おでかけ

『パティシエ エス コヤマ』はフォトジェニックで、ガーデニングDIYのヒントもいっぱい


以前から何回かこのブログでも取り上げていますが、わたしはおしゃれなカフェやケーキ屋さん巡りが好き。

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ケーキ屋さん(もしくはカフェ)に行ってDIYのヒントを貰おう!

Contents1 ケーキ屋さんはお洒落なお庭のお手本だ2 パティシエ エス コヤマ さん3 クラブハリエさん4 兵庫県の山の中のパン屋さん5 ケーキ屋さんのお庭を見に行こう!! わたしはケーキ屋さん ...

いや、別に料理やケーキが大好き!というわけじゃなくて、お洒落なカフェやケーキ屋さんの店舗にはかなり気合の入ったお庭や内装があることが多いから。なので土地の広い郊外の店舗なら、なお良し!そういう拘りたっぷりの作品って、自分がDIYをする為のとてもいい参考になるんです。

そのようなことに初めて気付かせてくれたのが、兵庫県三田市に店舗を構える『パティシエ エス コヤマ』さん。こちらの店舗からは本当にいろいろなアイディアを頂きました。アンティークレンガの七葉の存在を初めて知ったのもこの店舗だったなぁ。

 

そんなわたしのカフェ巡りの原点とも言える『パティシエ エス コヤマ』さんですが、先日久しぶりに訪れることが出来ました。改めてその素敵な様子をご紹介します。

 

『パティシエ エス コヤマ』さんってこんなところ

当然なんですが、『パティシエ エス コヤマ』さんはスイーツ屋さん。

なので、「お庭・外構」っていう変化球過ぎる視点でのご紹介の前に、まずはきちんとスイーツ屋さんとしてのご紹介を少々。

さて、『パティシエ エス コヤマ』さんはとにかく小山ロールで知名度の高いスイーツ屋さん。

一口食べただけで、一般的なロールケーキとは明らかに何か違う!と素人ながら感じてしまうオリジナリティの高いロールケーキが看板メニューです。

ふわっふわの柔らかいスポンジ、2種類のクリームのハーモニー、甘さ控えめのマロンの素朴な味わい…等々、クリームたっぷりの重たいケーキとは違って比較的軽めの、大人な味わいのロールケーキって感じでしょうか。

うん、この分野はド素人もいいところなんで、全く上手く伝えられる自信がわたしには全くありません。

そんなエス コヤマさんですが、ロールケーキ以外もいろいろとやっておられます。

バームクーヘン・マカロン・パン・チョコ・デコレーションケーキ・和菓子などなど…新興住宅地である三田の街中の一角に、まるでスイーツの街を形成しているかのよう。

 

そのスイーツの街の中には、『eS LIVING hanare(ハナレ)』というカフェもあります。今回訪問したのはこのカフェ目当て。

飲食店では利益を上げる為に客の回転率をとても重要視しますが、この『eS LIVING hanare』はそんなことを全く考えていないようなゆったりとしたカフェであり、その為休日は行列必須の店舗なのだそう。

座席数は少ないし(テーブル7卓くらい?)、何よりも料理の提供時間がすごーく長いんです。

なので今までは気になってたけど到底行けるような場所じゃなかったんですが、たまたま平日のオープン前に訪問できる機会に恵まれたので、はるばるやってきたんです。

 

平日ということもあって予想以上に人も少なくて、すごくのんびりさせて頂くことが出来ました。

この周辺には10時前から13時過ぎまでいたんですが、お昼時でも待ちが発生しているような感じではなかったです。

ハナレに行きたい人はやっぱり平日がおススメ!

 

しかしながら、見ておりますと提供に時間の掛かる料理をオーダーしている人がほとんどおられず、すぐに提供可能なケーキ類をオーダーしているお客さんが多かったです。

もしかしたらこの日はたまたまお客さんの回転が良かっただけなのかもしれませんね。

 

フードメニューはカフェらしい軽食が中心なんですが、それらはオーダー後に調理を始めるのでどうしても提供に時間が掛かります。

キッシュやミートパイは焼き上げるのに時間が掛かる為、提供時間はなんと40分ほど!※ メニューにも明記されてますよ。

友人や恋人とのんびり雑談を楽しみながら提供されるのを待ちましょう。まさに大人の空間。

今回はキッシュとミートパイをオーダーしましたが、焼き立てだけあってパイ生地はサックサク!11時からは三田牛を使用したハンバーガーも提供されるので、次回は是非それを食べてみたい!

