ウッドデッキ製作作業

ウッドデッキの床下収納は難しい[第三期ウッドデッキ設置作業⑦]


我が家のウッドデッキは実はまだまだ未完成。

昨年の夏のプールの季節までに床部分だけでも仕上げたかったんだけど、結局間に合わず終い。

それ以降は特に急ぐ理由も無くなったので、かな〜り作業のペースが落ちてしまいました。それでものんびりペースで少しづつ作業を進めていますので、その作業内容を紹介したいと思います。

 

ウッドデッキの床下収納は難しい

今まで3回に分けて徐々にウッドデッキの拡張に取り組んできましたが、今回は初めて『床下収納』に挑戦。

実際に作業を行って分かったことは、床下収納を作るのは結構難しい!ということ。

構造自体は難しいもんじゃないんだけど、とにかく部品の分割が多くて作業自体が手間なのと、部品の分割が多くなるとピシッと綺麗に仕上げるのが難しいことが分かりました。

 

特に頭が痛いのが、こういった根太の切断部分。床下収納の為に根太の一部を切断するとこのように段差が出来てしまうのです。

いくら水平調整をしても改善しないので、恐らく木材の反りや寸法の誤差だと思うのですが、このままではとてもじゃないですが床板を張れません。

一本もの木材なら多少反りや曲がりがあっても全然問題無く床板を張れるので、それ程反りや曲がりを気にしたことはありませんでした。しかし、このように切断した木材を組みわせる場合はその影響がとても大きくて驚きました。

この問題を解決するには、現物合わせで段差部分を削ってやる位…かなぁ。めんどっちいなぁ。

 

この部分なんて根太が根がらみ(大引き)から浮いています。どっちも水平なのは間違いないんだけど、実は根太の方がしなっているのです。ここは無理矢理修正しつつ、根太と根がらみをコーススレッドなどで物理的に接合してやれば大丈夫でしょう…多分。

 

また、この床板部分もガッタガタになっちゃいました。

床下収納スペースを設けようと思ったらどうしても既存の床板との間が僅かに空いてしまったので、苦肉の策でこのような処理になってしまったのです。最初からちゃんと拡張部分まで設計していたらこうはならなかったハズなんですが、行き当たりばったりだとこうなっちゃうんだという例ですね。

 

隣の床板と構造上繋げることはできるので、何年後になるか分かりませんが、隣の床板を張り替える時までこのガタガタで我慢。

やっぱり部品の分割が多くなればなるほど、加工時の誤差や木材の寸法違いなどの影響がどんどん出てくるので、ピシッと仕上げるのが難しくなるんだなぁ、と痛感。

 

床下収納はこんな感じ

肝心の床下収納はこんな感じになりました。

最初はヒンジ金具を取り付けてパカパカ開けれる仕様にしたかったんだけど、いくら探してもステンレス製でちょうどいい大きさの金具が見つからなくて断念。材質を問わなければあるみたいだけど、ステンレスじゃないと錆びてしまうし…

今最大の懸念は、夏場ここの蓋をパカッと開けた瞬間、蜂の巣があって襲われるんじゃないかということ過去にウッドデッキの下に蜂の巣が出来たことがあるから、蜂の巣対策は絶対しようと心に誓っています。

 

床下収納の蓋の大きさは950mm×540mm。床板の下には3本の根太もあるので、結構重いです。いや、かなり重いです。

男性なら持ち上げられないことはないと思うけど、女性にはかなり厳しい重量かも。材質は床板がウリン、根太がサイプレスです。木材1本1本なら当然難なく持てますが、このように複数の木材を組み合わせると結構な重さになってしまうみたい。

開口部の大きさは収納の使い勝手にも直結しますが、こう重くなるとあまり開口部を大きくするのも考えもの。どうしても大きくした場合は、蓋を分割式にする必要があるでしょう。

 

後は目隠しフェンスと階段だけ

2019年の作業予定でも紹介しましたが、残る作業は目隠しフェンスと階段の設置だけ。それで、3年にも及ぶDIYでのウッドデッキ制作も終了の予定。楽しかったけど、長かったー!!

ただし階段の方はただの階段じゃなくて、懲りずに少し凝った形状にしようかとも思っていますので、完成までにはもう少し時間が掛かりそうです。

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