サイクルポート製作

【DIYで作るサイクルポート】レンガ敷きの基礎が完成


前回の作業は2年前…お隣さんとの境界線問題で放置せざるを得ない状況となっておりましたDIYでのサイクルポート(自転車置き場)製作。先日の投稿のとおりお隣さんとの境界線問題もようやく綺麗さっぱり片付きましたので、ついにこの作業も再開させることができます。

マンションよりも戸建ての方がお隣さんとの関係はより重要な要素であると思うんですが、そういう意味ではわたしの場合は恵まれておりました。元々農地だったので境界線の整理にはちょっと時間が掛かってしまいましたが、結果的にはきっちりとして下さって本当に助かりました。

 

 

さて、そんなわけでのサイクルポート建設地なんですが、せっかくお隣さんが境界線を綺麗に整理してくれたというのに、わたしの方がご覧のとおりの荒れ果てっぷり。これは恥ずかしい。とても、恥ずかしい。急いでこの荒れ果てた状態を綺麗にしてあげましょう。

 

このサイクルポートは正方形のレンガタイルをドライモルタルで敷き詰める仕様なんですが、今回工事を再開したときに全面を敷き詰めるにはレンガが足りないことに気が付いたんですね。されで早速レンガを買い足しにホームセンターに足を運んだところ、このレンガの取り扱いがもう辞めてしまっていたんです。2年前には大量に在庫があったのに…。

今更別のレンガに切り替えるのもなんだかおかしいし、いろいろ考えた結果残りの部分は砕石仕上げにすることにしました。自転車は既存のレンガタイルの上に置いて、この砕石ゾーンにはちょっとした物置を設置するイメージ?物置の下なら砕石だろうがレンガだろうが、関係ありませんからね。

砕石ゾーンとなる場所には大量に余っていたコンクリートブロックを敷き詰めておきました。物置の基礎代わりにもなるし、雑草対策にもかなり有効なハズ。

 

コンクリートブロックを敷き詰めていない部分には雑草対策シートを敷き、その上から砕石を敷き詰めます。

 

僅か2時間程度の作業ですが、最初の荒れ果てた状態が随分と綺麗になりました。レンガタイルの上が自転車を停めるところ、その奥の砕石ゾーンがちょっとした物置を設置するゾーンにしようと考えています。

 

こうやって低い場所からレンガをみると、慎重に敷き詰めたつもりでもところどころ盛り上がっていたり、少し歪んでいることが分かります。気になり出すと気になって仕方が無いんだけど、今更やり直すほどのことではないので気にしないようにしましょう。

 

ちなみに、もちろんプロが施工している商業施設のレンガ敷きでも、必ずしも完璧ってわけでは全くありません。この施設なんて一目で分かるほどのガタガタっぷり。レンガを敷く前に地面をコンクリートで真っ平らにすればものすごく均等なレンガ敷きの地面ができるのでしょうが、土の上に直接レンガを敷く方法だとどうしても均等に仕上げるのは無理があります。もしくは、その内ある程度はガタガタになります。そういうもんだというおおらかな心が必要ですね。

 

今回製作するサイクルポートの屋根は計5本の柱で支えようと思ってて、手前側3か所の柱は既に基礎となる束石を設置済み。そして残る2か所の柱は既設のブロック塀を基礎として利用しようと考えていますので、既設のブロック塀に支柱金具を取り付け。

この方法には土地と屋根の端っこギリギリに柱を設置できるというメリットがあるんですが、どう考えても強度面では不安が残るというデメリットがありそう。あまり大きな荷重が掛かる用途では使いたくないので、今回は屋根はなるべく軽量にするように気をつけます。

 

各柱は真っ直ぐ直線状に位置していないといろいろとマズいので、水糸を使ってしっかり芯を合わせます。水糸ってシンプルな道具なのに、本当に便利ですよね。工夫次第でいろいろと使えるので、我々素人でも絶対持っていた方がいいです。価格も安いですし。

 

位置決めができたらレンチでボルトを締め込んで固定。わたしが今回使っているサンカの製品では、このボルトの使用レンチは14mmでした。14mmって自動車やバイクではよく見かけるサイズなんですが、それ以外ではあまり見かけないサイズなので結構珍しいことかも。大抵は13mmか15mmが多いですよね。まぁ、モンキーレンチで対応される人には全くどうでもいいことなんですけど。

 

もう1か所の支柱金具も水糸を使ってきっちりと位置調整を行い、ブロック塀に固定してやります。

 

施工開始から2年もの時間が掛かってしまいましたが、これでサイクルポートの基礎が完成です。束石からは柱を固定する為の金具が飛び出ていて危ないので、柱を設置するまでは適当なプランターなどで金具を覆っておくようにしています。あの金具、かなり鋭利なんですよね。

このサイクルポート製作の今後なんですが、まずは基礎の寸法を改めてしっかりと計測し、その寸法から屋根部分を設計。その設計に基づいて木材などの材料を発注することになります。年末はネットショップもお休みに入るだろうし、なによりも物流が滞るようになるから、なるべく早めに材料を発注し、できれば年末年始のお休み中に作業を進めたいところですね。

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