お庭を作るときに芝生を張ってもらったけど、その後のお世話がわからない!そんな素人の為の芝生のお世話コーナー。紹介するわたしも、もちろん素人。ど素人。
1月に引き続き2月に行う作業についても素人目線でご紹介します。
先月(1月)の芝生の様子やお世話はこちらをどうぞ! Contents1 1月の高麗芝のお世話1.1 1月の芝生の状態1.2 1月のお水遣り・肥料・芝刈り1.3 雑草が残っていたら取り除こう お庭を作るときに芝生を張ってもらったけど、その後のお世話がわか ...
1月の高麗芝のお世話
2月の芝生の状態
1月から2月と言えば一年で最も寒い時期。先月に引き続き、芝生はまだまだ冬眠中。
わたしの住んでいる地域でもこのように雪が積ることが年に数回あります。
このような厳しい寒さに耐える為、芝生は地表部を枯らして、地中で暖かくなるのを待っています。
待っているはず…
はず…なんですが、良く見ると意外と緑色の葉っぱが残っていることに気付きます。
雪が積っているというのに、なんともまぁ元気なものです。夏から秋にかけて肥料を与えすぎちゃったかな?
この調子だと、もしかすると萌芽が始まる春先まで緑色が残ったままかもしれませんね。
この時期の茶色の芝生はあまり見栄えの良いものではないんですが、最近はシマトネリコが落葉するようになり落ち葉がいい感じに落ちてきます。なんだか秋のような雰囲気で結構気に入っているですが、どうでしょう?
2月の高麗芝のお世話
1月に引き続き、水遣り・芝刈り・肥料やりといった作業は一切不要です。
エッジカッターで端っこ部分を綺麗にしよう!
この時期の芝生は一年一番枯れている状態です。つまり、表面の葉っぱもスッカスカな状態。
この時期に行っておきたい作業が、エッジカッターによる端っこ部分の処理。
芝生ゾーンの端っこ…例えばレンガとの境目や建物とぶつかる場所は、どうしても芝刈り機が届かなくて芝が伸びっぱなしになります。
芝刈りハサミでマメに刈るようにはしていますが、そもそも端っこ部分の芝生は横に伸びることが出来ないので、成長パワーを全て上に使ってしまいすぐに伸びてしまうのです。
この厄介な端っこ部分の芝生を、今の時期にきれいさっぱりリセットしてやるのです。
使用するのはこちらのエッジカッター。
わたしはネット通販で購入しましたが、最近、近所のホームセンターにも普通に置いてありました。それだけ一般的な用具ということでしょうか?
方法はとっても簡単。
エッジカッターで端っこ部分の芝に切れ込みを入れ、周囲の芝生から切り離すだけ。
あとは手で引っ張れば端っこ部分の芝が綺麗さっぱり取り除くことが出来ます。
芝生を取り除いた部分には目土を入れておけば、また芝生が伸びてくるでしょう。
もちろんしばらくは上方向に芝生が伸びてこないので、まさにこの部分だけ芝生がリセットされた状態なのです。
ちなみに、
わたしは以前はこんな感じで鍬(クワ)で作業をしていました。
この鍬でも十分芝生を切り離して取り除くことが出来るのですが、綺麗に直線状にするにはエッジカッターのほうがずっと便利です。そして、ずっと安全ですよね。
エッジカッターはこのような飛び出た芝生の処理にも使えます。
サクッと境界線に差し込むだけで、
きれいになりました。
一度購入したらそうそうダメになるものでもありません。2千円程度とそう高いものではないので、収納場所があるなら揃えておいた方が良い道具だと思います。
まとめ
2月は一年で最も寒い時期なので、冬は休眠状態になる高麗芝のお世話自体は何もすることがありません。
しかし、3月以降は気温の上昇と共に芝生も目覚めてきます。その為の下準備であるエッジカッターによる端部の処理や、雑草があるのであればその除去などを行いましょう。
なお、この1月末から2月にかけての芝生のお世話に関しては、様々な考えがあるようです。
例えば、古い葉っぱを取り除く為にあえてこの時期に芝刈りをするという人がおられたり、芝焼きをするという人もおられます。
わたしは家が住宅地にある為、環境的にとても芝は焼けません。そもそもあまり必要性も感じていませんので、たぶん一生芝を燃やすことはないでしょう。
しかしながら、奈良の若草山の山焼きのようにこの時期の芝焼きは昔から先人の知恵として実際に行われていることです。なので、わたしはしないけど、”きっと効果はあるんだなぁ”とも思っています。興味のある人は、実際に芝焼きを行ってみて、その後の成長の様子なんかを確認してみるのもいいですね。