家具・インテリア用品の紹介

無印良品のダブルベッドがギシギシうるさいのでDIYで直したお話


今回は超お気に入りの無印良品製ベッドがあまりにギシギシ五月蠅かったので原因を調べてみました、というお話です。

ベッドがギシギシ鳴るのが気になっている方、原因は意外と単純で簡単に直るかもしれませんよ。

 

無垢材の家具って良いよね!

今時の家具ってリーズナブルな製品でもとても丈夫に出来てるから、普通に使ってたらそうそう壊れるものじゃありません。壊れていないものを捨てて買い替えるというのも勇気のいることなので、家具に関しては一度購入したら一生使い続けるという物が多いんじゃないでしょうか。

なので、わたしは家具を買う時は一生使う物であるという前提でかなり慎重に選びます。その為に本当に多くの家具を見ますし、一時期話題になった大塚家具も行きました。すげー苦手な空気だったけど。

今までの家具選びの結果、わたしは無垢材の家具が好きということとシンプルな形状の家具が好きってことが分かりました。無垢材の家具って独特の温かみがあって良いですよね。大好きです。材質は高級素材のウォルナットなんかは重厚感がありすぎてあまり趣味ではなく、明るい色調のオークが好きです。

そんなわたしの趣味嗜好にぴったりかつ、リーズナブルな価格がうれしいのが無印良品のダブルベッド

テーブルや椅子はいくらでも無垢材の製品があるのに、無垢材のベッドってあまり売ってないんですよね。

なのでベッドはもう無垢材じゃなくていいか…と半ば諦めていたところ、たまたま入った無印良品の大きな店舗で見つけました。無印良品大好きなのに、全然それまで知らなくてとてもびっくりしたのを覚えています。

無垢材ベッド・オーク材・ダブルという商品名だったと思うんですが、オーク材の無垢材を使用しているにも関わらずリーズナブルなお値段で超うれしかったのを覚えています。また、同じ無印良品からマットレスが発売されているので、フレームとマットレスの相性を悩まなくていいのも決め手でした。

本当は木の質感そのものが味わえる無塗装が良かったのですが、こちらは透明のラッカー塗装品。少し、テカテカしています。

なお、最近検索したらこの商品はもう売ってなくて、オーク材のベッドは突板(板の表面部分にだけ薄いオーク材を貼った板)のものしか無いようです。

 

無印良品のベッドがギシギシ五月蠅い問題

そんなすっかりお気に入りの無印良品のダブルベッドですが、そのお気に入り具合をひっくり返すような問題が発生しました。

ギシギシ、ギシギシと、すげーうるさい。

何もベッドの上で飛び跳ねたりする訳じゃなくて、普通にベッドに乗り降りするだけでギシギシ。寝返りを打ってギシギシ。子供の眠りが浅い0歳児の時なんか、子供を抱っこで寝かしつけてベッドに置いた時ですらギシッ…と鳴り、その音で子供ギャン泣き!経験者ならお分かりになると思いますが、0歳児の寝かしつけは苦行です。それがベッドのせいで更に大変になるなんて!!あぁ、マジ切れ寸前。切れる相手はベッドですが。

そのようなことが続き、せっかく購入したこのベッドは徐々に使わなくなりました。

 

ギシギシの原因は何だ?

ベッドを使わなくなって2年ほど経過したある日、こんなでかいベッドを使わないのは勿体ないぞ、という気持ちが沸々と湧いてきて、ギシギシ音の原因を究明することにしました。

直るなら直したいし、直らないならスペースが勿体無いので売却すればいいですし。

最初はマットレスのスプリングを疑っていたのですが、マットレスを取り外してその上でボンボン飛び跳ねても一向にギシギシ音は鳴らず。

うーん、ということはフレームかぁ…。木材の収縮とか、無垢材特有の問題とかなら嫌だなぁ…とフレームに視線を移すと、あっと驚くものを発見。

ネジ、ゆるゆる。

ベッドフレームの各パーツを連結しているボルトなんですが、どう見ても緩んでます。他の場所も緩んでます。

六角レンチでしっかり締め直すと、ギシギシ音はピタリと止みました。

どうやらわたしはただのネジの緩みのせいで、2年以上も悩まされていたのです。

安物でも良いので、こんな感じでいろんなサイズの六角レンチがコンパクトにまとまっている工具があると、何かと便利ですよ。

 

やっぱりベッドは快適

ギシギシ音が鳴らなくなって早速ベッドでの睡眠生活に戻ったのですが、やっぱり最高ですね、ベッドというものは。

畳の上にエアウィーブのような高級マットレスを敷くのも確かに快適ですが、ベッドの圧倒的な厚みのマットレスによる効果は絶大です。

なお、元々このベッドの組み立てはわたしがDIYでやったのではなく、購入時のオプションで搬入・組み立てサービスを注文し、業者の方にやって頂いたものです。

業者さんの組み立てミスなのか、それともその後徐々にボルト達が緩んでいったのかはもはや確かめる術はありませんが、ベッドのギシギシ音というのはフレームの揺れやズレによるものであることが分かりました。

今回はネジの緩みが原因でしたが、フレームの精度の悪さだとか、パイプベッドのようなものであれば剛性の弱さが原因となるでしょう。

ベッドのギシギシ音に悩まされている方は、一度マットレスを取っ払ってフレームの点検をしてみては如何でしょうか。

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