度だとか、収差とか、いわゆる写真の完成度に対して拘るタイプでは無いんですが、そんなわたしでもこれらの要因(像度・色調・ザラツキ)により両者の写真の出来栄えははっきりと違いが分かりました。

特にISO3200を超えてくると顕著で、ザラザラ感が全然違います。ご紹介しているのはいろいろな都合で写真の一部分だけど、こんな感じで拡大しなくてもはっきりと違いが分かります。いや、拡大しない方がむしろ空気感とか、ヌケとかの違いがより分かるでしょう。多分、カメラについて詳しく無い人でも容易に分かるような差でしょう。それくらい両者では写真の雰囲気が違ったんです。あー、ショック…

 

ちなみに、G9PROとLUMIX G VARIO 45-200mm / F4.0-5.6 II / POWER O.I.S.の組み合わせでも明るい屋外では今まで全く不満を感じたことはありませんでした。もちろん、ノイズが気になったことはないし、解像度も十分満足。ならば、今回の結果は比較的暗い場所だったから?

そう思って今まで撮影した写真を見返してみたところ、確かにISO3200以上で撮影した室内の写真はその大半がザラザラ感が気になることに改めて気が付いたんです。

これも写真の一部分で恐縮なんですが、G9PROで撮影したISO6400の写真。ピントはばっちりと写真左の薄紫のジャケットを着ている人物に合っています。でも、この写真全体のボンヤリとした感じや、ザラザラ感はとても一眼カメラで撮影したものとは思えません。しかもこの時のレンズはパナライカ12-60mm!なのに、まるでiphoneで撮影したみたいじゃないか!

当時は暗い場所だしこんなものか…と気にしていなかったけど、今回と全く同じような傾向が明らかに出ています。ということは、G9PROは暗い場所での撮影が苦手ってことを認めざるを得ませんよね…

 

明るいレンズを使えばいいじゃない

センサーサイズが小さいとはいえ、10万円以上するLUMIX G9PROがX-E3で適当に撮影した写真にぼろ負けした事実は正直認めたくありません。

いや、だからといってG9PROが悪いカメラだとは思わないんです。動画もOK!多機能!操作性も良い!他のカメラなら手振れするような遅いシャッタースピードでも、ご自慢の手振れ補正で耐えるから暗い場所でもOK(静止物なら)!そんな素敵なカメラなんです。

ただ、どうしてもシャッタースピードを速くしないといけない室内の動き物は苦手かな~って感じ?ほら、少しくらい欠点があった方が愛着湧くってもんじゃないですか?

そうはいっても、そんな弱点は少しでも改善させてやりたいもの…

なんせお遊戯会にお誕生日パーティー、そして体操教室など、子供のイベントで室内撮影は多いんですから。

いっそFUJIFILMにシステム全部引っ越せば?という思いも出てきたんですが、やっぱりG9PROはG9PROでいいカメラなんですよね。とってもお気に入り。このカメラでなんとか室内でもいいお写真が撮りたいんです!

 

そんなわけで、このようなレンズを購入しました。

ちょうど15,000円キャッシュバックしていたので、まさに運命。

ISO感度を上げることが出来ないなら、明るいレンズを使えばいいんだ!!

マイクロフォーサーズの大三元レンズの効果は一体どれ程のものなのか、またテストが出来たらご紹介したいと思います。

 

追記:F2.8通しのレンズを引っ提げて再挑戦!

というわけで、高感度時のザラザラ感をなんとか改善できるよう、F2.8通しという明るいレンズを引っ提げて再挑戦。

Panasonic G9PROとFUJIFILM X-E3の第二ラウンドはこちらの投稿をご覧ください。

check!
続『LUMIX G9PRO VS FUJIFILM X-E3』オリンパスPROレンズはG9PROの救世主!?

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