 

カフェのすぐ横にはチョコレートを専門に扱う店舗も。お高いチョコレートを1個から購入することが出来ます。

焦がし醤油味・梅干し味・山椒味とか、それマジでやってんの?それともネタ?と思ってしまうような味わいのチョコレートも並んでます。実際に食べてみましたが、決してゲテモノではなく、しっかり美味しいチョコレートだったのでご安心を。その分、その商品名から期待するような突出した特徴はないんですけどね。

 

フォトジェニックな素敵なお庭

スイーツ屋さんとしての『パティシエ エス コヤマ』さんをご紹介しているサイトはいくらでもあるので詳しくはそれらをご覧頂くとして、わたしがここでご紹介したいのは『パティシエ エス コヤマ』さんのお店の外構。そう、プロが拘って作ったであろうお庭です。

お店の中はもちろんのこと、お店の外側までもまるで別世界。三田というニュータウンのど真ん中に居ることをあっという間に忘れさせてくれます。

 

まるでジブリの世界のような雰囲気すら漂っていますが、使用されている植物はそれほど特殊なものはなさそう。なんならホームセンターで売っているような植物も多く見かけました。

そういった植物でもこのような素敵な雰囲気を作れるんですから、まさにセンスの成せる技ってことなんでしょうね。

 

”ROZILLA”っていうのはチョコレート部門のお店の名前。

このお店のコンセプトは"大人が本気で造る秘密基地"なんだそうな。うーん、確かにわたしもすっかり大人だけど、こんな秘密基地が欲しい!

 

蝶番の質感や、木で作った立体的な文字はお家のDIYでも応用できそう。

アイアン(鉄)にせよ、木材にせよ、素材本来の質感を活かした部品の雰囲気って素敵。

 

枕木を利用した門柱(のようなもの)には、商業施設っぽくQRコードが。

このQRコードにアクセスすると、お菓子の写真の画像がもらえます。お庭の何か所かにありましたよ。

 

 

こういうところを真似したいな、その①

ブラブラ歩いていて、「あ、素敵だな」と思ったタイル敷きの通路。

前々から何度も言ってますが、わたしは草目地が大好き。当然、こんな雰囲気も大好きなんです。

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レンガと植物の組み合わせが最高過ぎる!草目地の作り方

Contents1 我が家の草目地の施工例1.1 アンティークレンガ×リッピア1.2 レンガ×芝生1.3 アンティークレンガ×芝生1.4 アンティークレンガ×セダム2 草目地の作り方・コツ2.1 草目 ...

 

しかし、よくよく見ると使われている植物はリッピアとアイビー(だと思う)。

なんのことはない、どちらも我が家に既にある植物ではないですか。

う~ん、しかしながら随分雰囲気が違うな…。葉っぱもつやつやだし、リッピアも密度が高くて雰囲気抜群です。そして何より、主張の強い雑草が全く生えていない!!

 

目地部分のリッピアも背丈が非常に低く、またランナーが目地以外に飛び出していません。

実際に育てているから分かるんだけど、これってもしかしてめちゃくちゃ手入れをしている?それとも、上を通る人の数が多いから自然とこうなるの?

いずれにしても、このアイビーとリッピアの組み合わせは早速家でもやってみたいですね。いや、絶対する!

