ウッドデッキ製作作業

基礎製作の合間の木工作業[第三期ウッドデッキ設置作業④]


毎週末・・・とはいかないけど、少しずつ作業を進めているウッドデッキの延長作業。

2週間前に木材も届いたことですし、基礎工事と並行して木工事も少しづつ開始しています。

 

基礎製作に飽きてきたので、木工事もするぞ!

ウッドデッキを作る時、普通に考えれば基礎を完成させてからその上に乗っかるデッキ部分を製作するのが当たり前。しかしながら、基礎ばっかり作っているとどうしても単調で飽きてくる上に体力的にもしんどいので、どうしても途中で億劫になってきてしまいます。

 

特に今回のようにレンガタイルの水平と目地(レンガとレンガの間の隙間の間隔ね)をきっちり調整しながらとなると、その億劫さは更にアップ。一度の作業で5枚くらいレンガタイルを敷いて、セメントで固定する作業をするともう飽きてしまいます。

 

そういう時は、気分転換にデッキ部分の製作作業を行いましょう

基礎が完成しないことにはデッキ部分の製作はできないと思いがちですが、いやいやそんなことはありません。基礎がある程度できたら、十分デッキ部分の製作に取り掛かることはできるのです。わたくしのように基礎製作に飽きた時だけでなく、セメントの硬化待ちにする作業としてもお勧めですよ。

 

基礎が完成する前にできるデッキ製作の作業というのは、必要となる木材の寸法の測定と、木材の切り出し塗装作業の3点。

まずは必要となる木材の寸法の測定なんですが、これは実際に基礎に支柱を立てて測定することで、間違いのない寸法を測定することができます。もちろん、事前に設計図を書いたりしておおよその寸法を決めることはできるのですが、天然素材である木材には反りもあれば狂いもあります。わたくしのようなド素人の場合は製作した基礎の精度も大変怪しいものです。設計図通りになっている方がおかしいという位の精度ですので、木材の加工を行う前に是非とも実際の寸法を抑えましょう。

 

基礎に支柱を立てて寸法を測定したら、その寸法に従って木材をカット。ウッドデッキの製作に使用する木材は複雑な加工をすることはほぼありません。大抵、垂直に切断するだけです。こういう加工には丸鋸やジグソーよりも、卓上丸鋸が大活躍。安全で、素早い切断加工ができる便利な工具ですよ。90mm×90mmの角材は太すぎて綺麗に切断することができないので、木材を発注する際に業者様に加工を依頼することをお勧めします。

 

ハードウッドの場合はあまり塗装することもないかと思いますが、わたくしの場合はいろんな木材を使い分けているので、色調を統一する為にも塗装を行っています。もちろん、せっかく購入した高価な木材達ですから、少しでも長持ちして欲しい、という願いも込めてます。数年後腐りました、シロアリ湧きました、とかは本当に勘弁!!

 

塗装作業にはかなりの場所と時間を要しますので、基礎製作の段階から少しづつ進めることで、基礎完成後速やかに組み立て作業に取り掛かることができるようになります。

 

ウッドデッキの塗装はキシラデコールで決まり!

こちらがウッドデッキに使用する木材の塗装に使用する道具達。

浸透性塗料で有名なキシラデコールと、それを木材に塗る為のウエス(布)、ビニール手袋、軍手です。

浸透性塗料って?浸透性塗料とは文字通り塗料が木材に染み込んで、塗料が木材と一体化するようなイメージの塗料です。木材に油を染み込ませるような感じかな?原色系の色に鮮やかに発色させるとかは難しいけど、木目等はそのまま維持されるので、木材の質感を損ないません

一方で木材と塗料が一体化せず、木材の表面をコーティングするようなタイプの塗料もあります。わたくしの中では「ペンキ」って呼ばれる塗料がそういうタイプでしょうか。そういった塗料は発色が良かったりする等のメリットもありますが、木材をコーティングしてしまうので木材の質感が損なわれるというデメリットもあります。また、コーティングに傷がつくとその部分の防腐機能は損なわれます。

 

キシラデコールは浸透性塗料の代表格。いろいろな種類の色がありますが、わたくしはオリーブ色を愛用しています。シャバシャバで粘度の低い塗料なので、ウエスにたっぷりと含ませてスーッと木材をなぞるだけで誰でも簡単に、ムラなく塗装することができます。

 

塗装直後。こんな感じで木目を綺麗に残すことができるのが大きなメリット。

また、わたくしのようなド素人でもウエスでスーッとなぞっただけでこんなにも綺麗に塗ることができるのも大きなメリットですね。コーティングするタイプの塗料だと、素人がこんなに綺麗に塗装することはそうそうできるものではありません。

しかしながら、この塗料なかなかのお値段がします。

わたくしもたかだか塗料ごときに1万円とは如何なものか!?という思いが最初は強かったのですが、一度使ってからはすっかりこのキシラデコールの虜。もう、キシラデコール以外は考えられません。特にナチュラルな木の質感が好き!という方には是非試して頂きたいです。高いけど・・・。

 

気温にもよりますが、乾燥には2~3日必要となります。ウッドデッキの材料となるとサイズも大きいので、どうしてもたくさんの場所が必要となります。一度に作業を行うと大変なので、基礎製作と並行して少しづつ作業を進めましょう。単調な基礎製作の、よい息抜きにもなりますしね。

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