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アウトドア用のテーブルを超簡単に自作しちゃおう!DODの『テキーラレッグ』が超便利


昨年の秋頃から何度か宣言してきましたが、今年の目標の一つは子供たちの為にキャンプデビューすること。その為に昨年の増税前から少しづつキャンプギアを集めておりました。

ところがそんなタイミングで襲来してきたのが、皆様ご存知の新型コロナウイルス。

こいつのせいでその計画にも大いに影響が出てしまいました。最初は『キャンプ場のような密にならない屋外なら大丈夫!』って感じだったのに、管理棟が閉鎖されているとか、シャワーが使えないとか、もうそれ実質的にキャンプ場閉鎖じゃね?状態。キャンプデビューしたくても出来ないじゃないか!!

…というわけで、今年の目標の一つだったキャンプデビューは、自宅でのお庭キャンプとか近所の極小キャンプ場での日帰りキャンプとなってしまったのでした。

まぁ、仕方がないよね。

 

アウトドア用の机が欲しい!

相変わらず新型コロナウイルスが無くなる気配もないもんですから、ここ最近も引き続きお庭キャンプや日帰りキャンプを繰り返しているわたし。

そんなプチキャンプでも何度か繰り返していると自ずと自分のアウトドアスタイルが出来てきて、その為に必要となる道具が分かってくるというもの。

どうやらわたしに必要なものの一つは、低くて広く、それでいてコンパクトに持ち運べるテーブルのようです。

我が家の子供はまだまだ小さいので、チェアにゆったりと座るよりかはレジャーシートの方が落ち着くみたい。しかしながらアウトドア用のテーブルの多くはチェアと組み合わせて使うことが想定されているものばかりで、結構高さがあるんですよね。

地べたに座るキャンプのスタイルを示す「お座敷スタイル」って言葉もあるくらいなので、そりゃ探せば低いテーブルもあるのですが、その多くはソロキャンプや少人数用の小型のもの。ファミリーサイズは意外と少ないのです。

そんなただでさえ選択肢が少ないというのに、わたしの場合は更にコンパクトに運搬可というわがままな要望がプラス。テントなど他のギアもファミリーサイズで場所をとるので、コンパクトじゃないと車に積めません!

そんなわがまま放題を満たす既製品は当然見つからないので、今回はDIYで自作することに。売ってないなら、作ればいいんだ!

 

作ったけど、実質作ってません

なんて素敵なDODのテキーラローレッグ

売ってないなら、作ればいいんだ!なーんて格好つけましたが、ごめんなさい、今回はほぼ作ってません。

いや、最初はバリバリ作るつもりだったし、なんなら図面まできっちり書いたんです。

しかしながら、途中ですんごくいいものを見つけちゃったんです。

それがDODのテキーラローレッグ

落ち着いた色調で統一され、かつわかりやすいDODの製品はわたしのお気に入り。以前購入したタケノコテントを始め、我が家はDODまみれ。性能を比較すると優れているのかどうかは分かりませんが、わたしの場合は暖かい時期のファミリーキャンプが目的ですからね。それほど性能は必要ありません。

 

さて、こちらのテキーラローレッグですが、これはテーブルの脚です。ご覧の通り細いけどしっかりした鉄製で、コンパクトさは十分。マットな質感で、手触りはザラザラする感じ。

元々はテキーラプレートっていう専用の天板と組み合わせて使うものなんだけど、その専用天板が結構なお値段。

いや、格好いいし造りもいいんだろうけど、天板を作る為にはこれが3枚必要で、そうなると天板だけで1万円ほどの出費となります。わたしの場合ですけど、アウトドア専用のテーブルにそこまでお金掛けれません。

というわけで、今回はこのテキーラプレートの代わりとなる天板を自作しちゃいましょう。とっても簡単ですよ。

 

テキーラプレートの自作

用意したのはこちら、1×8のSPF材。近所のホームセンターで買ってきました。これに加えて、1×4材も合わせて用意しましょう。ホームセンターでは様々な長さの木材が売っていますが、6F(約1820mm)までなら一般的な乗用車でもまだなんとか持って帰ることが出来ます(工夫は必要ですが)。

 

これを半分にサクッとカット。今まで使ってた卓上丸ノコだと一発で綺麗に切れなかったけど、スライド丸ノコだと超簡単!超綺麗!買ってよかったスライド丸ノコ。超うるさいけど

 

1×8材2枚と1×4材1枚を組み合わせると、まぁ狙いすましたかの如くぴったんこ。あっという間にテーブルの完成。DIYブログで紹介するのも申し訳ないくらいとっても簡単。使っている木材も柔らかいSPF材だから、電動工具じゃなくても簡単に切断出来ますよ。

ちなみに、DODのテキーラプレートはだいたい1×6と同じ寸法。ということは1×6材を3枚並べて作っても良かったのですが、1×8材と1×4材を組み合わせた方がよりぴったりの寸法に仕上がるのです。

 

下段にもワンバイ材を入れることが出来ます。ここに板を入れてものを置くくらいならレジャーシートの上に直置きするからわたしは使ってないけど。

 

このワンバイ材を使った天板自作には費用を抑えることが出来るというメリットがありますが、それ以外にも自分好みの大きさのテーブルを作れるという大きなメリットがあります。

今回はテキーラプレートと同じくらいの長さ910mmでの製作の様子を紹介していますが、その後多人数キャンプ用に長さ1,500mmのものも製作しました。多少しなるけど、多分、大丈夫な感じ。…多分。

 

収納グッズも自分で作ろう

テキーラローレッグと自作天板を分解したらこんな感じ。これなら十分コンパクトと言えるのですが、問題となるのが運搬方法。

DODのテキーラプレートなら専用のキャリーバッグが売られていますが、それは当然1×8材には使えません。テキーラプレートは1×6材の寸法ですからね。

かといって、このままじゃバラけてどう考えても運搬効率が悪いじゃないですか。

 

そこで準備しましたのが、こちらのナイロンベルトとバックル類。やっぱり近所のホームセンターで買ってきました。ホームセンターって何でも売ってて、本当に便利!

 

これらを適当な長さにして組み合わせたら、簡単に収納グッズが出来上がり。

…見た目が悪いのはご愛嬌。機能は問題ないから、時間があるときにでも格好良く作り直すとしましょう。

1×6材を3枚組み合わせて天板を作ったら運搬に関してももっとコンパクトになるし、なんならDODが販売しているキャリングケースも使えます。テーブルの広さを取るのか、運搬性を取るのか、なかなか悩ましいところですね。

 

デメリットを許容できるなら、天板自作はおススメ

というわけで、今回はアウトドア用テーブルを作りましたのご紹介でした。まぁ、板を切っただけですけど。

ところで、DODが販売している本物の天板テキーラプレートは、鉄で出来ています。その為焚き火の上でも使えるのが特徴のひとつなんですが、残念ながら今回製作した天板は貧弱なSPF材で出来ています。焚き火の上で使おうものならすぐに燃えちゃうし、重たいダッチオーブンなんかを乗せたらきっと曲がっちゃうでしょう。

ここらへんのデメリットが許容出来ないのならば、素直にDODの製品を購入しましょう。高価だけどカッコよくて恐らく強靭ですしね。

一方で焚き火の上に置かないし、重たいものも乗せないライトな使用方法なら、自作天板はオススメです。安価だし、寸法も自由に出来るメリットは大きいですからね。

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