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こういうところを真似したいな、その②

小山ロールを販売しているギフトショップの周辺は、レンガがたっぷり使用されたお庭スペースになっています。

前回来た時はもっと広くて、パーゴラとかもあったんですけどね。デコレーションケーキ専門店が出来たことでこのお庭スペースも若干ですが縮小された様子。

本来は真っ平らな土地だと思うんですが、一部土を盛って高低差を出しています。こうやって高低差があると周囲の視界をグッと遮りやすくなるので、お庭のプライベート感がアップしますよね。土地に広さが無いとなかなか難しいけど、この雰囲気には憧れます。

 

アンティークレンガといい感じの蛇口で作ってある立水栓。

アンティークレンガはやっぱり植物たっぷりのお庭にベストマッチ。後ろに見えるのはモミジ。モミジって和風のお庭と、洋風のお庭のどちらにも自然に溶け込むのでとても使いやすいですよね。

 

アイアンのオブジェ。

こういうお洒落アイテムにはとても惹かれてしまいます。でも、どうやって固定しているんでしょうね?モルタルで接着してる?

 

DIYで施工しているとどうしてもレンガの敷き方はワンパターンになってしまいがちなので、こういうのを参考にして敷き方の引き出しを増やしたいですね。

 

こういうところを真似したいな、その③

やっぱりウッドデッキは素敵。そんなことを再認識させてくれるスペースがこちら。

 

ウッドデッキには違いないんだけど、基礎とか束(ウッドデッキの柱)は一切見えません。

まるで岩場の中に板を敷いて床を作っているかのように思える不思議な作り。もちろん、ニュータウンのど真ん中なんで、元々岩場なんてあるわけないですが。

 

樹種は分からないけど、ハードウッドなのは間違いなさそう。

こういう造りだから湿気がこもらないのかな?と疑問に思ってしまいますが、隙間から根太の状態を確認する限りはまったく問題なさそう。って、プロが施工してるんだから当たり前のことなんですけどね。

 

それにしても、このコーススレッド(木ネジ)はとてもいい質感。

ネジの頭は一般的な+ではなく、なんと四角形!!これだけでなんだか一気にDIYっぽさが無くなるじゃないですか!って、プロが施工してr(以下略)。

そして、材質はウッドデッキ製作では当たり前のステンレス製じゃなくて、アイアン(鉄)製?

鉄が錆びやすいことは誰でも知っていると思いますが、鉄って錆び方によっては朽ち果てないんですよね。朽ち果てる錆び方は赤錆って言って、まさに錆びた鉄のイメージ。一方で朽ち果てない錆び方は黒錆びって言って、身近な例ではマンホールの蓋がそう。

このコーススレッドはまさに黒錆っぽい感じなんですが、どうやってこんな風にしているんでしょうね。普通なら間違いなく赤錆になりそうな場所なのに。

 

ウッドデッキよりも側面の岩の方が高い位置にあるという、なんとも変わった構造。

この構造を普通の家の庭で再現するのはかなり難しそうですが、周りの植物の配置は割と参考にできるかも。

自分ちのお庭では無限の如く生えてきて厄介なドクダミが、なんとも可愛らしく見えてしまうのは岩の効果でしょうか?

 

アイアン製のフェンスの上に設置された簡易的なカウンター。

最近わたしも設置しましたが、フェンスの上に物置きスペースがあるとむっちゃ便利ですよ!

 

こういうところを真似したいな、その④

ナチュラルな雰囲気のお庭では鉄板アイテムである枕木。

そんな枕木で作った通路がありました。枕木と植物の組み合わせってやっぱり最高!

余談ですが、実はこの場所は建物の屋上部分なんですよ。全然そんな風には見えない…

 

植物の配置や石ころの使い方など、いろいろ参考にさせて頂きたいポイントがたっぷり。

寂しくなりがちな樹木の根元部分を、他の植物で本当に綺麗にカバーしていますよね。

 

まとめ

というわけで、ド素人のわたくしが『パティシエ エス コヤマ』さんの素敵なお庭を勝手にご紹介させて頂きました。

素敵なお店の雰囲気を少しはお伝えできたでしょうか?

ガーデニングの参考にしたい人、カメラ撮影が好きな人、そしてもちろんスイーツ好きな人…いずれかに当てはまる人は間違いなく楽しめる、そんな素敵な場所です。

さぁ、興味が湧いた人はカメラを持ってレッツゴー!

このエントリーのお写真は、『LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm』『Panasonic G9PRO』で撮影しました。

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