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お庭を作るときに芝生を張ってもらったけど、その後のお世話がわからない!そんな素人の為の芝生のお世話コーナー。紹介するわたしも、もちろん素人。ど素人。
4月に引き続き5月に行う作業についても素人目線でご紹介します。
先月(4月)の芝生の様子やお世話はこちらをどうぞ! Contents1 四月の高麗芝のお世話1.1 雑草を抜こう!1.2 肥料を撒こう!1.3 目土を入れよう1.4 水遣り、芝刈りは不要です2 芝生を張るには良い時期 我が家の庭の大部分は芝生にしていま ...
4月の高麗芝のお世話
5月の高麗芝のお世話
5月の水遣り
高麗芝や姫高麗芝の場合は特に不要です。
とは言っても水遣りしたら腐から絶対ダメ!とかいうわけではなく、”放ったらかしで大丈夫”くらいのニュアンス…だと思います。別にじゃんじゃんお水遣りしたからといって腐るとかいうことはないでしょう。
なお、4月や5月に芝を張ったばかりの場合はまだ根がしっかり張ってないので、枯れないように水遣りしなければなりません。
5月の肥料
4月同様、粒状の肥料を月の頭くらいに1回だけ撒いときます。撒く量は市販の芝専用肥料であればその製品の説明書に書いてあると思いますが、わたしが購入した製品では4月に行った時の2倍量の量を5月に撒くように記載されていました。製品によって量は当然異なりますので、しっかり説明書を確認しましょう。
これまでのわたしの乏しい経験上、別に肥料を撒かなくても芝生はそれなりに成長してくれます。しかしながら早く青々して欲しい!とか、綺麗な芝生にしたい!という思いがあるのであればやっぱり撒いといた方が良いと思いますよ。
芝刈りを開始しよう
4月に萌芽して、5月に入って本格的に緑に色付いたきた芝生。5月以降は目に見えて芝生が伸びてくるようになります。
伸びた芝生は刈らないといけません。そう、5月からは芝刈りが始まります。秋まで続く作業で、芝のお世話の基本となる作業がこの芝刈り。
芝刈りは芝生の高さを揃えて見た目を美しくする為の作業と思われがちですが、いやいやそれだけではありません。
芝生は芝刈りをすることで横に広がる成長が促され、芝生の密度が上がって雑草が生えにくくなるなどのメリットがあるのです。
イメージとしては、上に伸びても刈られるから、横に逃げろー!って感じ?いやはや、芝生って賢いですね。
5月の芝刈りの頻度
そんな重要な芝刈りですが、5月は2週間間隔位で十分です。5月頭にしたら、中旬と月末の計3回。
芝刈りは芝の葉っぱを切断するものなのですが、あまり芝生を放置して背丈が高くなると葉っぱではなく茎を切断してしまうようになります。軸刈りと言って、見た目が悪くなる他、芝生にとってもダメージが大きい状態です。
なので芝刈りの間隔を空けすぎるのは良くないんですが、この時期はまだ芝生の生育も激しくないので2週間位に一回で充分、ということです。
中央の茶色になっている部分が軸刈りになってしまった場所。こうなると芝生らしい青々した見た目に戻るには結構な時間が必要となります。
芝刈りの道具
個人で使用する芝刈りの道具はリール式の芝刈り機、芝バリカン、芝刈り鋏の3種がメジャーかと思いますが、どれが良いかは芝生の広さやお庭の形によるので一概には言えないところ。というのも、各道具にはメリットもあればデメリットもあり、万能な道具というものは存在しないからです。
例えば、リール式の芝刈り機は作業効率が良くてしかも綺麗に仕上がるというメリットの一方で、細かいところの作業はできないというデメリットがあります。高価なのも素人には痛いところ…
細かい作業には芝刈り専用のハサミが便利ですが、手作業なのでどうしても広範囲をスピーディーに作業するのには向いていません。また、芝の高さを均一に揃えるのも苦手。
芝刈り機や芝バリカンでは届かない端っこを綺麗にする為の道具として使用するには最高に便利なのですけどね。というか、この道具でしかできないことです。
芝バリカンは、芝刈り機と芝刈り専用のハサミの中間的な役割といったところでしょうか。
このように芝刈りの道具については使ってみて初めて分かった点がいろいろとありますので、また別の機会に詳しくご紹介したいと思います。
サッチングやローンスパイクでの穴開けはもう少し待ちましょう
芝生の更新作業とも呼ばれるサッチング(枯れた芝の葉を取り除く作業)や、ローンスパイクでの穴開けは芝生の生育にとても大切な作業。
しかしながらこれらの作業は芝生にかかる負担もとても大きい作業です。
5月の芝は勢いが出てきたとは言えまだまだ本調子ではないので、これらの作業は6月まで待ちましょう。
サッチングとはこのように熊手等で芝生の表面をガリガリ掻きむしる作業で、見た目通り芝生にとても負担が掛かるようです。しかしながら、この作業もとっても大切な作業なのです。6月になったらやりましょう。それまで我慢。
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『サッチング』は芝生の通気性確保の為の重要な作業。その頻度と方法は?
Contents1 サッチングとは何でしょう?2 サッチングにはいろんな考え方があります3 サッチングの時期、頻度4 わたし的サッチングの方法5 サッチングに使用する道具6 さぁ、サッチングしよう! ...