ど素人のわたしがガーデニング小屋と並行して、DIYでせっせと作っておりますサイクルポート。
屋根下地もできて、まだ記事にはできてないけど水切り金具も取り付けて、次は天気の良い日に屋根の仕上げだ!って考えておりましたが、ここにきて大問題発覚です。大失敗です。
これは、まさかの基礎からやり直さなければならない予感・・・。
柱が真っすぐじゃない気がするんです
わたしが製作しておりますサイクルポート、屋根は5本の支柱で支えているんです。しかしながら、随分前からその内1本が斜めっている疑惑があったんです。
画像じゃ分かり難いですが、この一番手前の柱。他の柱よりもちょっと斜めっているんです。赤いラインが垂直のライン、そして黄色いラインが実際の柱のライン。わかりにくいけど、実物をじっくりみるとどう見ても斜めっているように見えるのです。人間の目って思っているよりも正確ですから、こういう違和感は馬鹿に出来ません。
とはいうものの、柱を立てる段階では柱が斜めっているのなんてよくあることですから、補強材などを取り付けて矯正していけばそのうちきっちり垂直になると思っていたんです。
ところがそんな甘い予想とは裏腹に、補強材を取り付けた今でもこのように斜めっているまんまなんですよね。これはおかしい。なんかおかしい。
原因は基礎の束石
認めたくはないけど柱が斜めっているみたいなので、手直しする為にもその原因を特定しなければなりません。
まぁ、怪しいのは屋根ですよね。
屋根の構造部分となる桁などの木材は比較的長さのある材料を使っていますし、垂木なんかもいろんな加工をしていますから、きっちり精度がでているかと言われるとちょっと怪しい感じ。木材自体のしなり・曲がりもあるし、なによりわたしの加工精度に一番自信がありません。
しかしながら、屋根部分の寸法には全く問題はありませんでした。自分でも驚くくらい、いい精度で出来ています。
上部分が問題無いならば、残るのは下部分だけ。認めたくはないけど、基礎が怪しいってことです。
隣り合う柱との間隔を、柱の上部分で測定すると1,110mmほど。これは問題ない別の場所と同じ数値です。
ところが、同じ柱でも柱の下部分で測定すると1,060mm。なんと50mmも寸法がズレているじゃありませんか。原因はこの基礎となる束石の設置場所が50mmズレていたことだったのです。
しかしながら、当然ですが束石を設置する際の位置には細心の注意を払っていました。この束石もいつもと同じように計測を繰り返して調整していたはずなんですが・・・。
そうはいってもこのように50mmズレていたという事実があるんですから、設置作業の際にどこかでミスってしまっていたことを認めざるを得ません。しかし、よりにもよって基礎かぁ・・・。
面倒だけど基礎の修正はやっぱりやろう
というわけで、こちらが問題となっている基礎。
当然ですが砕石層の上にすでにモルタルでガチガチに固められていますので、これをやり直すのは超絶面倒臭いです。
もう50mmくらいいいじゃん・・・
ってここ数日ずっと悩んでいたんですが、せっかく手間暇かけて作っているのでやっぱり妥協はしたくありません。このまま放置したところで、これから先もずーっと気持ちの悪いモヤモヤ感が残ってしまいそうなので、とても面倒臭いですがやっぱりこの部分はやり直そうと思います。
なにかでサイクルポートの屋根を受けて、柱を一時的にどけて、束石を破壊して、整地して、また束石を固定するのです。
一度基礎をミスってしまうとこのようにとても大変なことになるので、基礎を製作する際はこれでもかというくらい寸法の確認をしなきゃだめですね(やってたつもりなんだけどなぁ)。